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日本郵政人事

2009-10-22 00:02:21 | 日記
日本郵政】改革「後退」、新日本郵政どこへ 

鳩山政権の強力な後ろ盾を受けてスタートする「新日本郵政」だが、
民営化を前提に分割経営を模索してきた事業体制を、
再び「3事業一体サービス」に巻き戻すのは容易ではない。
4分社化による縦割りサービスは、全国で利用者の利便を損ない、
「民営化の弊害」と揶揄(やゆ)されてきた。
だが、ベクトルを再び、一体経営に向かわせるためには、組織やサービス体制よりも、
逆の価値観を踏み絵にされる社員のモチベーション回復が求められる。

大蔵省(現・財務省)事務次官を経て、
現在は、東京金融取引所の社長を務めている斎藤氏は、次官時代から、
政治家に一歩も引かずに持論を展開する豪腕ぶりから
「10年に1人のスーパー次官」などと評価された大物官僚だ。
 その辣腕(らつわん)ぶりは、「霞が関を背負って立つ官僚」の姿がだぶって見える。
斎藤氏は21日の会見で、「私の中では、元官僚の意識はない」と強調したが、
斎藤氏を迎える日本郵政内では、「元大蔵官僚とは驚いた。
官僚と、経営者としての手腕は違う」(グループ会社幹部)と困惑も広がる。

TITLE:【日本郵政】改革「後退」、新日本郵政どこへ - MSN産経ニュース
DATE:2009/10/21 22:24
URL:http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091021/fnc0910212149029-n1.htm
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結局元官僚が社長になりました。
民間出身の西川社長の影響力を排除しようということもあるでしょう。
西川さんがやってきたことのほとんどを変更するには立場的にも対照的な人が良いということかな。
10年に1度のスーパー次官だってw

亀井さんが後ろ盾だし、小沢さんとのパイプもあるようだから改革は進むでしょう。
但し、この改革しっかり定着させないと民主党政権が終わった時に再び変更されるわよ。
郵便局は日常的なサービスを提供するものだから、生活に密着してる。
だから政権が代わるたびに方針が変更されるようでは拙い。

特に過疎化の進む地方をもっと重視しなければならないでしょ。
都心部はもう既に設備が整ってて、改革といってもより便利にしようということでしょ?
便利性と必要性じゃレベルが違うわよ。
金融部分が注目されているけど、やっぱり郵便事業が本業だと思います。
どうしても郵便貯金の活用方法が論点にされてしまいますねぇ。

それにしても前社長の西川さんの記者会見は不機嫌でしたねぇ。
まぁ退任会見だからしょうがないんでしょうけど、いっつも不機嫌だったような気がするわ。
麻生政権時の鳩山邦夫総務大臣とのバトルに勝って留任することが決まったばかりだったのに、
なにか新しいことをする前に退任…。
やっぱり改革を急ぎすぎたのかもしれないね。
小泉政権の時から時間がたつにつれて逆風が強くなってきて、焦ったのかもしれない。
かんぽの宿の売却や日本通運との協力、郵便局の統廃合…。
完全な民間企業になれば、当然自分の資産をどのように使おうと問題なしだったんだけど、
まだ政府の影が残ってる段階で多方面へ事業を拡大しようとしたのも業界の反発を招いたね。
かんぽの宿の売却などはオリックス一社と契約を結ぼうとしたり、その売却価格も不信感を増加する原因になった。
とにかく急ぎすぎた…。
早く結果を出さなければならない事情があったのかもしれませんが、
強権的だったというお話しもあります。
でもねぇあれだけの巨大組織を一気に変更するにはある程度の強権性は必要だと思うんだけど、
やり方が拙かったのかな。
特定郵便局関係者の反発もあったし…。

今度の社長は民営化を慎重にするでしょうね。
元大蔵省のスーパー次官がどれだけがんばれるか。
元郵政省だったら完全に元通りだった?

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