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認知症患者携行ノート開発

2013-10-19 02:28:05 | 日記

介護疲れの無理心中をなくしたい…「認知症患者携行ノート」開発(産経新聞) - goo ニュース

認知症患者の扱いは難しい。
介護者・介護施設・病院がうまく連携する必要があります。
行政サービスも活用した方がいいですね。
ただ介護保険の認定がないとお話になりません。

介護認定を受ける場合、役所へ必要書類を提出して面談を受けるのです。
しかし、この面談はあまり重視されないと言われています。
というのも、被介護者はできるだけいい状態を見せようとするし、家族は認定度をあげたいからちょっと大げさに言うかもしれないでしょ。

正直に言うのが一番です。担当医の意見とあまりに食い違うと信用されなくなる可能性も。

一番重視されるのはやっぱり担当医の意見です。

認定がなされるとその後、等級によりサービスのレベルが決まります。

介護施設もその等級にしたがって受け入れてくれるわけです。
行政サービスも同様。
色んな種類の補助が用意されています。
自宅内の工事…手すり設置やバリアフリー化など。
おむつ代の補助などです。


祖母も介護認定を受けていますが、一番頼りにしているのが介護施設でしょう。
食事や入浴のサービスは重要です。
同じような状態の人が多く利用しているから友人もできて楽しく過ごせるようですよ。
但し、認知が進行して介護レベルが高くなると同じ施設では受け入れてもらえなくなることもあります。

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介護者の負担が増えるのはなんでも自分で引き受けようとするからかも。
兄弟がいるならお互いに交代で面倒を見るとか、実際に引き受けることができないなら経済的負担をするとか協力するべきです。
そして介護していて負担に感じるときはいろんな人に相談することね。
ネット上にもいろんなサイトが有ります。
とにかく情報を集めることです。
行政サービスにしても自分から調べなければなりません。
役所で相談すれば答えてくれますが、自分から動かないとなにも情報が入らない。
基本的に申請主義ですから。

記事では認知症患者の情報を一元化することにより介護者・施設・病院の連携を強めるということですが、介護施設を利用している場合は介護者同士が情報交換をすることもできますね。

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実際に介護する人が負担に感じる要因としては、実際の介護の他に親戚などの意見や偏見でしょう。
精神科に連れて行くことさえ非難する人もいるでしょう。
周囲に相談することを悪く言う場合もあるでしょう。
昔は家の中でみんな面倒を見ていたとか昔話をする人も…。
でも時代も違うし、それぞれ介護する人の精神的な負担部分もちがいますよ。
わたしは被介護者のことを100%優先するのではなく、60%ぐらいに考えて、残りの40%は介護者の都合や能力を考慮するべきだと思います。
もちろんそれぞれ事情が違うでしょうから割合は変化するでしょうけど、すべての面で被介護者最優先というのは介護者の負担が大きくなってしまいます。
被介護者にもある程度我慢してもらってもいいでしょう。
その点を面倒を見ない親戚が文句言ってきても無視していいと思う。

介護する人あっての介護なんですよ。
介護者が潰れてしまっては被介護者はどうしようもなくなります。

最後に注意しなければならないことが…。
この介護に関しても詐欺的な行為が発生してきています。
相談する人はしっかり選ばなければなりません。
あと、いろんなところから情報は漏れているので、介護関係のセールスが押しかけてくる場合もあります。
実際、祖母のところにも来たのよ。
「福祉の方から来ました」ってね。
わたしが介護していた時だったので対応したんだけど、最初は役所から来たのかなって思うじゃない?
でも役所の担当者が直接来るのもおかしいなって思って、役所の方ですかって確認したらそのまま何も言わずに帰ったのよ。
福祉の方って微妙な表現よねぇ。。
公務員が公務で訪問するときは事前に連絡が来るのが普通だからね。

やっぱり介護施設関係者に相談するのが無難でしょうね。
介護のプロだもの。



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