『朝な夕なに』 Immer wenn der Tag beginnt (西独) 1957制作
監督 ヴォルフガング・リーベンアイナー
音楽 フランツ・グローテ
主演 ハンナ・ブルクハルト … ルート・ロイヴェリック
マルティン … クリスチャン・ヴォルフ
ハンス … ピーター・シュテルナーゲル
ヴァルター … ハンス・ライザー
主題歌 『真夜中のブルース』 ( Midnight Blues ) 演奏・サウンド・トラック
傷つきやすい思春期の男子生徒と女教師との交流を描いたゲオルク・フルダレックの小説を
暖かくて清潔に描いた青春ドラマ。
男子高校に女教師のハンナが着任してきて、クラス一成績の良いマルティンと同じ下宿者に住む。
両親の愛に飢えていたマルティンはハンナに淡い恋心をいだく。しかし、マルティンがそんな想いを
綴った日記を落としたことから噂が広がり彼はピストル自殺を図ろうとした。ハンナはマルティンの
心情を察して事件を穏便に処理し、学園は何事もなかったように平穏に戻る。
主題歌の『真夜中のブルース』はフランツ・グローテの作曲で、サントラ盤も彼の楽団によるものです。
映画では、タイトルバックのほか、バンド仲間の演奏シーンなどても使われていましたが、
バンドリーダーであった学友の埋葬場で、葬送曲代わりに演奏されるシーンが心に残ります。
日本ではサウンドトラック盤よりもベルト・ケンプフェルト楽団で大ヒットしました。
↓はベルト・ケンプフェルト楽団の『真夜中のブルース』 YOUTUBEより
(トランペッターはビリー・モーです)
なお、葬儀場での演奏は↓でご覧になれます。
ドラムスのない演奏が印象的でした。
http://www.youtube.com/watch?v=zShZIcOSV_k
で知り合った彼女と校長、恋に落ちます
が、やたら校長が「ふけ顔」で年齢差を
感じた僕です(笑)。
懐かしく聴いています。
ピカソのような抽象画でした。
ラストシーンで、校長はこの時から
ハンナに恋していたと告白しています。