ルネッサンス・・再生

先日の告知通り、本日は”ルネッサンス：かすみフェア”
１９種類のかすみを並べ、白かすみを考える日としました。
⇒フェアの写真集

まず
午前２時、新日本流通の井尻さんが来社。
レンタルバケツの使用状況を撮影されていました、出来上がった映像は
IFEXで公開されるそうです。今度見せてください・・


本日、１９種類入荷のかすみの中で、一番輝いていたのは・・なんといっても・・

マイピンクではないでしょうか。
８月上旬に入荷した頃は、色も淡く柔らかい印象でしたが
それから約２ヶ月の休暇を経て、パワーアップして帰ってまいりました！！
バリッとプリッとして、とっても頼もしく変身しました。
やはり秋のほうが品質がいいようです。

いうまでもなく速攻完売。
花屋さんはいいものを逃しません・・驚きました


（菅家さんと大田花きかすみ担当の松永さん）
何やら試作品について話し込んでいるようです。

松永さんは、とっても頼もしいかすみの担当者、
今後も宜しくお願いします!!


さてさて・・
今回は、染めかすみヘヴィユーザーも多く来店され

相模原のフルフルさんなど・・多くの昭和花きファンが集まりました・・

生産者と花屋さんとの直の情報交換は両者にとって大変有意義なこと。
それだけでも実りあるフェアとなるのです。



今回・・訪れたお客様より、多くのご質問・ご意見をお受けいたしました。

匂いの少ないかすみはどれ？？

花束に使いやすいのはどれ？？
などです。

これだけ品種が多様化すると、悩みが生じ
自分の好みのかすみはどれなのか、考えます。

匂いを気にする方が非常に多いと感じました。

そのせいか、匂いの少ないニューホープはすぐに完売。

現在、ニューホープの生産は昭和花きのみと聞きます
これは来期に向けての大きなアピール＆アドバンテージになるのでは・・

七夕フェアでは聞けなかった、核心が見えてきたように思えます。


しなやかさのみ求める方もいますので、
匂いばかりの問題ではないですが・・

用途別のインフォメーションを強化し
チョイスのしやすい環境を作りたいと思います。

何はともあれ・・かすみについて考える日となった事は確かです。

菅家さん、皆さん、お疲れ様でした！！

nakaya

原点回帰

９月２９日（金）昭和花き研究会
「ルネッサンス　かすみ草フェア」を行います。

夏の七夕に続き、今期最後のかすみフェア。

当日は１８種類の白かすみと染めかすみが並びます。

早朝より昭和花き研究会の菅家会長が店頭に立ちます。

かすみについて、考える日にしましょう！！

是非、お立ち寄り下さい。

nakaya

彼岸動向

金曜日は彼岸仕入れ最終の為か
菊類の引き合いが強く
長雨で影響のあった品目は、相変わらず品薄傾向でした。

彼岸前の長期予報では、台風で週末は雨！！・・と出た為
仕入れのタイミングが難しい彼岸でした。

しかし１４号も遥か彼方にそれ、一転して秋晴れ。
週末雨と思い込んでいた方々は、予定が狂ったようです。

彼岸は、予定通りに行かないものです。

毎年、雨に泣かされますが、今年は珍しく晴れ続きです
売れずに悲しむより、売れすぎて困るほうが精神的にはいいかも・・・

さて・・
週末は海老名界隈の花屋めぐりをしてきました。

海老名はビナウォークが出来てからというもの
お隣り厚木の商圏まで脅かしているとか・・
駅前はマンション建設ラッシュで人口も増えつづけています。
人が集まるとこ花屋あり！と、かなり激戦区なのです。

今後も大型店の出店があるようですが・・・

そんな元気な海老名を
あてもなくブラブラと、４件ほど見学してきました。

時期的にどの店も仏花があります。
ピンポンやガーベラが入った洋風仏花など
それぞれ店のカラーが商品とプライスに反映されているようで
興味深いものがありました。

彼岸の勝負は午前中！といいますが
訪れた夕方はピークを過ぎ
どの店ものんびりした感じです。
天気に恵まれ、売りきった店もありました。良いことです


彼岸が終わると一段落です。
年末まで物日なし・・
売上の伸び悩む１０月・１１月の作戦を練るときです。

イコール・・仲卸も悩む時期。
一緒に作戦練りましょう！

nakaya

アピール

沖縄・太陽の花、園田部長より連絡ありました。
先日の台風１３号が石垣島を直撃した為
葉物・花物に被害が出てしまい、しばらく出荷が出来ませんと・・

我らがサザンクロスも風により全倒の被害。
次回の出荷まで２ヶ月ほどかかるとの事です。

残念ですが・・次回を楽しみにしております。

佐賀・ＦＩＮＥ　ＲＯＳＥさんのハウスも一部被害に遭われたそうです。
天災により余計な出費や作業が増えてしまいます。
昔、台風で実家の屋根が壊れたのを経験しているので、少しわかります・・

心よりお見舞い申し上げます・・


さて・・
昨日、昭和花き研究会の菅家さんより、セダムの試作品が届きました。

下のピンクはオータムジョイ。上の白はスターダストと斑入り。
今年はまだ株養成で丈が短いそうで。
２０ｃｍ前後です。ミニブーケやアレンジには問題無い長さです。
来期は５０ｃｍになるそうです

斑入りはカワイイです。
飾ってみて一番人気でした。
今時期のセダムは群馬・六合村の出荷が主力ですが
昭和花きのロゴ入りスリーブに入り、ブランドアピールもＧＯＯＤです。
出荷状況を聞きつつ、入荷してみたいと思います。


セダムの箱の中に印刷されたメッセージ。
あえて、ひらがな・・とっても伝わります。荷捌きが一段と丁寧になります（笑）
消費者は見れないメッセージ。
それぞれの場所でどのように伝わるのか、興味があります。

nakaya

ロマンティック・バイオレット

プリッ!プリッ!のバイオレット
ボロニア・パープルジャラド。
輸入ですが、リップ系より香りが強く。
とってもロマンティックバイオレット。

金木犀が香る頃、秋の始まりです。

ボロニアの香りも、季節の変わり目を知らせてくれるようです。


最近人気のトルコ・カルメンバイオレット。
入荷１ケースですのでご購入はお早めに・・・・


最後に・・とっても深紫なダリア
フィダルゴブラッキー。
よく動いてました・・・

赤系との組みあわせがいいようです（お客さん談）

ほかにも、デンファレ・サルクレッド。
とっても紫です。
モカラに飽きたらぜひどうぞ！！！

nakaya

暑さ寒さも・・

金曜の夜中・・昭和花きの菅家さんが来社されました。
なんでも終電の新幹線で来京し始発で帰られるとか・・
いつもの事ながら、とってもとってもタフな方です。

昭和村の長雨と低温で、染めの出荷量が減っているようで
そのお詫びを兼ねての訪問でした。
昭和村の夜間は１３℃になるそうです・・
なんて寒いのでしょう・・
東京もここ数日２０℃を切り、肌寒い思いをしていますので
寒さが伝わります。

かすみの相場は２００円台後半と、昨年クリスマス時期以来の高騰です。
主力の昭和村の出荷量は昨年を大きく下回り
天候不順の影響が出てきているようです。

近年稀に見る高騰のせいか、かすみの問い合わせも多いです。


金曜日は彼岸と敬老と婚礼の仕入れがピークでした。
菊は相変わらず下位等級と色物不足
全体的にバラ類も引き合い強し
朝から慌しい店頭でした。

かすみも早くに完売いたしました・・

旧暦の季節の読みはいつも正確です。
暑さ寒さも彼岸まで・・
天気がよければ,
月曜も忙しい・・

がんばりまっしゅ！！！

nakaya

秋近し

９月は忙しいです
お彼岸・敬老の日・ブライダル・ハロウィーンの準備・・
そんでもってIFEXの事など・・など
地方に出まくりだった為、更新が出来ませんでした。

さて、今年の気候はなんだか変です。

一昨日は猛暑、昨日は一転して１９℃の晩秋シフト。
体が気温についていきません・・

今更、猛暑に耐えうる体力はありませんが、突然夏が終わるのは・・チョッと淋しいです。
心地よい残暑を感じながら秋を迎えたいものです・・

さて
店頭では・・秋物が人気のようです。

シンフォリと鈴バラ良く売れてます。

コロコロ実物系の季節ですね。
カラスウリはまだ赤く染まっていませんが。
店頭はひそかに秋の気配・・

見上げれば空も秋色シフトでした。


nakaya

花きセミナーin遠野

花巻駅より車で1時間あまり
日本のふるさと遠野に到着！！
普段の行いが良いせいか・・最高の晴れでした（笑）脱・雨男です！

青い空、緑 blue in green♪と昔、桑田さんが歌っていましたが
まさに青と緑の世界！
澄んだ風景を見ると癒されますね。


さて今回の遠野入りは・・
岩手県農業改良普及センター所長　四戸さんよりお招きを受け
遠野地方花き研修会主催、花きセミナーに講師＆デモで参加の為です。
主な内容は
１、圃場にてトルコギキョウ試作品種の検討
２、トルコギキョウの使われ方とは（デモストレーション）
日量３０ケース販売する中で、感じたままをお伝えするのが目的です。

研修会前に・・まずは集荷場見学。

約４００ケース、全量大田に出荷されます。
夜温が２０℃をきり、一段と引き締まってきたようです。


その後、四戸先生の案内で、道の駅「風の丘」を見学。
一枚羽の風車が目印、展望デッキからは
六角牛山や猿ヶ石川が一望出来ます。
岩手県内２７箇所ほどある道の駅の中で、売上げも断トツで
一番花を売っているそうです。ちなみに花の販売額は全体の３割とか・・
平日でも満車状態でした。

見学をしてみて正直、断トツに売れる要素が解りませんでした・・
価格はとても魅力いっぱいなのですが
観光客に購買意欲を湧かせるものは何なのか・・
僕らの考えている陳列のフェースやボリューム感など
まったく違う次元で販売されているが・・もの凄く売れている。
僕らの固定観念は、ここでは無用のものであると感じました。

通勤者の購入が多く、続いて観光客だとか・・
道の駅のコンセプトに合った販売方法が、多くの人に受入れられている
通りすがりに花を買う原点を見たようです。
とても貴重な体験でした。

さて、犬亦さんの圃場に移動しセミナーの始まりです。

４５品種の試作品を一つ一つ生産者の皆さんと検証
弊社の斧田が傾向などを説明しました。
トルコギキョウの需要は葬儀、婚礼、量販、一般小売と幅広く
絞込みは非常に大変です。それだけ生産者の方々も真剣です・・
期間、軸となる品種の決定も悩みどころです。


場所をJAとおの上郷支店に移し
トルコギキョウを使ったデモストレーションを行いました。

テーブル花とスタンドを斧田が担当
ブーケを僕が担当いたしました。
時間がおしているせいか２０分程での作成となりました

圃場から切られたトルコギキョウを水揚げし使用。
目の前で刺身のようなもの、とっても贅沢です。
質疑応答を交えながら作業・・
生産者はトルコ以外の花材に質問が集中いたします。
木イチゴ、アナベル、染めかすみに興味があった様子。

出来上がったブーケをお渡しすると
手にする方は皆、満面の笑み・・花嫁のようですよ

デモ終了後、品種についての話を時間一杯行いました。


最後に皆さんと記念写真

とても暖かな研修会でした。研究熱心な生産者により
遠野のトルコの品質は保たれているのと実感しました。

手をかける事が売りですが、大田市場で行ったアンケートでは
ピンチしすぎる、自然の姿が失われている。等の声があったようです。
様々な意見は生産の糧になると、前向きに捉えられていました。



素晴らしい自然の中で作られるトルコギキョウ
作り手の優しさが染み込み、花ひらく様です・・・

四戸先生、皆様
ありがとうございました。

nakaya