白鳥飛来地での鳥撮りの続きです。
ここの白鳥飛来地には、オオハクチョウとオナガガモが
毎年のように現れて、たまにコハクチョウ数羽、
マガモ数羽、留鳥のカルガモの群れが来ますが、
昨年末からホオジロガモが来ていて、
ちょっとした話題になっています。
奥がホオジロガモのオス、手前はオナガガモのメス。
ほとんどがオナガガモで、ホオジロガモは
番の1組だけです。
ホオジロガモの番です。
オスは頬に白斑が目立ち、目の虹彩が黄色。
美しい白黒の羽の模様。
メスには頬の白斑はなく、顔は茶色、
目の虹彩は白く、嘴の先が黄色です。
大勢のオナガガモの中にいるせいか、
遠慮がちに行動しています。
オナガガモたちよりも潜る率は高く、
見失ってしまうことも。
番で来ているのは、とても嬉しい事ですし、
ホオジロガモたちも心強いと思います。
こちらは奥様。必ずオスの横に寄り添っています。
オナガガモたちの中でも、迷子にならないように
注意しているかのようにも見えます。
そんな優しいホオジロガモの奥様ですが・・・
正面顔は「ブーッ!」とふくれっ面の表情になりますよ。
まるで文句でも言いたげですね。笑
これは、オスでもこうなるのですけどね。
↓
再掲です。
やっぱり「ブーッ!」
頭がおにぎり型、顔は下ぶくれなので、
どんなにハンサム、美人でもこう見えてしまうのですよね。笑
そこが楽しい、親しみやすいところ。
今年はホオジロガモの当たり年なんでしょうか?
県内各地の漁港や湖、沼、川でも
見る機会がとても多いです。
ホオジロガモ(頬白鴨)
全長42~50㎝ 翼開長65~80㎝
冬鳥。九州以北に渡り、北ほど多い。
明日はこのシリーズの最終話です。