港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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これがタンゴだ

2013-02-09 12:37:13 | アルゼンチンタンゴ




『これがタンゴだ』はアルゼンチンタンゴの伝説的番組です。
私がアルゼンチンタンゴにのめり込んだのはこの番組で衝撃を受けたためです。
番組が始まったのは1955年だそうですが、私が聞き始めたのは60年を過ぎてからで、カナロ、ダリエンソ、ディサルリなどがまだ華々しく活躍していた時代です。
当初のジョッキーは高山正彦さんで、後に中島栄司さんへと移ります。
オープニングはフランシスコ・カナロの『エル・ジョロン(泣き虫)』、バンドネオン奏者のホルヘ・カルダーラの
『Este es el Tango Porteño …~  Este es el Tango Argentino! Porteño, sentimentano 』
と言うレシタシオン(吟誦、語り)で始まります。
同時に、
『みなさんごきげんよう。中島栄司です。おなじみのテーマ音楽、エルジョロン・泣き虫で始まるこれがタンゴだの時間がやってまいりました。この番組は東芝オデオンレコードの提供でお送りします。』
と重なっていたと記憶しています。
タンゴファンにとっては貴重な番組でしたが、近々の放送局での放送はなく、ノイズだらけの四国放送で聞いていたように覚えています。
そこにはポピュラーファンとは別人の私が存在していました。

アルゼンチンタンゴについてはあらためて掘り下げて記述してみようと思っています。

↓はフランシスコ・カナロ楽団の『エル・ジョロン(泣き虫)』 YOUTUBEより


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