ムスメは私が言うのも変かもしれませんが、話すのが苦手なダウン症の子が多い中で、かなり頑張っている方だと思います。発音もクリアーだし、日常生活で困らないくらいの言葉も話します。
時々、
「お喋り上手ですねぇ。何かやってました?」
とか聞かれるのですが、申し訳ないくらい人並みの療育しか受けていないのです。口のマッサージが出来るトークツールも購入しましたが、未使用のままです

だから、何かを頑張ったから話せるようになったわけではなく、単に本人のポテンシャル(?)だと思われます。
もちろん、色々と不得意なこともたくさんありますが、言語力がある程度あるのはやはりありがたいなと思います。
先日、久しぶりに言語指導がありました。
料理の絵を見て、作り方を伝える練習でした。
まずは目玉焼き。
ムスメ
「フライパンに油を入れて、、、」
先生
「油をひくのね?」
ムスメ
「うん。それで、ポチャンって卵入れて、パチパチパチパチってなったら出来上がり。」
おぉーー!!そこそこいい感じで説明出来た!!その後、おにぎりなども説明して、最後は餃子!!
さすがに難しく、手順もあっちいったり、こっちいったりまとまりがない感じになりましたが、私が何より感心したのは、焼く時の説明で、
「油をひいて、、、」
と言ったことです。目玉焼きの時に、「入れる」と言ったのに、先生が「ひく」と言ったのをちゃんと覚えていて、その覚えたての言葉をしっかり使いこなしていました。我が子ながら、やるではないか!!
すると、先生が、
「すごくよく出来るし、この感じだと、ことわざとか慣用句も覚えたらちゃんと使えるようになると思いますよ。」
っとおっしゃいました。
ことわざ!!
慣用句!!
一切教えてきませんでした

教えようという気にもなったことがなかったけれど、確かにこの感じだと出来そうな気もしてきました。
ドラえもんのことわざ辞典は面白いですよっと勧められたので、購入してみようと思います。
ある日、
「時は金なりだよ!」とか、
「孫にも衣装だね。」とか言い始めたら笑えるなぁ。