記録的な寒さが続く11月です
明け方の気温が3度まで下がる日もあり
年内は着ない履かないと決めていた
ヒートテックについ手を出してしまいました・・・
これほど冷えた11月も記憶にありません・・
そんな冷えた東京から沖縄へ行ってきました
集荷場はまだ緩やかなムード
入荷する菊も個選が目立っております
再来週より24時間体制に突入
菊・小菊類で日本全国が頼りにする一大産地「太陽の花」
気になる年末の状況をお聞きしました。
昨年は台風により、久米島の被害が大きく品質面を落とした記憶がありますが
本年度は3個の台風が沖縄地方に接近
3年ぶりに沖縄本島直撃となった台風22号でしたが
事前の台風対策と通過後の迅速な対応により
被害は最小限に抑えられ
強風による「曲り」や「葉いたみ」も事前対策と事後対策で大きな問題なく
品質の維持が出来たとの事
心配された塩害や長期停電もほとんどなく
平張り施設や強化型ハウス等への被害も無かった
5月~7月までは平年並みの気候で推移したが
8月は平均気温が34.9℃(平年差+1.4℃)となり厳しい暑さが続き
降水量も56.5mmと平年比19%
8月としては沖縄気象台統計を開始した1946年以来
最も高い気温、最も低い降水量を記録した。
一部、高温障害・立ち枯れなども若干見られたが遮光や灌水により回復
9月から10月前半まで高温が続いたが
10月後半からは気温が下がってきたが、中旬からの長雨でスケジュール通り進まず
一部圃場準備の遅れが出てきていた
11月の生産計画
64,461坪の内 81%が施設栽培(平張り・雨除けハウス)
12月生産計画
253,253坪の内 68%が施設栽培(平張り・雨除けハウス)
本島、離島を含め菊類の生育は順調
(提供資料引用)
個々の年末の出荷計画は・・・
白小菊93% 黄小菊123% 赤小菊110%
輪大黄色系 109% スプレーマム105% (前年比)
昨年被害の大きかった数量からすると全体的に増量ですが
概ね平年並み
赤小菊 「太陽の南奈」
ボリュームがあり順調な生育です。
芽かきが間に合わないよと・・・
10月後半の長雨は一部水没した圃場もあったとお聞きしました
その為、作業も出来なかったと・・
台風以外にも
気の抜けない夏の気候との戦いなのです
この10月11月は
天候不良により多くの産地商材の出荷量がまとまらず、
高値の続く秋でした
この高単価は喜んでばかりはいられない状況になってきております・・
花の仕入れ量の減少から花離れを起こしかねません・・
暖地の動向が気になりますが
大幅に遅れている品目がすでに出ております
そんな中、太陽の花は緻密な販売計画で
安定供給めざし、皆様の努力が続いております。
品質チェックも万端!
今期も
菊類、葉物含め
「太陽の花」を宜しくお願い致します。
関係者の皆様
ありがとうございました。
nakaya