
『ポギーとベス』 Porgy and Bess (米) 1959年制作
監督 オットー・プレミンジャー
音楽 ジョージ・ガーシュイン
主演 ポギー … シドニー・ポワチエ
ベス … ドロシー・ダンドリッジ
クララ … ダイアハン・キャロル
遊び人 … サミー・デイヴィス・Jr
主題歌 『サマータイム』 ( Summertime ) 唄・ダイアハン・キャロル
ヘイワード夫妻の小説をもとにしたガーシュイン・ミュージカルで異色の黒人オールキャストにより映画化。
殺人者クラウンの情婦ベスは貧しくて足の不自由なポギーに匿われていつしか愛し合うようになる。ある夜、
ベスの前にクラウンが現れてベスを連れて行こうとしたためにそれを阻止しようとしたボギーはクラウンを
刺殺してしまう。ボギーが警察に連行されると遊び人がベスをたらし込んでニューヨークに連れて行ってしまった。
警察から戻ったポギーはベスを追ってニューヨークに旅立っていく。
主題歌の『サマータイム』は黒人霊歌の『時には母のない子のように』をベースにしてジョージ・ガーシュイン
が作曲、デュボース・ヘイワードとアイラ・ガーシュインが共同で作詞したものです。
映画の冒頭で、生まれたばかりの赤ん坊にダイアハン・キャロルが唄い聞かせています。
また、この名曲には数多くのカバーがリリースされており、特に黒人女性が自分のレパートリーとして組み
入れています。エラ・フィッツジェラルド、マハリア・ジャクソン、サラ・ヴォーンなどが代表格として有名です。
Summertime And the living is easy
Fish are jumping And the cotton is high
Oh, Your daddy's rich And your ma's good looking
So hush little baby don't you cry
↓は映画よりダイアハン・キャロルの『サマータイム』 YOUTUBEより
また個人的に一番聞きごたえのあるのはマハリア・ジャクソンと思ますので…
↓はマハリア・ジャクソンの『サマータイム』 YOUTUBEより