別れさせ屋

「別れさせ屋」、探偵業法に基づき指導へ(読売新聞) - goo ニュース

-----------------------------------------

この別れさせ屋というのは、確かに探偵という性格とは合わないような…。
探偵とは本来の業務は身辺調査と依頼人への報告ということだから、現状をそのまま報告することよね。
別れさせるというのは積極的な行為をすることでちょっと違うかなぁ。
いくら依頼に基づく行為とはいえ…。
男女の一方と恋愛関係を結んで離別工作を行うってさぁ、人権的に拙いでしょう。
公序良俗違反の疑いが非常に強い。
別れさせるといっても夫婦関係にある男女の一方がどうしても離婚したい場合に利用することが多いようね。
さらに第三者が自分の好きな人が既婚者である場合や恋愛関係にある人が居る場合に利用するとか。
夫婦間の場合、離婚事由がなければ離婚訴訟を起こすことができないんだけど、
訴訟をするには時間もお金もかかる。
だから手っ取り早く相手の不貞行為を探して、それを原因として離婚を迫ったりすることはあり得る。
この不貞行為があるかどうかを調査するために探偵に依頼することは問題ないのね。
でも、今回問題になっているのは、なんら不貞行為もなく客観的には離婚事由が存在しない場合、
意図的に不貞状態を作出すること。
まぁこの依頼を相手方が知った場合はそれだけで別れる結果になるでしょう。
でもその場合、依頼者側に慰謝料支払い義務が発生する可能性があるから、本当のことは絶対いわないでしょうね。
別れさせ屋に依頼するのは相手方に離婚事由を発生させて、その責任を追及する形で別れるようにするということ。
夫婦間にない男女を別れさせる場合はもっと簡単よね。
法律的な枠がないわけだから、別れさせ屋としても楽な仕事でしょうね。
なんだか仕事人っぽい。
別れるのにお金が絡まないなら楽なのにね。
ただ、第三者の依頼の場合には依頼者も法的責任を負わなきゃ。
こっちの方は悪質。
探偵業も仕事を選ばなくなったのかもねぇ。
通常の10倍も稼げるならやるだろうね。
あ～怖いなぁ。