肉球をペロペロしている様子は、まるで虎というより、ネコ(笑)。
なんなんだこの迫力のないユニークな虎は・・・?!
というより、江戸時代に虎は輸入されていたのかい??
などというような、謎が謎を呼ぶ若冲の「虎図」。
この「虎図」右上に、
『日本には虎がいないので中国の虎の絵を見て描くことにした』の書き込みが(笑)。
でも、当時は、虎は無くとも虎の毛皮はあったんだそうで、
表情の空想っぽさとは裏腹なリアルな毛並みの様子がやっぱり摩訶不思議。
適当なところと、詳細なところのメリハリ具合がやっぱ日本人気質?
日本を知った気がする気になる虎の絵です。