きのう、my畑内の自称ハーブガーデンに
ここです。
ガーデンレタスの残りの種
(種の1袋って、結構量があって使いきれないくらいです)を蒔いたので、
発芽までは心配だなあ~、と、今日は水遣りに行きました。
すると、いつも軽トラ(トラック)で徘徊している
ミスターHことHaradaおじちゃんの姿はなく、
かわりに、「おはよーございまーす。白菜のハザは、いんしゃらん?(いりませんか?)」
と
ミスターHの奥様が、いつの間にか気配なく、私の背後にいらっしゃって
ビシッとした農業スタイルで私に呼びかけてくれました。
もちろん、遠慮を知らない私のこと、
「いただきます!」と答え、奥様の畑の方に着いていくと、
奥様の本日の畑仕事は、白菜の間引きだったらしく、
若い、まだ巻いていない状態の白菜(日に当たっているので緑色です)
の間引き菜を、新聞にくるんで、これまた抱えきれないくらい
いただきました!
奥様いわく、「ハザはおひたしにするとよか」とのこと。
(新聞両面に入りきれないほどの白菜の間引き菜)
ところで、さっきから聞こえる「ハザ」ってなんやん??
先日、私の農業の師匠マリちゃんも
「人参のハザはキンピラにするとおいしいんですよ~」と言っていた。
恐る恐るマリちゃんに「ハザってなぁーん????」と尋ねると、
間引き菜のことを意味するという。
私の類推でいくと、「ハザ」っていうのは、意味的に
「狭間(ハザマ)」を意味すると思うのだけど、どうだろう?
ちゃんと育てるべき苗と苗の【狭間に生えてる苗を間引きする】の
短縮形で、【ハザ】になったんじゃないかしら?
そうに違いない♪
と、研究熱心さがむくむくと膨らんで、結局調べてみることに。
農業用語(方言)としては、
【はざ植え】する
という言葉が見つかりました。
意味は
野菜を植えて、その野菜が枯れたりしないように
間に、予備に植えること。
さらに、博多弁で調べると
ハザ
【間】
『うちな びんぼっしょうで はざの あったちゃ やすみきらんと』
「私は貧乏性で暇があっても休むことができません」
狭間(はざま)。暇(ヒマ)の意。ハザカル・ハザグイ参照。
(http://homepage2.nifty.com/mistaker/syometu.htm 消滅寸前博多弁事典より)
というのが、見つかり、私の【狭間】の類推もあながち外れたものでは
なかったかもしれないなあとちょいと満足げ。
わからないことを、調べていくのは、楽しいもんです。
奥様にいただいた、白菜のハザは、あまりにも大量なので、
半分ちょっとは、早速沸騰したお湯で軽く茹でておひたし用に
スタンバイ。
残りは、ジップロックに入れて、
白菜として使用しようかな。と。
ミスターH の奥様!
いつもありがとうございます!!