ダウン症のムスメと母のマイペースな日常

ダウン症のムスメとの日々や、たまにカフェ情報、気になるニュースについてなど、いろいろ書いてます。

「日本生まれの比少女、滞在期間を1カ月延長」このニュースの不思議。

2009年01月15日 | その他
昨日、去年から時々ニュースの登場していた、フィリピン人一家が再びニュースになっていました。

単純に不思議に思ったり、驚いたことがいろいろありました。

その1

不法滞在者ということであっても学校って行けるんだな~ということ。知らなかった・・・。そもそも学校は外国人登録をしていないといけないんじゃないかな?と思って、他のニュースを辿ったら、この一家は外国人登録もしていたそうです。だとしたら、もっと不思議・・・。
うちの旦那さんももちろん外国人登録をしていますが、当たり前ですが必ずパスポートが必要で、ビザを確認されるのです。なので、外国人登録をしようとした時点で不法滞在者であるってことがわかると思うのですが。
万が一最初の登録時に分からなかったとしても、外国人登録は更新が必要ですから、15年もたたずに不法滞在者であることはわかると思うのだけど・・・。なんで分からなかったんだろう??

その2

仕事をしていたということ。この夫婦は共に勤勉に働くと評判のいい人たちだったらしいのですが、なんで仕事が出来たんだろう?
再びうちの旦那さんを例にしますが、彼は今アルバイトをしていますが、採用時にパスポートと外国人登録書を見せて、就労可能なビザであるということを確認されました。当然のことだと思います。
不法滞在者を雇用した場合、雇用主も不法就労助長罪という罪に問われるそうです。それが、15年もの間仕事が続けられていたというのが不思議その2。
雇用主の方は彼らのビザの確認をしなかったのかな?不法滞在者と分かっていながらも、
「よく働いてくれるし、いい人だし、ま、いいか。」
って感じだったのかな?う~む、分からない。

その3

この一家の一人娘、カルデロン・のり子ちゃんは、日本語しか分からないし、今さらフィリピンに戻ってもどうしていいか分からないという主張をしているらしいのですが、家庭では日本語で会話してたのかな?
フィリピン人家族なのに?
ご両親が話しているのをテレビで見たことがありますが、ネイティブ並みに日本語ができるという感じでもなかったし、きっと家庭では母国語を話していたと思うのですが。
どちらか片方の親が日本人であるとなれば100%日本語で生活するということも考えられますが、どちらもフィリピン人で家庭内で外国語である日本語で生活していたとはちょっと考えられないなぁ。
ベトナムで何人かの越僑の人たちに会ったことがあります。越僑とは多くはベトナム戦争中に国外脱出をして、そのままその逃亡先の国に住み続けている人たちのことですが、彼らはみんな滞在国の言語とベトナム語を話していました。もちろんベトナム語が苦手という人もいましたが、まったくゼロという人には私は会ったことがないです。

このニュースに関してはいろんな意見があると思います。
かわいそうって思う人もいれば、国外退去は当然と思う人もいると思います。
私個人の意見としては、やはりこの一家は一度フィリピンに戻らないといけないのではないかと思います。そう思う根拠はいろいろあるのですが、それを書き始めるとまた長くなってしまうので、今日はこの辺で。

1月18日まで
武蔵野市立吉祥寺美術館にて「ベトナム民間版画展」開催中。


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