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日常の視点

釜山食べ歩き 「ドルゴレのスンドゥプチゲ」

2009年11月09日 | ちょこっと旅
前回釜山に行った時、行きたかったけど行けなかった(あわび粥と天秤にかけました)スンドゥプチゲの店、「ドルゴレ」。
2日目の朝食で行ってきました。


熱々グツグツのスンドゥプチゲ!マッシソヨ~!

ここに行ってみたかったポイントは、朝7時から開いてる
地元の人気店であるということと価格が安いということ!

ドルゴレは、B&C通りと呼ばれるファッションストリートから
アリラン通り側に曲がったところの、ごくごくフツーのぼろっちい建物の
2Fにひっそりとあって、いかにも韓国の定食屋さんって感じ。

スンドゥプチゲ定食を注文するとあっという間に熱々のチゲが出てきました♪


湯気に包まれるアヤコちゃん


白菜キムチ、水キムチ、オデンに山盛りごはん

日本でいうとごはん、味噌汁、漬物の朝ごはん。
スンドゥプというのは韓国独特の純豆腐(おぼろ豆腐)。
これの辛~いチゲがとってもおいしいのです。

特にスンドゥプ最高!喉越しなめらかな豆腐で、チゲの辛さと合う~。
夢中になって食べました。

そして特筆すべきは、この定食はたったの3,000W(約280円くらい)ということ。
最後はごはんをトッペギ(チゲの容器)にいれて、チゲと混ぜて雑炊みたいにして食べるのもよし。
これがまたかなりおいしい!

アジュマーは大勢でてきぱきと働いていて、私達が行ったころはちょうど彼女達も店内で集団朝ごはんの様子でした。

そんなところも垣間見れて楽しかったです。
また今度も絶対行きたいと思いました。


釜山食べ歩き 「クリスピークリームドーナツ」

2009年11月08日 | ちょこっと旅


ちょっと前、日本でも東京にできて流行っていたクリスピークリームドーナツ。
釜山にも何店舗かあって、一時期はブームだったそうですが、今はすっかり下火で、ものすごくすいていました。

日本でのクリスピークリームドーナツのブーム。
ちょっと不思議に思っていたんですよね~


松潤似のイケメン店員さん。日本語で対応してくれました。



アメリカーンなテイストのドア

というのもじつは、10年ほど前、仕事の研修で、アメリカの外食産業を視察する機会があって、ロサンゼルスとラスベガスに行ってきたのですが、そのとき、アメリカの有名なドーナツの会社です、ということでひとまず視察しにいったことがあったのです。

ガラス張りの工場で、オートメーションでドーナツをじゃんじゃん作っている様子がイートインできる店内から観察できて、それがちょっとパフォーマンス的で、買いたい雰囲気をかもし出していたのかもしれませんが、私ときたらドーナツにはまったく関心がなかったので(笑)、当時は本当に「へえ」としか感じなかったのだよな~

そしてそれから10年たたないうちに、本家アメリカのクリスピークリームドーナツはたしか破産申告していたはず。

アメリカの空前の健康ブームにトランス脂肪酸騒動のドーナツはあえなく撃沈??
(ダンキンドーナツは、日本からは撤退していますが、アメリカではファストフードチェーン化しスタバと同様の位置づけのようです)


プレーンのドーナツを食べるアヤコちゃん


夜でも開いてます

そうそう。
ダンキンドーナツといえば、釜山にはいたるところにダンキンショップがたくさんありました。
日本でいうミスタードーナツくらいの手軽さでいろんなところに。


こちらはダンキンドーナツ店内

ドーナツ業界おもしろそうだったので色々調べてみると、ダンキンというのは「ドーナツをコーヒーに浸して食べる」欧米の習慣を意味する用語のようです。
ダンキンドーナツは、簡単に言ってしまえば同族経営のようなスタイルだったようですが、そのうち経営方針の違いから独立してできたのが「ミスタードーナツ」。

ミスタードーナツは最終的にダンキンドーナツに吸収合併されたのだそうで、アメリカではミスタードーナツという社名は無いんだそうです。

日本はといえば、ダンキンドーナツは、1970年代にセゾングループが海外初出店の店舗として名乗りをあげ、西洋フードシステムズ→吉野家ディー・アンド・シー→吉野家ホールディングスと段々社名変更していって、とうとう1998年には日本撤退。
翻ってミスタードーナツは日本でも同時期に店舗ができているのですが、こちらはダスキンが代理店で、フランチャイズ(FC)方式で展開しているので、日本でも一番大きいドーナツチェーンとなっているよう。

日本の場合は、フランチャイズ方式が長く生き残る秘訣なのでしょうか?
色々考えさせられた各国のドーナツ事情です(笑)。


釜山旅行記 「トンマル(サムギョプサル)」

2009年11月07日 | ちょこっと旅


プーマの上がトンマル。おしゃれストリートです。

南浦洞(ナンポドン)は賑やかな繁華街。
PIFF広場から国際市場を横切っている大きな通りは光復路といって、福岡でいえば西通りのようなオシャレなファッションストリート。
ここには外資系のブランドがたくさん並んで若者も多いです。

この通りの中心に位置する、「トンマル」は、安くてうまいサムギョプサル(豚三枚肉の焼肉)のお店で、いつも居酒屋風ににぎわっています。

ここはとても気に入っていて、私もこれで3回目(笑)。
焼肉もさることながら最後に〆るキムチカルグクスがとてもおいしいのです。


肉が来る前からこんなに並ぶおかずの数々。

ここは、ワインとハーブで漬け込んだブロック肉が有名ですが、今回は味つきと生のサムギョプサルを1人前ずつ注文。

するとずらっと並ぶおかずの数々。
せっかくなので全部紹介しますね。


できたてのアツアツで運ばれてくるケランチム。

韓国風の茶碗蒸し。写真を撮ったときはグツグツがなくなっていたのお伝えできなくて残念。


まずはキムチは定番です。ちょっとすっぱめ


焼肉には必ず出てくる大根の甘酢漬け。


ネギのピリ辛ナムル


こっちはネギとチシャのサラダ

釜山のネギはなぜか、辛くなくてとても食べやすくて本当においしい。
土が違うから??玉ねぎやネギ系苦手ですが、韓国でだったら食べられる♪


魚肉ソーセージを揚げたもの


おっと!さっき屋台で食べたトッポギだ~

焼肉のセットに欠かせない、にんにく、チシャ、エゴマ、青唐辛子に韓国味噌、焼肉のタレ各種ももちろんずらり。


焼いて食べるとホクホクしておいしいにんにく


もちろん3回おかわりしましたよ、エゴマが爽やか


4種類。きな粉、ごま油、さっぱりたれ、こってりタレ。



味付きと味なしを焼きます。

炭火で焼いて、隙間から脂がどんどん落ちる仕組み。


ダクトががんがん煙を吸い込んでくれます。


とにかくおかずを何でも巻く!!

たらふく食べた後は、カルグクスを追加で注文↓


じゃーん、これがキムチカルグクス


ツルツルのうどん麺に魚介とキムチのスープが合う!


最後に記念撮影。

アヤコちゃんが持っているのは韓国のソジュ(焼酎)、釜山といえばおなじみのC1。
私が1本飲みました(笑)。

焼肉2人前とソジュ1本、キムチカルグクスで合計22,000ウォンなり。
えっ??約1,800円??

さすが豚肉は安い!
毎回大満足のトンマルです。

さて、このあとはホテルに帰る途中にあるクリスピークリームドーナツでお茶して帰るぞ~。甘いものはベツバラだ~!とアヤコちゃんは張り切ってました(笑)。

今日はずでに口の中がにんにくとキムチまみれなので、私はとりあえずコーヒー飲みたいです。



釜山旅行記 屋台でトッポギとマンドゥ

2009年11月06日 | ちょこっと旅

おでん、トッポギ、スンデ(内臓)

釜山は屋台がものすごく多いです。
特に私が好きなのはチャガルチ駅からすぐの釜山映画際でもおなじみのPIFF広場付近の黄色と赤のパラソルの屋台の連なった通り。

ここにはいろんな屋台が出ていますが、多いのはホットック屋さんとおでん、トッポギやマンドゥのお店。それから干物やさん。

歩いていたら、「食べていきなさい」とアジュマ(おばちゃん)から呼び止められたので、トッポギとマンドゥを食べました。


トッポギは韓国の餅。甘辛く(激辛)味付け


一皿2,000ウォン(約160円)


アヤコちゃんはトッポギが好きだったみたい。


私イチオシ。春雨の入ったマンドゥ。揚げ餃子風です。
ラードで揚げ焼きしてました。

赤いプラスティックの容器は、おでんのスープ。
お隣で食べてた地元っ子は、何杯もスープをおかわりしてました。
というか、自分でおでんのところに行って勝手にすくって何杯も飲んでました。
なんか、とっても自由!

アジュマはトッポギが煮詰まってきたら、そのおでんのスープでタレを薄めていました。煮すぎたおでんは、串から外され自動的にトッポギスペースへ。
韓国は自由で合理的だな~
ダイナミックさはおもしろいと思いました。

ちなみに屋台では、食べ終わったら会計です。
2皿食べたので4,000ウォン。320円。

スタバのコーヒーは1杯4000wくらいだったので、やっぱり屋台は安いなあと思いました。


釜山旅行記 釜山スップルカルビ

2009年11月05日 | ちょこっと旅
釜山港についても私たちはツアーというよりもフリーの旅行なので、添乗員さんが現地で待ってくれているわけでなく、自分たちでホテルに行ってチェックインをしなければなりません。
地図で見る限り、港から私たちのホテルまでは、600メートルくらいの距離のようだったので、歩いてホテルに向かいました。


韓国のお金ウォン。W1000→80円くらいのレートでした。
外国のお金を持って嬉しそうなアヤコちゃん。

無事チェックインをしたらちょうど時間はお昼の12時。
まず最初に焼肉を食べようと、国際市場と平行に伸びているアリラン通りの先にある、釜山スップルカルビに行きました。
ここは、ヤンニョムカルビの人気店。
ヤンニョム(薬念)カルビとは、韓国のあわせ調味料(にんにく、生姜、唐辛子、コチュジャンなどなど)で味付けした骨付きのあばら牛肉のこと。


日本人には、焼いて切って、と世話を焼いてくれるようです。

ここは、夏に行った時に無料で出てきたカニチゲがやたら美味しくてもう一度行きたかったお店。
テキパキ働くアジュマやアガシーと、オーナー夫人?然とした韓国版の和田アッコの怒号が飛び交うその雰囲気も独特で(笑)、韓国らしさを思いっきり満喫できる焼肉屋さんです。


韓国版アッコ(と勝手に呼んでいる)。蝶結びしたリボンがかわゆい。




アヤコちゃんもアッコのことをとても興味深く観察して楽しかったようです。
メニューの看板には日本語での表記もありますが、お客さんはほとんどが現地の人びとで、みんな思い思いにいろんなものをチシャやエゴマの葉にまいてまいてパクついています。


所狭しと並べられた小皿。白ごはんを頼むと自動的にカニチゲが運ばれてきます。
これが絶品!

韓国のお店は、まだ何も注文する前から、信じられないくらい大きな使い込んだ丸いアルミのお盆にこれでもか!というくらいのおかずをのせてテーブルにバン!と置くと、所狭しとポイポイ投げるようにお皿を置いていきます。
焼肉屋さんは炭火で焼けてしまうだろうに、結構お構いなしでプラスチックの小鉢を並べまくります。
これはものすごいパワーで毎回圧倒されてしまいます。
このたくさん出されるおかずは、当たり外れがあり、それもまた楽しい(笑)。


チシャにエゴマの葉に出されたおかずを何でものせて肉を巻く。
ありえない量の野菜をたくさん食べる、韓国の野菜消費量は日本の2倍。世界一位なんだとか。

近年はエコの問題もあってこの大量すぎるおかずに非難が出ているようですが、これは文化のような気がします。
おかずは基本的におかわり自由ですがちょっと残すのが礼儀だそうです。
足りないよりは余るくらいもてなすのが韓国の文化なんだそう。
国によっていろいろですね。


このくらい若い感じのお化粧で綺麗にしている人にはアジュマー(おばちゃん)じゃなくて
アガシー(お姉さん)と呼ぶようです。

あと、韓国は基本スープとごはんはスプーンで食べます。
お箸(ステンレス製)も使うけど、小鉢や色々な食器は基本手に持ち上げたりはしません。
郷に入れば郷に従うと、またちょっとおもしろいものです。


アッコはエライので(?)社長イスのようなのに座って偉そうに会計。
机にはマイカップが置いてあってそれを飲んでました。ピンクの座布団も私物的でおもしろい。

お会計は、ヤンニョムカルビ2人前で、40000ウォン。
約3,200円ほど。
ここはちょっと贅沢な部類に入る焼肉屋さんだと思いますが美味しくて満足です。


◇釜山スップルカルビ

南浦洞
アリラン通り沿い