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映画音楽史(132) 『さよならをもう一度』 1961年公開

2014-05-19 00:53:38 | 映画音楽



『さよならをもう一度』 Goodbye Again (米) 1961年制作
監督 アナトール・リトヴァク
音楽 ジョルジュ・オーリック
主演 ポーラ・テシエ … イングリッド・バーグマン
    ロジェ・デマレ … イヴ・モンタン
    フィリップ・ヴァン・デル・ベッシュ … アンソニー・パーキンス
主題歌 『さよならをもう一度』 ( Quand Tu Dors Pres De Moi ) 演奏・ジョルジュ・オーリック楽団

フランソワーズ・サガン原作の小説『ブラームスはお好き?』の映画化で重厚な恋愛心理作品。
離婚経験のある39歳の室内装飾家ポーラは、お互いに干渉や束縛をしない約束で会社重役のロジェと5年越し
の恋人同士であるが倦怠期に差しかかっている。そんな時、ポーラはロジェの仕事紹介でヴァン・デル・ベッシュ
家を訪れ25歳のフィリップに出会う。フィリップはポーラに夢中になり彼女もそれを受け入れフィリップはポーラの
アパートで暮らすようになった。しかし歳の差は如何ともし難くポーラはフィリップに別れ話を持ち出す。

主題歌の『さよならをもう一度』はブラームスの交響曲第3番第3楽章をジョルジュ・オーリックがアレンジした
ものでタイトルバックなどに使われていました。サントラ盤はオーリックの楽団によるものです。
日本ではフェランテとタイシャ―のピアノ連弾によるレコードでヒットしました。
またドリー・ランドンによって英詩 ( Say No More, It's Goodbye ) もつけられナイトクラブでダイアン・キャロルが
唄っていました。そのナイトクラブで演奏していたのはケニー・クラーク(ドラムス)、ピエール・ミシュロ(ベース)、
ラッキー・トンプソン(サックス)のトリオで、ジャズファンであるフランソワーズ・サガンのリクエストと言われています。

↓はジョルジュ・オーリック楽団の『さよならをもう一度』 YOUTUBEより


タイトルバックは下のURLにてご覧になれます。
http://www.youtube.com/watch?v=iebrectLv9M#t=438
フェランテとタイシャ―の演奏は以前にもこのブログで取り上げましたがURLは下記のとおりです
http://www.youtube.com/watch?v=AxzuaPKo6xk
さらにアンソニー・パーキンスもフランス語で唄っていました。
http://www.youtube.com/watch?v=1h3UOUeLH7w

↓はダイアン・キャロルの 『Say No More, It's Goodbye~Love is just a word 』 YOUTUBEより

残念ながら『 Love is just a word 』の方はほんのサワリしか聞けません。




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