中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

自宅でつくる崎陽軒のフカヒレ粥

2007年07月22日 | 中華街(大通り)
 
 崎陽軒といえばシウマイ。シューマイでもなく、焼売でもない。あくまでもシウマイです。
 この崎陽軒のシウマイ誕生には、横浜中華街の順海閣が深くかかわっています。

 関東大震災後の話です。小田原には蒲鉾、沼津には羽二重餅、静岡にはワサビ漬、浜松にはウナギというように、東海道線沿線には土地の名物を工夫した食べ物がありました。しかし、当時の横浜には特色がないことに気づいた崎陽軒は、横浜名物を作ることを考えたのです。

 そこで目をつけたのが横浜南京街(現在の横浜中華街)の「焼売」。汁もないので弁当の折詰には適していました。
 南京街の点心職人呉遇孫(中国広東省出身・順海閣創業者 呉笑安の父)をスカウトし、冷めても美味しいシウマイを開発。
 ある日、呉遇孫は何気なく貝柱を混ぜてみました。そうしたら、素晴らしい味のシウマイに出来上がったのです。
 それが今日の横浜を代表する味、崎陽軒のシウマイ弁当の誕生だったわけです。【崎陽軒、順海閣のホームページより】

 そんな崎陽軒が横浜中華街に進出してきたのは、いつだったでしょうか。中華街大通りから香港路へ入る入口に売店があります。
 ここは以前、喫茶店ブラジルがあった場所です。(ブラジルは縮小して裏にあります)
 
 この売店でフカヒレ粥(350円)を買って帰り、自宅でつくってみました。つくるって言っても、レトルトなので、ただ温めるだけですが…。
 
 これが完成品です。


 やっぱり350円なりの粥でした。防災用に保存しておくのにはいいかもね。
 保存期限は5ヶ月くらいです。

←このフカヒレ粥を食べたい人も、食べたくない人もクリックしてね。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私家厨房「菜」でモツ粥を食う | トップ | 茗香閣ダイニングで和風弁当 »

コメントを投稿

中華街(大通り)」カテゴリの最新記事