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崎陽軒といえばシウマイ。シューマイでもなく、焼売でもない。あくまでもシウマイです。
この崎陽軒のシウマイ誕生には、横浜中華街の順海閣が深くかかわっています。
関東大震災後の話です。小田原には蒲鉾、沼津には羽二重餅、静岡にはワサビ漬、浜松にはウナギというように、東海道線沿線には土地の名物を工夫した食べ物がありました。しかし、当時の横浜には特色がないことに気づいた崎陽軒は、横浜名物を作ることを考えたのです。
そこで目をつけたのが横浜南京街(現在の横浜中華街)の「焼売」。汁もないので弁当の折詰には適していました。
南京街の点心職人呉遇孫(中国広東省出身・順海閣創業者 呉笑安の父)をスカウトし、冷めても美味しいシウマイを開発。
ある日、呉遇孫は何気なく貝柱を混ぜてみました。そうしたら、素晴らしい味のシウマイに出来上がったのです。
それが今日の横浜を代表する味、崎陽軒のシウマイ弁当の誕生だったわけです。【崎陽軒、順海閣のホームページより】
そんな崎陽軒が横浜中華街に進出してきたのは、いつだったでしょうか。中華街大通りから香港路へ入る入口に売店があります。
ここは以前、喫茶店ブラジルがあった場所です。(ブラジルは縮小して裏にあります)
この売店でフカヒレ粥(350円)を買って帰り、自宅でつくってみました。つくるって言っても、レトルトなので、ただ温めるだけですが…。
これが完成品です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/59/ff0d3d9365a8b4a3c9322744ab1bde18.jpg)
やっぱり350円なりの粥でした。防災用に保存しておくのにはいいかもね。
保存期限は5ヶ月くらいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/05/4b7781b03cf6383681f2dade9db4fd56.png)
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