『金色の眼の女』 La Fille Aux Yeux D'or (仏) 1962年制作
監督 ジャン・ガブリエル・アルビコッコ
音楽 ナルシソ・イエペス
主演 金色の眼の女(エリザベート?) … マリー・ラフォレ
アンリ … ポール・ゲール
レオ … フランソワズ・プレヴォー
主題歌 『金色の眼の女』 ( La Fille Aux Yeux D'or ) 演奏・ナルシソ・イエペス
オノレ・ド・バルザックの二元論小説を現代劇にアレンジした幻想的な映像によるアルビコッコ監督の出世作。
写真家で好色のアンリは偶然、金色の眼をした謎の女性に出会うが名前も住所も知ることができなかった。
その夜、アンリは再び金色の眼の女に出会い、アンリはその女の後を追いかけて彼女の部屋を突き止める。
女はアンリに好意を持ちアンリもまた女にひかれていく。アンリは何度も女の部屋に通ううちに女の部屋が
アンリが長く付き合っている雑誌社のレオの部屋に通じているのを知る。アンリはレオと女のただならぬ関係に
気づき、レオも女をアンリから遠ざけてしまった。アンリは何とか彼女に合わせてほしいとレオに懇願し、レオも
渋々承知してしまって隔離していた別荘で合わせることにする。別荘に着くとレオはアンリを車に待たせて
女にアンリが外に来ていると伝えたが女の喜ぶ姿に嫉妬したレオは女をナイフで刺殺してしまう。女の叫ぶ姿を
見て駆け付けたアンリに抱かれて金色の眼の女は息を引き取る。
主題歌の『金色の眼の女』はギタリストのナルシソ・イエペスの作曲によるものです。映画ではタイトルバックから
エンドロールまで全編に流れていました。レコードはイエペスのギター演奏にによるサントラ盤 ( AB両面 ) が
リリースされました。
↓はナルシソ・イエペスの『金色の眼の女』 YOUTUBEより
アップでは吸い込まれそうな「金色
の眼」(に近かった)だった記憶です。
この映画のパンフレットの彼女はブルーの透き通った瞳でした。
(断片が手元に残っています)
錯覚で金色に思わせるのもひとつの演出の妙かもしれませんね。
毎日暑いですね。
体調管理にお気をつけてご自愛ください。