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港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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シネマ・ポップス…ときどきイラスト

1966年『ユア・ヒット・パレード』&『今週のベスト・テン』の年間順位

2021-12-17 08:56:47 | ポップス

1966年『ユア・ヒット・パレード』年間順位
①君といつまでも ヴェンチャーズ
②夜のストレンジャー フランク・シナトラ

③ドクトル・ジバゴのテーマ サウンド・トラック

④ジャンゴ サウンド・トラック
⑤さすらいの口笛 エンニオ・モリコーネ楽団

⑥悲しみは星影とともに サウンド・トラック 視聴
⑦花のささやき ウィルマ・ゴイク 視聴
⑧リオの嵐 サウンド・トラック 視聴
⑨マリソルの初恋 マリソル 視聴
⑩憎いあなた ナンシー・シナトラ 視聴


1966年『今週のベスト・テン』年間順位
①夜のストレンジャー フランク・シナトラ
②ミッシェル
③太陽のかけら サウンド・トラック

④君といつまでも ヴェンチャーズ
⑤この胸のときめきを ダスティ・スプリングフィールド 視聴
⑥国境は燃えている モーリス・ルクレール楽団

⑦ガール
⑧イエロー・サブマリン
⑨ペーパーバック・ライター
⑩バン・バン シェイラ 視聴

『君といつまでも』が洋楽としてそんなにヒットしたという記憶がなく、まさに「へえ~」であります。
エレキとビートルズが主体となったのラジオのベストテン番組を見切って正解かもしれません。

1965年に流行った洋楽といえば

2021-12-16 03:32:39 | ポップス

前回に1965年『ユア・ヒット・パレード』と『今週のベストテン』年間順位を紹介しましたが、
1965年には次のような楽曲も流行していました。

映画音楽関連としては
『いそしぎ』 アストラッド・ジルベルト 視聴
『8・1/2』 サウンド・トラック 視聴
『明日を忘れて』 カティナ・ラニエリ 視聴
『その男ゾルバ』 サウンド・トラック 視聴
『チム・チム・チェリー』 ディック・ヴァン・ダイク 視聴
『ふるえて眠れ』 パティ・ペイジ 視聴
『星空のハラード』 レイ・チャールス 視聴
『赤い砂漠』 サウンド・トラック 視聴
『太陽のスイム』 リズ・オルトラーニ楽団 視聴
などがヒットチャートに名を連ねました。

映画音楽以外では
『ドンナ・ドンナ』 ジョーン・バエズ 視聴
『そよ風に乗って』 マジョリー・ノエル 視聴
『ミスター・ロンリー』 ボビー・ヴィントン 視聴
『花咲く丘に涙して』 ウィルマ・ゴイク 視聴
『君に涙とほほえみを』 ボビー・ソロ 視聴
『若草の恋』 カトリーヌ・スパーク 視聴
『霧のカレリア』 スプートニクス 視聴
『涙のシャンソン日記』 フランス・ギャル 視聴
『涙くんさようなら』 ジョニー・ティロットソン 視聴
『シルヴィア』 ポール・アンカ 視聴
『サン・トワ・マミー』 サルヴァトーレ・アダモ 視聴
『ワン・レニー・ナイト・イン・トーキョー』 ブレンダ・リー 視聴
『真珠貝の唄』 ビリー・ヴォーン楽団 視聴
などがヒットしました。

ヴェンチャーズやビートルズに隠れてしまいましたが年間ベストテンに入っていてもおかしくない
楽曲も多々ありますね。
ちなみに、偏見に満ちた私のベストテンは以下の通りでした。

1965年私が選んだベストテン
①別離(わかれ) ミーナ・マッツィーニ

②恋心 エンリコ・マシアス

③ある晴れた朝突然に オリジナル・サウンド・トラック
④イパネマの娘 アストラッド・ジルベルト 視聴
⑤ひとりぼっちの浜辺 ロス・マヤス楽団

⑥ラ・マンマ シャルル・アズナヴール

⑦いとしのパオラ サルヴァトーレ・アダモ

⑧ブルーレディに紅いバラ ウェイン・ニュートン 視聴
⑨夜空のトランペット ニニ・ロッソ 視聴
⑩ブルージーンと皮ジャンパー サルヴァトーレ・アダモ 視聴
〃砂に消えた涙 ミーナ・マッツィーニ 視聴


1965年『ユア・ヒット・パレード』&『今週のベスト・テン』の年間順位

2021-12-15 14:32:29 | ポップス

1965年『ユア・ヒット・パレード』年間順位
①10番街の殺人 ヴェンチャーズ
②ダイアモンド・ヘッド ヴェンチャーズ
③キャラヴァン ヴェンチャーズ
④ヘルプ
⑤ドレミの歌 サウンド・トラック 視聴
⑥太陽がいっぱい サウンド・トラック
⑦ひみつ アンナ・マリア 視聴
⑧リーザの恋人 モーリス・ルクレール楽団

⑨ある晴れた朝突然に オリジナル・サウンドトラック
⑩夢みるシャンソン人形 フランス・ギャル



1965『今週のベスト・テン』年間順位
①ゴールド・フィンガー シャーリー・バッシー

②10番街の殺人 ヴェンチャーズ
②キャラヴァン ヴェンチャーズ
"④夜霧のしのび逢い  クロード・チアリ 視聴
⑤アイドルを探せ  シルヴィ・ヴァルタン
⑥ダイアモンド・ヘッド  ヴェンチャーズ
⑦スイムで行こう エルヴィス・プレスリー 視聴
⑦ヘルプ
⑨夢見るシャンソン人形 フランス・ギャル
⑨ある晴れた朝突然に オリジナル・サウンドトラック


ヴェンチャーズとビートルズに明け暮れた年でした。

1964年に流行った洋楽といえば

2021-12-14 04:37:21 | ポップス

前回に1964年『ユア・ヒット・パレード』と『今週のベストテン』年間順位を紹介しましたが、
1964年には次のような楽曲も流行していました。

映画音楽関連としては
『アバジュール』 ヘンリー・ライト 視聴
『サミーのマーチ』 ファーガス・マクリーランド 視聴
『ハートでキッス』 コニー・フランシス 視聴
『春のめざめ』 サウンド・トラック 視聴
『誘惑されて棄てられて』 ピノ・フェルラーラ 視聴
『アカプルコの海』 エルヴィス・プレスリー 視聴
などがヒットチャートに名を連ねました。

映画音楽以外では
『暗い港のブルース』 モダン・プレイボーイズ 視聴
『すてきなメモリー』 ジョニー・ソマーズ 視聴
『500マイル』 ブラザーズ・フォー 視聴
『七つの水仙』 ブラザーズ・フォー 視聴
『アンジェリータ』 ロス・マルチェロス・フェリアル 視聴
『さよなら初恋』 リトル・ペギー・マーチ 視聴
『ダンケ・シェーン』 ウエイン・ニュートン 視聴
『ドミニク』 スール・スーリール 視聴
『ビー・マイ・ベイビー』 ロネッツ 視聴
『ブルー・ベルベット』 ボビー・ビントン 視聴
『ラストダンスは私に』 ドリフターズ 視聴
『想い出のタンゴ』 ブレンダ・リー 視聴
『想い出の瞳』 シャルル・アズナヴール 視聴
『誰かが誰かを恋してる』 ディーン・マーティン 視聴
『夢のお月さま』 ベルベッツ 視聴
などがヒットしました。

私的にはビートルズ登場を機に英米離れが加速し始めて、ヨーロッパの大陸文化に大きく
傾斜し始めた年でもありました。
ちなみにそんな私の1964年のベストテンは次のようなものでした。

1964年私が選んだベストテン
①シェルブールの雨傘 サウンド・トラック

②スェーデンの城 サウンド・トラック

③ブーベの恋人 サウンド・トラック
④アイドルを探せ シルヴィ・ヴァルタン
⑤ほほにかかる涙 ボビー・ソロ 視聴
⑥つむじ風 ジャンヌ・モロー

⑦月へ飛ぶ思い ブレンダ・リー

⑧ウナセラディ東京 ミルヴァ

⑨夢みる想い ジリオラ・チンクエッティ 視聴
⑩夜は恋人 ジョルジュ・ジュ―ヴァン 視聴



1964年『ユア・ヒット・パレード』&『今週のベスト・テン』の年間順位

2021-12-12 19:12:14 | ポップス

個人的には1964年以降のラジオのベストテン番組に興味を失ってしまいましたので記事も
1963年で打ち切りにしようかと思っていたのですが、1960年代ポップスの記録も兼ねて
1970年まで駆け足で紹介することに改めます。

この年から洋楽環境が大きく様変わりし始めましたので一部スタイルを変えて
『ユア・ヒット・パレード』と『今週のベスト・テン』を一気に紹介することにいたします。

 1964年文化放送『ユア・ヒット・パレード』年間順位
①ロシアより愛をこめて マット・モンロー

②シャレード ヘンリー・マンシーニ楽団 視聴
③花はどこへ行った キングストン・トリオ

④ブーベの恋人 サウンド・トラック

⑤太陽の彼方に アストロノウツ 視聴
⑥ラスヴェガス万歳 エルヴィス・プレスリー 視聴
⑦ワシントン広場の夜はふけて ヴィレッジ・ストンパーズ

⑧恋はすばやく ガス・バッカス 視聴
⑨ネイヴィー・ブルー ダイアン・リネー 視聴
⑩アイドルを探せ シルヴィ・ヴァルタン



 1964年『今週のベスト・テン』年間順位
①ロシアより愛をこめて マット・モンロー
②花はどこへ行った キングストン・トリオ
③恋のパーム・スプリングス トロイ・ドナヒュー 視聴
④恋はすばやく ガス・バッカス
⑤太陽の彼方に アストロノウツ
⑥ワシントン広場の夜はふけて ヴィレッジ・ストンパーズ
⑦マイ・ボニー トニー・シェリダン&ザ・ビート・ブラザーズ
⑧ラスヴェガス万歳 エルヴィス・プレスリー
⑨ブーベの恋人 サウンド・トラック
⑩だきしめたい

1964年半ばから洋楽の環境が大きく様変わりしました。
当時の音楽環境は、レコードといえばEPドーナツ盤が主流でしたが、この頃からステレオ化されはじめ、
一方で音質の豊かなLPレコードも普及し始めました。
FM放送も始まり、オーディオ機器も次々と進化、家具調ユニットタイプのステレオやパーツを組合わせた
コンポーネントが出回り、オープンリールのテープレコーダーも手頃な価格になりました。
経済の高度成長の恩恵もあって音楽を聞く環境が大きく豊かに変化していきます。
そんな中、ジャズ、スタンダード、カントリー・ウエスタン、フォーク、ロックン・ロール、映画音楽、ラテン、
シャンソン、カンツォーネ、タンゴ、イージーリスニングなどを総称してポピュラー音楽といっていた時代も、
無機質でうるさいだけのエレキ・バンドのビートルズの登場に嫌気を感じたフォークソング・ファンが
『フォーク・ソング』というジャンルを強く自己主張しはじめました。そして、ポピュラー音楽という括りが
解消され、各々が自分の好みの音楽を好きな時に自由に聞くというスタイルへと変化していきます。

特にこの頃から
ブラザーズ・フォー、P.P.M.、キングストン・トリオ、ジョーン・バエズなどのフォーク・ソング、
シルヴィー・ヴァルタン、アダモ、エンリコ・マシアス、フランス・ギャルなどのフレンチ・ポップス、
ボビー・ソロ、ジャンニ・モランディ、ジリオラ・チンクエッティなどの新生カンツォーネ、
アアストラッド・ジルベルトからセルジオ・メンデスに受け継がれていくボサノヴァ、
ビートルズ、アニマルズ、モンキーズ、ローリング・ストーンズ、果てはキンクスへと続くエレキバンド、
少し遅れてヴェンチャーズ、シャドウズ、スプートニクスなどのエレキ・サウンズ
などがそれぞれのジャンルを強く主張、ポピュラー音楽という纏まりが一気に壊れていきました。