昨日の続きです。
田んぼに群れで降りた雁類は、そこでイネの落ち穂を食べて、
北へ帰るために栄養をつけています。
あちらこちらの田んぼに大群が降りています。
この子たちは地元の沼から来たのか、
それともはるか南から来ているのか。
とても敏感で、車の音、人の足音にも
すぐに気づいて飛び立ってしまいます。
少し距離をとって撮影しなくてはなりませんから、
こちらも車のドアをバン!とは閉められません。
マガンたちです。
首を長くして、一斉に同じ方向を見ているときは、
何かの動きや音に注意している時です。
「ねえ、あのヒトだれ?」「あやしいヒトかもよ?」
(いえいえ、決して怪しい者ではございませんよ。
あなたたちの味方ですよ。笑)
安心すると、また一斉に採餌するのです。
霧中で食べていると、泥が嘴につきますが、
本人は気づいていないようです。
マガンの中にわずかにヒシクイたちもいました。
手前がマガン、奥の2羽が嘴がヒシクイ。
こちらもヒシクイです。
オオヒシクイとヒシクイの区別が難しいので、
一応「ヒシクイ」としています。
こちらを向いてくれませんでした。
こちらは、国道沿いの田んぼです。
マガンの群れの中に、
シジュウカラガンが少数含まれていました。
顔に白いマスクをしているような雁が、
シジュウカラガンです。
マガンやヒシクイと顔が違うので
見分けやすいですね。
先日、ハクガンとアオハクガンの情報を頂いたので、
都合が合わず、数時間後に出かけてみると時すでに遅し。
居なくなっていました。残念。
まだ間に合うかなあ・・・。
このシリーズはこれでおしまいです。
明日は、おいしいものを紹介しますよ♪