| ２階に上がると、例のホステス２人とウェイターがいた。 もうこの時間になると酔いも覚め、ほとんどシラフの状態に戻っている。そりゃそうだ、酒は１杯しか呑んでいないんだからね。眠ってしまったのは睡眠薬のせいだ。 ここで返金の交渉を始めた。しかし、相手はなにも不正なことはしていないという。酒は１杯で何万円とか、ツマミが１万とか喋りはじめた。 しかし、私は寝込んでいたのだから、請求されたことすら覚えていない。 強硬に返金の交渉をいていると、奥の方から怖そうな中年男性が出てきた。 いかにも用心棒といった風情だ。 ≪あぁ…これはヤバイな……≫ と、内心ビビるが、こっちも強気で向かう。 しかし相手の方はプロだ。 『なに、ゴチャゴチャ言ってるんだ！ 本来なら簀巻きにして大岡川に放り込まれても仕方ねぇんだぞ！ 早く帰れ」 口も達者だが、手も早そうだったので、私はこれ以上ねばるのはあきらめた。 しかし、そうはいっても、終電は行ってしまったし、タクシー代もない。 そのことを訴えると、男は財布から千円札を２枚出して、「これで帰れ」と。 今から考えると、ずいぶんと優しい用心棒だったんだなと思う。 結局、もらった（？）金で行けるところまで行って、最後は歩いて帰宅したのだった。 翌日は後悔の念を抱えながら、昼まで寝込んでしまった。 そして数日後、例の小料理屋「＊＊＊」に３人で行くと、すごいことが起きたのであるが…… （この続きはまた後日。忙しいからいつになるかなぁ）  ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
トータル
お恥ずかしいんですが、
20歳前半、新宿南口と大阪のミナミで
ぼったくられました!
新宿は小瓶のビ-ルコップ1杯で1万円でしたが
大阪は5万位取られました。
いや、若かったです・・・(>_<)
次はいったい何が起きるのでしょうか？
例の小料理屋へ３人が行くと…、実は残る２人も同様にぼったくられていた（笑）
学生時代から比較的平々凡々な空気の中で過ごしてきたヌシにとっては
ドラマ・映画の世界のような展開です ドキドキ
酔華さんはメタ坊から見ると、
まち歩きの師匠と思っていましたが、
よくよく考えてみると、
年齢的には「先輩」な訳で、
人生も、夜事も、遊興も、
みな諸先輩に教えられたことを考え合わせれば、
このエピソードも若き日のヒトコマですね。
とすると、ジュッコマぐらいはお持ちだと思いますので、
気を長くして今回の完結編と、
その続編を期待しています。
そういえば、
今は面白くなくなった初音・黄金の特飲街。
野毛で酔っぱらうたびに、
日ノ出町駅から黄金町駅まで、
ガード下を
入りそうで入らないというスリルを味わったものです。
コップ1杯で1万円！！
大阪では5万円！！
凄いですね。
でも2度もそんな目に遭うなんて……
終わりますよ～
っていうか、もう終わりました。
結末はもう出ていますが、そうじゃなかったんですね。
エヌ氏は品行方正でしたが、ケイ氏の場合は同じことがあったかもしれません。
まったくドラマのような感じでした。
それにしても無事に生還できてよかったです。
昔は先輩に連れられて行き、いろいろなことを教えられました。
危ない目にも遭いました。
いまはそんことないんでしょうねぇ。
ネタは10以上ありますから、
ボチボチ綴っていきますかね。