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道はひとつなり・・・・・BY 中央花卉

柴田花木園へ

2014-01-16 | 茨城県

今年も桃の打ち合わせに
茨城県・柴田花木園へ行ってまいりました。

途中高速から見えるスカイツリー
今回は天気も良く、澄んだ空気の中
富士山までしっかり見渡せ、ありがたい画像が取れました(^^)V



東京は0度と寒い朝

友部の早朝は、-5度まで冷え込んだそうです。

晴天ですが沁みる寒さです・・


さて今年の桃の出来具合はどうでしょう
柴田さんにお聞きしました。



出荷予測量は昨対95%

夏の猛暑と台風の影響もあったそうですが
ある畑では、果実が異常に生育し鈴なりに実がついてしまう
原因不明の現象がおきてしまったそうです。

花芽を形成する直前に実がなるため
実が多く付きすぎると、土の養分が花芽に回らず
実に吸収され、
結果、花桃として使用できない枝になってしまう・・

一部の畑の現象なので
大きなマイナス要素ではないそうですが
年々、気候の変化なのか、
予測できない事態も少なくないとの事です。





あちらこちらにモグラの空気穴の跡が・・
気になって写真を撮っていると

「これは畑の状態がわかる健康のバロメーターなんだよ」
と柴田さん

「堆肥のバランスが良く柔らかい土の中にはミミズがいっぱい
それを狙って、モグラが集まってくんだよ」

「だからここの畑の桃は最高の出来だと思うよ
ただ、デコボコで歩きづらいけどね・・」と




僕はただ・・
モグラがミミズを食べ過ぎない事を祈りました・・・



シンクイムシ(芯喰い虫)の被害で
先端が被害にあうが、木の治力により回避し枝を分けて成長


結果的には、ボリューム感が増してくるそうです


このように、様々な枝ものを選別し
企画の商材に作り上げるのは大変な作業。

桃はその年の出来上がりだけではなく
加工による一手間が加わるので

うまく生かすも殺すも、その後の作業に係わってくるそうです




もうしばらくすると
早朝から晩まで気の抜けない時間が続く・・・





目の届かない商品は作りたくない・・
柴田さん流のこだわりは

限定量で徹底した
品質管理をされ出荷されてきます。



20数年前から
小束で勝負してきた柴田さん

着実に築き上げてきた信頼は
毎年リピーターを増やし、
店頭で販売する量が確保できないほど
皆さんの支持を集めております。

柴田ブランド

もうじき注文開始

今年もよろしくお願いいたします。









nakaya

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