my畑のオーナー、Haradaさんは、イチゴの農家さん。
ハウスで、「博多あまおう」という品種のイチゴを作っています。
イチゴは、12月くらいからすごーく忙しそう。
今日用事があってHaradaさんの農業倉庫に行くと、おじちゃんがぶつくさ言いながら、山盛りのイチゴを選り分けていました。
あまりにもイチゴめがけてぶつくさと文句を言っているので、(独り言にしては声が大きかったのです)どうしたんだろう?と思って見ていると、とっても美しく見えるあまおうの山のほとんどは、裏側がちょっと傷が入ったり、蒸れて痛んでいる部分が、ほんの少しあって、出荷できないのだそうです。
ここのところ、天気がよくなったり悪くなったりで、ハウスの開け閉めや温度管理が超難しいのだそう。
イチゴって大変だな~と思いましたが、選り分けて残った出荷できないイチゴを全部私に「持っていかんかい」と箱ごと渡してくれました。
おおラッキー。
痛んだところをナイフでちょっと外してジャムにしようと思います。
おばちゃん曰く、「こんな大事なとき(旬の季節)のくずイチゴはね~、もったいないね~。私たちもねイチゴの傷んだところをのかして食べりゃーいいんやけど、その時間が無か。この季節は急がしかもんねー」
とのこと。
冬の畑は収穫も一段落して、何も植えるものもなく殺風景で、私なんかはあまりすることが無いんだけど、それで生計をたてている農家さんは今こそ稼ぎ時なのだな~とリアルに「稼ぎ時」って言葉を肌で感じました。
あまおう2kg。これが売れればいくらになったのだろう??
画像のイチゴはすごいきれいなイチゴ色だね。うーん、もったいない。これをスーパーで安く売っちゃったりすると正規品が値崩れしたりするんだろうなー。いろいろ難しいですな。
おばあちゃんちがイチゴの香りなんていいなあ。
結局作ったジャムは、オーナーの原田さんにおすそ分をすることにしました。