裁判員制度】「対象除外」で迫られる難しい判断
暴力団が被告となった殺人事件で、さいたま地検が「裁判員裁判の対象事件からの除外」を裁判所に申請する方針を固めたことが、波紋を呼んでいる。申請されるのは、裁判員らに被告からの“お礼参り”などの危険が及びかねない場合、裁判所の決定で適用される規定。しかし、適用が乱発されれば、「国民の視点を刑事裁判に反映する」という制度の趣旨を損ないかねない。法曹関係者からは「運用は厳格に行うべきだ」との声も出ている。
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う~ん…やっぱりというか予想どおりというか…。
裁判員として参加したくないという理由には、他人に刑罰を科すことができないというのが多いようですが、
わたしはこの事例のようないわゆるお礼参りを恐れて拒否をしたいと考える人が結構いると思います。
暴力団関係の場合、被告本人からのお礼参りというよりも、傍聴席にいる仲間からの報復の方が怖い。
報復を恐れるあまり刑を軽くする傾向になる危険性もあるし、そうなると普通の人の場合との量刑に差が出てくる可能性もあるわね。
強面の凶悪犯の方が、通常よりも軽い刑で済んでしまうのは被害者にしてみれば我慢できないでしょう。
また暴力団犯罪については減少するどころか増加する可能性も出てきます。
誰しも自分の身に危険が及ぶような事柄には関わりたくないと思いますよね。
しかし、裁判員に選出されると原則として関わらざるを得ない…。
傍聴を禁止すればこの危険性を回避することができるかもしれないけど、
裁判の公開に抵触してしまうし、難しいですねぇ。
警察だっていつまでも保護してくれるわけじゃないし…。
暴力団が被告となった殺人事件で、さいたま地検が「裁判員裁判の対象事件からの除外」を裁判所に申請する方針を固めたことが、波紋を呼んでいる。申請されるのは、裁判員らに被告からの“お礼参り”などの危険が及びかねない場合、裁判所の決定で適用される規定。しかし、適用が乱発されれば、「国民の視点を刑事裁判に反映する」という制度の趣旨を損ないかねない。法曹関係者からは「運用は厳格に行うべきだ」との声も出ている。
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う~ん…やっぱりというか予想どおりというか…。
裁判員として参加したくないという理由には、他人に刑罰を科すことができないというのが多いようですが、
わたしはこの事例のようないわゆるお礼参りを恐れて拒否をしたいと考える人が結構いると思います。
暴力団関係の場合、被告本人からのお礼参りというよりも、傍聴席にいる仲間からの報復の方が怖い。
報復を恐れるあまり刑を軽くする傾向になる危険性もあるし、そうなると普通の人の場合との量刑に差が出てくる可能性もあるわね。
強面の凶悪犯の方が、通常よりも軽い刑で済んでしまうのは被害者にしてみれば我慢できないでしょう。
また暴力団犯罪については減少するどころか増加する可能性も出てきます。
誰しも自分の身に危険が及ぶような事柄には関わりたくないと思いますよね。
しかし、裁判員に選出されると原則として関わらざるを得ない…。
傍聴を禁止すればこの危険性を回避することができるかもしれないけど、
裁判の公開に抵触してしまうし、難しいですねぇ。
警察だっていつまでも保護してくれるわけじゃないし…。
友達が「裁判員の候補になった!とりあえず死刑だ」とか素でバカを垂れ流してるの聞いて、
やっぱこの制度辞めた方がいいなぁと思った
やっぱり素人である裁判員に有罪・無罪の判断だけじゃなく、量刑まで決めさせることに無理があるのかもしれませんねぇ。
相場に沿った判断になるような…。
会議でも意見を積極的に言わない人もいるでしょう。
まだ始まったばかりですが、制度の修正があるかも…。
まだまだ訴訟社会ではないということですね。
いよいよ東京地裁で初の裁判員が参加した裁判が始まりますね。
足立区の事件だったと思います。
裁判所に呼び出される人が73人だそうです。
その中から補充員も含めて9人が選ばれます。
73人全員が来るとは思えないけど…。