ムスメは半年に一度ですが、東小金井にある口腔リハビリテーションに通い、ST(言語訓練)を受けています。おしゃべりや言葉に関してそれほど困りごとはないのですが、言語療法士の先生から参考になるお話も聞けるので続けています。
今回は本人の言語能力をみるというよりは、先生、私なども順番にお題について話していくということをやりました。自分ばかりが話したいことを話すのではなく、他の人が話すことも聞く、順番を待つ、お題について自分は何を話そうか想像しておく、などの練習だそうです。
確かに言われてみれば、本人がひたすら話して、周りの大人はそれを聞くという状況が多いです。人の話を聞いて、共感したり、想像したりすることも社会生活を送るうえで大事なことであることに改めて気づきました。
ムスメの頭の中には次々といろんなことが浮かんできているようで、突然全く関係のないトピックについて話始めたり、好きなように思いつくままに話すことが多いです。それが子供と言うものだとは思いますが、これからは、いつもいつも周りの人がやさしく受け止めて聞いてくれるとは限りません。他の人にも話したいことがあるということと、それについても耳を傾けるという姿勢はこれから必要になってきます。
それから「相手に振る」というのも皆無だと気が付きました。「あなたはどう?」「どう思う?」と振ってみることは多分今まで全くやったことがないと思われます。「相手に振る」ということは相手がどのように感じているか興味を持っているという証にもなるので会話も進めやすくなりますが、その辺の会話術はまだムスメには全く身についていません。
今まであまり気にしていなかったことですが、今日言われて改めて、なるほど・・・と思いました。我々は多分無意識にそのようなことをやっていますが、ムスメはいわゆる「空気を読む」というのも苦手な気がしますし、あえてそのあたりを気にしながら会話することも大事なのかもしれません。
今回も勉強になりました。