ROUTE1100

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道はひとつなり・・・・・BY 中央花卉

緑香る

2011-04-24 | Weblog

朝晩の冷え込みもなくなり
すっかり暖かくなりました。

昨年の今時期・・
25度の夏の陽気から一転・・気温6度、寒い雨。
前日気温差19度の激しい一日がありましたが・・
今年は、急激に下がることなく・・
順調な春を迎えております。

とは言え・・春の天気は変わりやすい。
突然の雨風にご注意を。



桜も見ごろを終え・・
新緑まぶしい葉桜が、澄んだ青空に映え

緑香る季節になりました!


あとは・・花粉が終息してくれたら
最高の季節なんですがね・・




週明けは・・
鉢物から、母の日関連動き出します。


nakaya


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行動してみる

2011-04-15 | Weblog

3月10日にこのブログにてUPした記事に。
東北地方の揺れが気になると書いた・・
大きな地震が来ない事を祈るとも書いた・・
そして翌日、大きな地震が起きてしまった。

それ以来、日々募金や節電、風評被害が出ている県の野菜を積極的に買うなど・・

出来ることをやる・・・と決め行動しておりましたが
こんな事だけでいいのか・・
もっと出来る事はないのか・・
ボランティアの経験はないが、もっと直接的に関わって力をかせないか・・と
深く考えるようになり、内々に計画を立てていたところ・・
宮城県の知人に、救援物資お届けの役目が回ってきました。

もちろん・・即諾

そして東北に行く機会があるなら・・
ボランティア活動に参加すると決めておりましたので
事前にネットで、ボランティアの状況や装備、心得など調べておきました。

まずは、ボランティア活動保険加入が必須とのことなので
地元の社会福祉協議会に出向き、早速加入
天災A型で1年間有効、保険料は490円。
加入済みなら、現地での受け付けもスムーズなります。

続いてボランティア募集の自治体を検索。
宮城県内では・・
石巻市、岩沼市、多賀城市、亘理町、塩釜市の5か所のみとなっております(4月10日現在)
自治体が被災している地区が多く、
陸地が水没し駐車場を確保できないない為、
日帰り可能で車を利用しない県内中心の募集のみ
県外の受け入れ体制が整っていないのが現状ようです・・


そんな細かなことも調べあげ、現地状況も把握し身の回りの準備も整ったところで
東北道を北上し、一路宮城県を目指しました。

福島県に入ると・地震の影響で路面はデコボコ。
バウンドして空中を走る事もしばしば・・状態はけっして良くありません。

安全運転を心掛けながら・・仙台到着。
無事、物資のお届も完了し、
余震が怖いので・・・高台を選び車中泊。

翌朝、少し早起きをし、受け入れ地区である県南の亘理町(わたりちょう)に移動。





早朝にも関わらず、駐車場は一杯。県外ナンバーが目立つ。
遠くは福岡、愛媛、広島など・・

センター内に移動し受付をすませ、行き先のコールがされるのを待つ事に。
数分後、職員さんが声を張り上げコール・・
「8名お願いします。がれき除去、農家さんです」
早速手をあげ、8名のメンバーに入りました。

町職員の方より、活動の手順・注意事項などを聞き、
リーダー決め、指定された道具をもち出発です。
リーダーは余震、津波情報を得るため、無線を渡される。

道具も必要数が足りていない。貸出返却にも人の手が必要なのだが・・それすら不足している様子。


宮城県南に位置する亘理町は
イチゴ栽培が盛んな地区との事、海岸沿いには無数のハウスや畑があったそうです。
その海岸に近付くにつれ・・・・・・悲惨な状況を目の当たりにします。

何にもない・・家があったはずのところは、一面がれきに・・









愛情持って作られたであろう、イチゴや作物もすべて泥の中・・



津波が来る前は、ほとんど倒壊する家もなかったとか。

手つかずのまま・・撤収作業はほとんど進行していない

言葉を失うというのは・・・この事です・・・



10分ほど走り、作業するお宅に到着。
挨拶をすませ・・作業に取り掛かる為、家に入ると・・
2mの波が押し寄せたという室内は
恐ろしい光景が・・・




震災後1か月経つ室内は、泥とカビに加え、食品の腐食臭が入れ混じり
たとえようのない匂い・・・

本当にこの人数で片付けられるのかと?・・一瞬不安がよぎる・・

手始めに・・縁側の窓枠を壊し、座敷に集まった大物家具から撤去開始。
畳はすべてひっくりかえり、泥には田んぼのワラ、防風林の松、沖網漁の道具、ブイ、小魚の死骸などなど
家の中にあってはあらないものが様々散乱。運ぶたび、津波の恐ろしさを実感する。

掘りごたつの穴が見えず、落ちたり・・・滑ったり・・
がれきに足を取られながらの作業の連続。
海水をたっぷり含んだピアノは異常な重さ、大人5人がかり数センチづつ動かし、なんとか外に移動・・


津波が入り、進行方向の奥にある部屋は、一段と被害が激しい
水やがれきが、外に出ようとしてか、どの部屋よりも壁の損傷が激しかった・・

大物の荷物出しが一段落すると、すぐさま泥の除去作業に取り掛かる。
2台しかない一輪車で、一階全ての泥を掘ってかき出して、運ぶの繰り返し。100回以上は運んだだろうか


思い出の品も多数あるので・・家主さんに常に確認をとり廃棄する。

昼食は、座る場所もなくそれぞれ持参した物を早めに食べる。


朝9時から、大きな荷物を出し、居住部分の泥を全てとりあげ、16時に作業終了。

これだけやっても、作業内容は目標の50%にも満たない・・
敷地が広く、倉庫や蔵などがあるが、今回は住居部分にしか手が加えられない。
人間てちっぽけな力、思いどおりに行かない作業に落胆する・・
それでも、ひとつのがれきをどかすだけで、復興が1秒でも早やまると思えば、
手を止められないのです・・

電気もなく、水道も止まっているため、掃除が出来るのはしばらく後になる様子。


今回、この場所に集まったボランティアは、それぞれの思いを持ち参加
親子3名での参加者は、地元宮城の方。
実家が被災し、身内も行方不明ながら、ボランティア活動を継続されている。
1名は、宇都宮から駆けつけ参加。祖父母がこの地に暮らしているとの事。
3名は、中越地震で活動したことのあるベテラン。今回、その中の最年長の方にリーダーになっていただきました。
皆さん有給をとり、ボランティアセンターの駐車場で寝泊りしながら、数日活動を続けるそうです。

作業終了後、センターに戻り、解散。
一期一会・・連絡先を交わす事もなく、それぞれ帰路に。



ボランティアに必要なものとは・・

◎地元の社会福祉協議会にて「ボランティア保険」に加入する(必須)
◎突然、現地に行くのではなく事前に活動状況を電話で確認し行きましょう。
 宮城県災害ボランティアセンター → サイト
  *岩手、福島は県外受け入れがまだ少ないようです。各県単位での確認が必要です。
◎自己完結で出向く。移動手段、作業用の服装、食事、宿泊など被災地に迷惑のかからないように・・
  *道具は基本的にセンターにありますが、持参は歓迎だそうです。
◎基本、作業先のお手洗いは確保困難。水が出なかったりなどで
◎カッパ、安物はサウナスーツのようになり体力を奪われます・・少し通気性のよいソコソコのものがお勧め
◎マスクは通常のものより、ホームセンターなどで売っている、立体型の防塵マスクが良い(5枚で200円程)
  *都市部や工場の多い地区は、粉じん対策が必要です。
◎軍手はNG、厚手のゴム手袋が必要。ガラスの破片が多数混じっているため。
◎長靴は丈が長く、カカトのあるタイプが良い。滑りにくい
◎ヘルメットは必要ないが、帽子はかぶっておいた方が良い
◎腰の悪い方は、別のニーズの作業を探しましょう。
◎気温があがり汗だくの作業になります。着替えは多めに持ちましょう・・


上にあげた例は、自分の失敗に基づき、反省も込めて書いたものもあります。
ご参考まで・・・





参加させていただき感じたこと。
今回の大地震は
明治維新、終戦につぐ、国のあり方、考え方を一掃すべきほどの大きな災害でした。



何かしなくてはいけないと思いながらも、都会での平和な日常に違和感を感じています。

口では、「一人じゃない」とか「頑張ろう!」って言えるけど・・
なんだか薄っぺらで、小っぽけで・・結局何も出来ていない自分が
情けなく思っていました。

かと言って・・被災地に飛び込んでも、小さな力で何に答えられるのか・・
自問自答を繰り返しても、答えは出てこないままでした。

そんなある日、テレビで、ボランティアの活動を追った番組を見ました。
手伝う方も素晴らしいのですが、現地の方々は、これだけの災害に遭われ、大事な方々を亡くされたのにもかかわらず・・
悲観せずしっかり受けとめ、前向きである、その心の強さに、いたく感動しました。

膨大ながれきを、一人で片付けるほどの力量は、残念ながら持ち合わせていませんが・・
目の前の丸太を片付けるだけで、道が開ける。
小さな貢献だけど、未来に繋がるのだと思えたとき、参加を決意致しました。

お手伝いした家主の方とお話した時。

家もこんなんで大変だけど、命あっただけ良かった・・
これからもこの場所に住む、ここしか故郷はないから・・と

僕らが去っても、現実に向き合い、生きていく人々。

忘れてはいけない、心から一緒に頑張ろうと、力をいただきました。

機会を見ながら、今後も活動していきたいと思います。






帰りの車中
福島市内から見えた、吾妻連山。
春を知らせる「雪うさぎ」がはっきり見えました。

東北も春近し!
一日も早く、穏やかな日が訪れるますことを祈ります・・


nakaya

 


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さくらさく

2011-04-06 | Weblog

年度明け・・
すっかり春の陽気になりました。



近所の桜は、一気に開花し
今週末、見ごろを迎えそうです・・

上野公園や有名な桜スポットでの花見イベント
軒並み中止ですね・・


自粛なんてせず

節電を心がけながら

東北の酒を一杯飲んで・・・
弁当いっぱい頼んで・・色んなところで消費して・・
経済活動の収縮を阻止しましょう!

間接的に見えるけど、
多くの方が実施すれば、直接、復興に関わると事と思います。



そして
電気の無駄遣いをなくす
都会人が一番出来なかった事。
そろそろ見直す良いチャンス。

コンビニやスーパーが24時間でなくても良い社会を
目指す時。



そのため
今できること、
コツコツ始めます!


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相場も日々落ち着き
鈍ぶい動きが続いております。

週末は歓迎需要を少し期待しておりますが・・
どうなるでしょう・・

自粛の影響を受けやすい、花業界。
こちらも消費回復を願うばかりです。






母の日の受発注が始まりました。
ゴールデンウィークにすっぽり収まる、今年の母の日・・

例年ですと、このパターン・・

各地に遊びに出て
行った先で「母の日」予約をされるので・・

路面店が苦戦する日程パターン。

今年は、レジャーや観光が、どのくらい持ち直すか正直読めません・・
とても難しい判断の中、準備にとりかかる事になります。
ある花屋さんは・・
今年は読めないから、カタログを作らず価格で商品作る予定・・
だから、直近で荷物揃えてもOKだね・・
なんて話を聞きました。
それぞれに、想定し
何かあったら、リスクを最小限にしよう・・という考えが
先立つのも仕方ない事ですね・・


今年は・・
輸入カーネがとても多く感じる反面
国産カーネの予約販売が激減しています。
こちらも気になります・・


弊社は・・
茨城、千葉産
微量ながら・・支えていきたいと思います。











nakaya


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