『ぼくの伯父さん』 Mon Oncle (仏) 1958制作
監督 ジャック・タチ
音楽 アラン・ロマン
フランク・バルチェッリーニ
主演 ユロー伯父さん … ジャック・タチ
ジェラール・アルペル … アラン・ベクール
アルペル氏 … ジャン・ピエール・ゾラ
アルペル夫人 … アドリアンヌ・セルヴァンティ
主題歌 『ぼくの伯父さん』 ( Mon Oncle ) 演奏・サウンド・トラック
ジャック・タチの監督・脚本・主演の詩情豊かでユーモア溢れる風刺劇。
プラスチック工場の社長アルペルは超豪華で最先端の設備が整った邸宅に住んでいる。
その息子のジェラールはこの家が嫌いで下町に住む独身のユロー伯父さんと大の仲良しである。
アルペルはユローのために嫁の世話をしたり、工場で仕事をさせたりするがユローはヘマばかり。
ついにアルペルはユローを田舎の支店に転勤させることにする。出発の日、アルペルはジェラールと二人で
ユローの乗った飛行機を見送るが、急に淋しく感じて息子の手を握る。
ピアノとハープシコードをフィーチャーした主題歌の『ぼくの伯父さん』はアラン・ロマン作曲です。
映画では全編に効果的に流れていましたが、犬の群れが散歩する映像との融合は秀逸でした。
後にテンリ・コンテが詩を付けてジャクリーヌ・フランソワらが唄ったシャンソン盤も発売されました。
日本ではパーシー・フェイス楽団のレコードもヒットしました。
↓はパーシー・フェイス楽団の『ぼくの伯父さん』 YOUTUBEより