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ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

浅所海岸でユリカモメ

2022-02-17 06:08:33 | 

昨日の続きです。

青森市の隣の平内町にあります浅所海岸で出会った鳥です。

今日はユリカモメです。

 

私の地域では、ユリカモメもカモメもほとんど来ないし、

来ても数羽です。

浅所海岸では、大きな群れで毎年来ています。

 

手前を飛んでいるのがユリカモメ、

背景にはカモメも混じっています。

 

 

手前の2羽はユリカモメ

カモメは残念ながら近くからは撮影ができず、

見るだけになりました。

 

 

赤い嘴、赤い足、頬に黒いボッチがあるかわいいユリカモメ。

水鏡に映っている自分に気づいているのかどうか?

狙いはこの辺にいるカニなどです。

 

 

この子は羽繕い中。首が長いですね。

 

 

左の子は何か餌をゲットできたようです。

カニっぽいフォルムです。

後ろの子が狙ってますよ~。笑

 

 

カイカイしてますね。笑

 

 

手前のオナガガモに比べたら、ユリカモメは小柄ですね。

ユリカモメは37-43cm。

なんとなく二重まぶたに見えるのもかわいいです。

 

 

ハクチョウたちとは一定の距離を保ちつつも、

人が餌やりを始めると、ユリカモメたちもバーッと飛んで来て、

仲間に入っているようですが、

ユリカモメはパンなどを食べるのか??

。。。と思って調べると、

幼鳥ほど、人の与えるパンなどを食べる傾向があり、

成鳥ほど自然界の生物の採餌能力が高いので、

あまり食べない傾向があるとのことです。

 

 

 

 

大きく羽を広げてくれました。

 

 

飛翔姿。

普段、セグロカモメやウミネコを見慣れているので、

より一層ユリカモメが小さく感じられます。

 

カモメ類の判別も難しすぎて、私には無理ですが、

ユリカモメはすぐわかるので嬉しいです。

大きさの基準になるユリカモメ。

 

ユリカモメ < ウミネコ < セグロカモメ

 

だそうですよ。

 

かわいいユリカモメですが、

未だに夏羽(顔が黒くなります)には会ったことがありません。

青森県内には、春にまれに夏羽に変わったユリカモメが

数羽報告される事はありますが、毎年とは限りません。

真っ黒な顔になる前に居なくなってしまいます。

春先、ここに来たら夏羽にも会えるかしら。

でも、毎年、春にはここに来る時間がありません。

残念でなりません。。。

 

でも、今年もユリカモメたちに会えて感謝でした。

 

 

***

 

昨日は吹雪か大雪になるかしらと心配でしたが、

真逆で、午前も午後も快晴で、とても気持ちのいい一日でした。

雪も少しずつ溶けていて、屋根からポタポタと雫が落ちています。

でも、屋根の雪はまだまだ深く積もっていて、

完全に無くなるのは3月後半くらいかも。

 

。。。なんて言っているうちに、もう2月も後半なんですね。

 

明日は、浅所海岸の帰りに立ち寄ったカフェの

テイクアウトお弁当を紹介しましょうね。

ボリュームのあるおいしいお弁当でしたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


浅所海岸のキンクロハジロたち

2022-02-16 06:12:42 | 

月曜日のお休みの日、少し小雪が舞う中でしたが、

陸奥湾に接した平内町の「浅所海岸」へ

夫に連れて行ってもらいました。

ここも県内有数の白鳥飛来地です。

 

陸奥湾を境に、西側(津軽地方)と東側(太平洋側に近い)では

天気ががらっと変わります。

西は雪と曇りの天気が多く、東は晴れが多いのです。

(ちなみに文化も言葉も随分違います)

 

青森市を抜け、平内町に入ると、やはり雪も止み、

青空が出ていました。良かった!

 

浅所海岸です。

オナガガモの群れ

 

 

ごく一部ですが、オオハクチョウたち。

今年は寒さが厳しい為か数が少ないようです。

 

今年か昨年かわかりませんが、

ここの幼鳥たちに悲劇があったようです。

餌をもらえると思ったハクチョウの子供が

道路まで出てしまい、車に轢かれて死んでしまったのだそうです。

それで、入り口に「餌やり自粛」の看板が出ていました。

(「自粛」ではなく「禁止」すべきだと思いますし、

看板には「駐車場」や「道路」での自粛要請であり、

海岸では餌やりが許容されているので、矛盾を感じましたよ。)

 

さて、ハクチョウたちと一緒に浮かんでいる数種の水鳥たちの中で、

今回は「キンクロハジロ」をアップしようと思います。

 

キンクロハジロは多くはありませんが、ハクチョウたちの中で

仲良く過ごしていたようです。

白と黒のはっきりしたツートンはオスです。

 

まん中と右の茶系の子たちがメスです。

オスもメスもトレードマークのお下げ髪があります。

 

 

寝ていたのかと思ったら、目を開けていましたよ。

 

 

キンクロハジロはいつも遠くでしか見られませんが、

ここでは人に慣れているため、割と近くで見ることができます。

この子のお下げは短めですね。若い個体なのかもしれません。

光彩の黄色が目立ちます。

 

 

お下げにも様々あって、この子の頭の毛は

かなりボサボサしていますね。

 

 

この子のお下げを見た時、三つ編みのようにも見えましたよ。

まさか編めるはずもなく、誰かが編んだはずもなく。笑

冠羽が長いのは成鳥だそうです。

 

この子は羽繕いに余念がありませんでした。

 

 

 

 

突然、走り出したかと思ったら、

 

 

飛びました。

羽を広げると、結構長いのですね。

なかなかステキな飛翔姿を見せてくれましたよ。

 

キンクロハジロ(金黒羽白)

カモ目 カモ科 ハジロ属

名前の「金」は目の光彩の黄色が由来だそうです。

日本には冬鳥として越冬しに来ますが、

北海道では少数が繁殖しているようです。

 40-47cm 

 

 

明日はユリカモメです。

 

 

***

 

今日は全国的に悪天候になりそうですね。

大雪が予想されている地方の方々はご注意下さいね。

こちらも雪マークがありますが、

ドカ雪にならないようにと願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


元気な様子のジョビ子ちゃん&キジ君

2022-02-15 06:20:29 | 

津軽富士見湖の「鶴の舞橋」に行く前に、

先日訪問して出会ったジョウビタキのメスの「ジョビ子ちゃん」は

その後まだ居るのかどうか、元気かどうか気になっていたので、

再び立ち寄ってみました。

 

初めは姿が見つけられず、やはり寒さで移動したのかと思い、

ジョビ子ちゃんを諦めて別のエリアを探索し、また戻って来たら、

 

ちゃんと居るではありませんか!!

あの時のジョビ子ちゃんに違いないと確信しています。

だって前回と同じ行動(標識に乗る、生け垣に隠れる)をしていたのですから。笑

 

 

おっとっと!ちょっと滑りましたねえ。笑

 

 

いろんな標識が好きなジョビ子ちゃん。

移動しても必ず標識に落ち着くのです。

 

寒くてふっくら膨らましたボディ。

こちらの事も少しは気にしている様子。

でも、この子、人間には慣れているみたいです。

ここは大人も子供も通りますからね。

 

 

 

そして、先日と同じ生け垣に降りました。

 

 

 

何か気にしている様子です。

見上げたり、見下ろしたり。

 

 

この子なりに考えているのです。

 

 

実は、ジョビ子ちゃんの頭上に、葉からたまに雫が落ちて来て、

濡れるようなんですよ。

でも、雫の落ちるのが速いので、

本人(鳥)は、この雫の正体がわからなかったようです。

「ナニよ、さっきから。。。冷たいじゃないのッ!」

・・・って言ってそうです。笑

 

 

 

少し移動して、雫から逃れました。

そして、しばらくまったりしてから、

またまた標識の上に戻って行きましたよ。

 

ジョビ子ちゃん、どうやらここを気に入っているみたいですね。

寒さにもめげずに、この辺の木の実などを餌にして、

とても元気に行動していて、安心しました。

春には行ってしまいそうですが、

当分はここで会えそうな気がしています。

 

 

さて、ジョビ子ちゃんを見つける前に、別のエリアを通ると、

 

真っ赤な完熟のズミ?の実がたくさん生っていて、

その木の真下には、明らかに大きめの鳥の足跡が!!

下枝の実は食べ尽くされていたのです。

これはカラスかキジではないかと思いました。

 

案の定、数分後に目の前に現れたのは。。。

 

 

キジ君でしたよ。

雪の高さで、半分しか見えませんでしたし、

私に気づいたせいで、猛スピードで隣のりんご畑に

逃げて行ってしまいました。

 

 

りんごの枝被りになりましたが、慌てて逃げまくるキジ君です。

そのスピードったら!! 動画に撮りたかったくらいです。

もっとも、動画に切り替える暇もない位の速さ。

いずれにしても無理だったと思います。

キジは飛べるのに、逃げるときは走りますよね。笑

スタコラサッサ。。。

 

 

***

 

 

昨日はお休みだったので、天気があまりよくなかったですが、

1年ぶりに平内町の浅所海岸に連れて行ってもらいました。

浅所海岸はハクチョウ飛来地ですが、

私はここでユリカモメが見たくて行きますよ。

 

次回から浅所海岸で出会った鳥たちです。

お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 


真冬の「鶴の舞橋」を渡ってみました

2022-02-14 06:00:12 | 風景・散策

昨日の記事の続きです。

タンチョウのタンちゃんに会う前に「鶴の舞橋」を渡りました。

実は真冬に渡るのは初めてでした。

 

橋から見える津軽富士「岩木山」です。

雲が少しかかりましたが、顔を出してくれました。

 

 

積雪で木の幹の半分が埋まってしまいました。

この鶴田町の積雪も100㎝を越えていると思われます。

向こうが津軽富士見湖にかかる「鶴の舞橋」です。

橋の上にも雪がたくさん積もりますが、

そのたびにスタッフの方々が、除雪機で雪を飛ばして下さっています。

雪に映る木の枝の影がユニークですね。

 

 

 

舞橋は木造の橋で、常にメンテナンスが必要です。

所々に大きな屋根がついていますが、

そこでも湖を眺めながら休む事ができますし、

春~冬の初めまでは、野鳥を見ることもできますよ。

(サギ類、カモ類、カイツブリ類、カモメ類など)

 

 

太鼓橋になっているので、雪が溶けていると、

たまに滑りそうになりますから、注意です!

欄干につかまりながら、そろーり、そろーり歩くのが良いです。

足の指に力を入れながら、ゆっくりと。

 

 

 

この日は良い天気でしたから、橋の影も美しく見えました。

 

湖が結氷した真冬にしか見られない景色ですよ。

 

 

遠くからスキーとストック、おまけにカメラを持って

橋の下を通る男性がおられましたが、

凍っているとはいえ、こんなことしていいものなのかどうか??

点々と何か印を付けて、身を低めて撮影しているようでした。

富士見湖パークの公認の方なのかな??

ずっと湖の上を歩いていましたよ。

 

 

私と娘も影遊び。笑

両手挙げているのが娘です。

手前の雪がぼこぼこしているのは、

除雪機で雪を飛ばしている為なんですよ。

 

 

湖は氷と雪で覆われています。

写真にはありませんが、野生動物らしき足跡も

曲線になって、自然の風景に溶け込んでいました。

 

 

湖のあちらこちらには木が植わっていて、

根が腐らないのはどうしてなのか不思議です。

12月初めまでは、ここに渡り鳥が多数来ていました。

今は閑散として、淋しい限りです。

春が訪れて、渡り鳥が中継地として羽を休めてくれるように、

一日も早く氷と雪が溶けてくれるといいな。

 

 

いかがでしたか? 真冬の「鶴の舞橋」や湖の風景。

何もない真冬の風景も、何だかとても静かで落ち着いてて、

空気はひんやりですが、日が当たればぽかぽかで、

外で過ごすのも楽しいですよ。

コロナ禍が終息したら、是非真冬の「津軽富士見湖パーク」に

おいで下さいね。

 

 

最後に、湖のわずかに解氷していた部分にいた

カモ科の鳥たちでおしまいにしますね。

 

比較的あたたかい日(3℃)でしたが、

オオハクチョウたちは顔をうずめて、片足立ちで寝ていました。

 

 

数羽のマガモもいました。

こちらはご夫婦かもしれませんね。

 

 

明日は、ここに来る直前に立ち寄った場所で、

再会できた小鳥のお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


タンちゃん、ついに自立する

2022-02-13 06:31:35 | 

2/11(金)のお休みの日、タンちゃんはどうしているかなと

気になって会いに行って来ました。

タンちゃんはタンチョウの雛で、この丹頂園で誕生しました。

 

久しぶりの園内はすっかり雪が深くなり、

肝心のタンちゃんも雪の高さでわずかしか見えませんでした。

 

昨年秋にようやく名前が公募で決まり、ネームプレートがつきました。

2020年6/13生まれなので、現在は今日で1歳8ヶ月になりますね。

タンチョウは実にゆっくりと成長するのだと実感しています。

 

 

さて、タンちゃんはどう変化したでしょうか?

雪で見えないので、どうにかこうにかして隙間から覗いてみると、

 

 

いました、いました!

また首と尾の黒さが一段と濃くなりましたね。

 

 

そして、もっと大きな変化は、

 

分かりますか?タンチョウの印である頭の赤い色が、

タンちゃんにもはっきりと現れ始めましたよ!!

 

 

逆光ぎみではありますが、確かに赤くなってきました。

もはや雛とは呼べませんね。人間で言うと、もう女子青年?

これから益々美しいタンチョウならではの姿に

変化していくのでしようね。

 

尾も黒々と。

 

 

実は、いつも一緒だった父と母は、ここにはいませんでした。

タンチョウは1年過ぎると独立させるそうです。

そうしないと、両親が次の繁殖ができないからだそうですが、

それにしても、両親はどこに行ったのかわかりません。

 

私たちが観察できる範囲には居なかったので、

立ち入り出来ないブースに居るのかもしれませんね。

(飼育員がその時いたら、伺いたかったですが。)

 

タンちゃんの成長記録は、もう少し続けたいと思います。

そう言えば、私はまだこの子の声を聴いたことがありません。

もっと成長して、美しい声で鳴き交わす姿を

見たみたいものです。

 

***

 

 

津軽富士見湖パークにはあまり鳥影はなかったですが、

カラ類が3種いたので、遠いながら撮影しました。

 

顔を横にひねりながら、松の実を食べているヒガラ

 

 

こちらはコガラ。この子も松の実を食べていました。

鳴き声がヤマガラとそっくりで、ニーニー鳴くので、

ヤマガラが居たかと思いました。

 

 

シジュウカラもコンコンコンと実をたたき割り中。

 

 

ここはパーク内の並木道。すっかり雪に埋もれてます。

「鶴の舞橋」までの通り道です。

真冬でもあり、コロナ禍でもあるせいか、

お客様は数えるくらいしかいませんでした。

 

明日は「鶴の舞橋」を渡った時の風景をアップしますよ。

考えてみれば、真冬に橋を渡ったのは初めてです。

お楽しみに!

 

***

 

早いもので、また新しい1週間が始まりました。

ここ数日間は雪も少しずつ溶けてくれて感謝です。

今週は女子のフィギュアスケートも見られますし、

他の競技も楽しみですね。

良い1週間でありますように!