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旅の友・ポップス編 (392) 『ロミオとジュリエット』

2018-03-27 17:00:46 | 旅の友・ポップス編

『ロミオとジュリエット』 サウンド・トラック (グレン・ウエストン)
”Romeo & Juliet - What is a Youth?” Glen Weston 【YOUTUBEより】


1968年制作のフランコ・ゼッフィレッリ監督による同名のイタリア映画の主題歌です。
映画は、シェークスピア原作のロミオとジュリエットの悲恋物語で、主人公の年齢に合わせたキャスティングをする
ことによって斬新で現代的な青春映画に仕上げています。
主題歌の『ロミオとジュリエット』はニーノ・ロータ作曲の『ロミオとジュリエット・愛のテーマ』なのですが、これに
ユージン・ウォルターが詞をつけ、”What is a Youth?” という歌曲として劇中で唄われました。
この”What is a Youth?”も一般には『ロミオとジュリエット』というタイトルになっています。
歌詞の内容は、”What is a Youth?”(青春とは何だろう)に始まり、バラは咲きそして散る、若さも美しい娘もそれと同じだ、
と綴り、その後の終焉を暗示しているようにも思えます。
また、この主題歌については ”A Time For Us”(私たちのための時間) という別の歌詞もついているようです。

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3 コメント

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ロミオとジュリエット (いせえび)
2018-03-27 22:19:25
こんばんは。
この舞踏会のシーンを見て、男も女もまるで、ラファエロの絵画から抜け出してきたような、この時代の「顔」をよくぞ集めてきたものだと、妙なところで感心したものでした。
サントラ盤のLPを早速買ってきましたが、ロータの音楽はこの時代にピッタリの優雅で美しい曲ばかりで、彼の映画音楽の最高作品だと思っています。
1954年版のCDも持っていますが、この舞踏会のシーンの音楽は既存のバロック音楽を使用したようで、これはこれでいいのですが、ロータにははるかに及びません。
なつかしい曲をアップしていただき、ありがとうございました。
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間違いました (いせえび)
2018-03-27 22:28:29
↑で1954年版のCDと書きましたが、DVDの間違いでした。
すみません。
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いせえびさんへ (Chochin)
2018-03-28 14:02:07
こんにちは。
1954年のカステラーニ版をお持ちだそうですね。
確かにこれも名演出として映画史に名を残しています。
しかし、原作のロミオとジュリエットの年齢設定はそれぞれ15歳くらいなので
ロミオを演じたローレンス・ハーヴェイは当時25歳、あまりにもオトナ過ぎました。
それに比べて1968年版の方がより近い年齢でした。
ニーノ・ロータはイタリアを代表する映画音楽家の一人です。
フェリーニの『道(ジェルソミーナ)』『甘い生活』『81/2』、
他にも『太陽がいっぱい』『若者のすべて』『ゴッドファーザー』なども
心に残る名曲です。
仰る通り『ロミオとジュリエット』は映画にマッチした見事なスコアでした。
コメントありがとうございました。
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