カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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にページを引越しました。
どうぞよろしく。

JACシンポジウム その3

2009年11月30日 | カイロプラクティック
 「リハビリテーション・トレーニング」の講師は、岩由純先生。

 ストレッチポールの開発者としても有名だそうです。
 (知りませんでした。^^;)

 渡米して、1985年にATC(NATA公認アスレティックトレーナー)資格取得。

 1986年よりNEC女子バレーボール部のアスレチックトレーナーに就任、今年退任されたそうです。

 日本アスレチックトレーナーズ機構副会長。

 コアコンディショニング協会会長。

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 「感動・感激を伝えたい」という先生の気持ちが反映された、とてもよい内容でした。

 また、お話が興味深く、情熱で参加者を巻き込んでいくところも印象的。 

 導入は、体験談に基づいた感動的な話から。

 思わず涙してしまい、周りを見回すとお仲間がいっぱい…。

 なんと岩崎先生ご本人も。

 それだけ、その時の体験は強いものだったのでしょう。

 機会があれば、是非ご本人から生で聴いてください。 

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 ストレッチポールも思わず買いたくなったのですが…。

 さらに興味をひいたのが、Dr.マルツのサイコ・サイバネティクス理論。

 「人間の脳には志向性があり、ある明確な目標を設定すると、無意識のうちに目標達成に向かうようになる」というもの。

 具体的には以下の手法を用いるのが効果的のよう。

 ・アファメーション(affirmation)
  →肯定形式の表現をすることで潜在意識に働きかける
 ・ペップトーク(Pep Talk)
  →監督・コーチが用いる短い激励のメッセージ

 岩先生は、日本におけるペップトークの第一人者。

 "コア"は、中心や核の意味。

 "コアコンディショニング"は、カラダだけでなくココロの調整も必要と位置づけています。

 「本来あるべき自然な状態に近づけるようコンディショニングする」ことは、カイロプラクティックにも通じます。

 せっかくですから、ゴルフで池ポチャしないよう、ポジティブな言葉を選択する習慣を身につけましょう。


 

JACシンポジウム その2

2009年11月29日 | カイロプラクティック
 今回のセミナーで一番興味があったのが、「カイロプラクティック機能神経学」。

 講師の吉沢公二先生は、現在カリフォルニア州アーバインにて開業されていらっしゃいます。

 吉沢カイロプラクティック(Yoshizawa Chiropactic Office)

 アプライドキネシオロジー資格認定医。

 2007年にカイロプラクティック神経学認定専門ドクター(DACNB)に。

 現在は神経系のスペシャリストとして活躍されていらっしゃいます。

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 カイロプラクティック神経学の基本は、Brain Hemisphericity(大脳半球の機能的な偏り)。

 姿勢の変化も大脳半球の働きが低下することで説明することができます。

 神経の生存に必要なものは、酸素・適切な刺激・栄養です。

 問診と検査から、症状を出している犯人を特定していきます。

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 今回、いくつか症例をとりあげていただいたことで、難しい内容がとてもわかりやすく感じました。

 めまいの中にBPPV(良性発作性頭位めまい症)があります。

 加齢や外傷によって、耳石器が三半規管に入り込むことで回転性めまいが生じます。

 この症例の患者さんは、階段から落下してから様々な症状に苦しんだそうです。

 BPPVが疑われる場合、ディックス・ホールパイクテスト(Dix-Hallpike Test)を行い、めまいと眼振を確認します。

 治療はEpley法(エプレイ法)を用います。

 BPPVの場合、Epley法は80%程度の効果があがるようです。

 めまいや頭痛は、施術者の知識力・臨床力が問われる症例です。

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 脳や神経系の分野は、日々進化しています。

 久々の神経学の講義は、とても刺激的でした。

 自分の脳を活性化するためにも、常に新しい情報を収集する努力が必要のようです。


 

 

JACシンポジウム その1

2009年11月25日 | カイロプラクティック
 縁あって、11月22日・23日晴海グランドホテルで、JAC(日本カイロプラクターズ協会)のシンポジウムに参加することができました。

 セミナーのテーマは、「匠の技」。

 ワークショップの内容は以下のとおり。

 1.「カイロプラクティック機能神経学」吉沢公二先生
 2.「コアコンディショニング」岩崎由純先生
 3.「スポーツ障害のマネジメント」宮川俊平先生
 4.「アプライド・キネシオロジー」中塚祐文先生
 5.「ガンステッド・カイロプラクティック」松久正先生
 6.「頚部感覚入力が及ぼす循環調節への影響」渡辺信博先生

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 ワークショップはもちろんですが、同期生と久々に再会したり、先輩の先生方とお話できたりと、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 自分なりに感じたことを数回にわたって書き留めておきたいと思います。


 


Thera-Band(セラバンド)

2009年11月22日 | 健康法
 D&MのThera-Band(セラバンド)を購入してみました。

 以前、RMIT大学のリハビリテーションの授業で使用したことはあったのですが、購入ははじめて。

 用途は、筋トレ・シェイプアップ・介護予防運動・ストレッチ・ピラティス・リハビリなど。

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 セラバンドの良いところは、抵抗力が8段階に分かれている点。

 目的や用途・自分の筋力に合わせて、選ぶことができます。

 セラバンド/セラ・チューブ レベルまるわかりチャート

 トレーニング方法は、マニュアルも添付されています。

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 セラバンドは天然ゴムからできているので、ラテックスアレルギーの方は使用を避けます。

 エクササイズは、1セット10回程度を3セットほど行います。

 レジスタンスエクササイズ(抵抗運動)では、力を入れたときに息を吐くのが基本となります。

 力を入れたときに息を吸うと、血圧が急激に上昇しますので、注意が必要です。

 まずは無理をせず、自分の身体に相談しながら、ゆっくりとしたペースでトレーニングしましょう。


 


なわとび

2009年11月21日 | 健康法
 沼津の黄瀬川に SPOPIA シラトリ というお店がオープンしたので、セールをのぞきに行きました。

 冬でも部屋の中でできるかと思い、なわとびを購入。

 自宅でとりあえず跳んでみると、なんと10回も跳べません。

 ???

 あまりにもひどすぎる…と思っていると、付属品に「INFなわとび運動」なる冊子が…。

 取扱説明書があり、競技用に機能を追求しているので、とびなわの調整も必要だったことが判明しました。

 最初は長い分を手に巻き付け跳んでいたのです。

 説明書のとおり、長さを調整してみると…。

 普通に(?)跳べる。

 かなりホッとしました。

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 なわとびには技があります。

 ・前とび
 ・後とび
 ・2重とび
 ・3重とび
 ・片あしとび
 ・かけあしとび
 ・交差とび
 ・あやとび
 ・側回旋交差

 など、約400種にも及ぶそうです。

 アシックスー生涯スポーツ倶楽部 なわとび

 なわとびも鍛えると、ギネス認定記録保持者になれるそう。

 すごいですね。

 UQ WiMAX なわとび編(30秒スピード(両足跳び)160回)

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 私のとりあえずの目標は、前とびで1000回続けて跳ぶこと。

 声を出しながら跳ぶと、脳の活性化にもつながるようです。


 

手作りパン

2009年11月20日 | 食物
 お友達から、手作りのパンを送ってもらいました。

 酵母から手塩にかけて育てるそうです。

 写真は、送って頂いた箱の中身。

 言葉は変ですが、彼女の子供を里子にいただいた気がします。

 早速、感謝していただこうと思います。

 (食べるのかよ! とか言わないの~。)

 感想は、後日のお楽しみで。



 
 

修善寺の黒米

2009年11月18日 | 食物
 伊豆の修善寺では、黒米が栽培されています。

 黒米は古代から作られていた「もち米」の1種。

 収穫量がお米の3分の1程度で、手間もかかるので、大量生産はできません。

 糠の部分にカルシウム、鉄分、ビタビンB1、B2、E、蛋白質、ナイアシン、マグネシウムなどが豊富に含まれています。

 果皮部にはアントシアニン系の紫黒色素があります。

 完全に精米すると白色になり、栄養分もなくなってしまいますので、玄米のままいただきます。

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 「黒米」の原産地は中国。

 形はやや細長いインディカ米に近い感じ。

 炊飯器で、普段炊いているお米に混ぜて炊きます。

 お米と黒米の割合は、10対1くらいがベストのようです。

 炊飯器の中に洗米したお米を入れ、黒米を追加します。

 水はやや多め、浸水は1時間程。

 炊きあがったら、しゃもじでよく混ぜ合わせます。

 ご飯全体に、うすい桜色が拡がります。

 食感もモチモチとして、美味しくいただけます。


 


自家製ウスターソース

2009年11月17日 | 食物
 ちょっと前のこと。

 11月3日、三島では「宿場祭り」が開催されました。

 広小路から三島大社まで歩行者天国。

 産直の三島山麓野菜もお買い得。

 ということで、野菜を買いに…。

 セロリが1株手にはいったので、ウスターソースを作ってみました。


 【参考図書:クッキングパパ102巻】

クッキングパパ 102 (モーニングKC)
うえやま とち
講談社

このアイテムの詳細を見る


 <材料>
 野菜類:リンゴ:1個
     トマト:3個
     玉ねぎ:1/2個
     人参:1本
     セロリ:1本
     ニンニク:1/2個
     ショウガ:40g
     干し椎茸:5~6枚
     昆布:20cm

 香辛料:月桂樹:2~3枚
     赤唐辛子:2~3本
     シナモンスティック:2~3本
     黒コショウ:大さじ2
     実山椒:大さじ2
     ナツメグ:大さじ1
     クローブ:大さじ1
     タイム:大さじ1
     セージ:大さじ1

 調味料:醤油:1カップ
     砂糖:200g
     塩:100g
     酢:3/4カップ

<手順>
 1.野菜類を切って、鍋に3リットルの水を入れ、中火で2時間ほど煮ます。
   セロリは葉の部分も入れてOKです。
 2.全体が2/3程度になったら、香辛料を加えて、さらに1時間煮ます。
 3.さまして、ミキサーにかけます。
 4.布巾で自然に濾します。
 5.濾したものに醤油・砂糖・塩を入れ、10分ほど煮詰めます。
 6.冷めたら、酢を加えてできあがり。

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 できあがりは約1リットルほどになります。

 我が家ではペットボトルに詰めて、冷蔵庫に入れておきます。

 市販のものとくらべて、さっぱりとした味です。

 意外なことに、刺身につけても大丈夫です。
 (もちろん、好みもあります ^^;)

 家庭の味が作れるのも、魅力の1つ。

 手抜きをするには、最初から材料をミキサーにかけてもよいのかも知れません。

 時間も短縮できるかも…。

 今度やってみます。

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 香辛料や調味料は好みに合わせて加減します。

 砂糖は1割ほど減らしても大丈夫でしたが、減らし過ぎると「え?」という味になります。 

 ということは…。
 市販のソースやケチャップには、かなりの砂糖が入っている!

 舌は甘いものや油物を美味しく感じますからね~。

 とほほ…。

 調味料にも隠れたカロリーが…。

 気をつけましょう。


 

同じ刺激は身体に悪い

2009年11月16日 | ヨガ
 ヨガでは、身体のいろいろな部分から、いろいろな刺激を入れます。

 方向も、左右、前後、上下など。

 先生曰く「いつも同じ刺激は身体に悪いのよ~。」

 これはいろいろな事に当てはまります。

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 NAETでは「同じものをたくさん食べる=アレルギーの有無」をチェックします。

 同じものを大量に摂取するのは、一種の中毒症状とされるからです。

 ・アルコール中毒
 ・チョコレート中毒
 ・カフェイン中毒
 ・ニコチン中毒

 などがこれに該当します。

 極端なことをいえば、煙草やチョコレートの銘柄によっても、刺激が変わるようです。

 たまに変えてみるのも、よいのかも知れません。

 アレルギーの予防や軽減のため、同じものを続けて食べない「回転食」という食物摂取法もあります。

 (重症の場合は、全く摂取しない「除去食」となります。)

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 嗅ぐ・見る・触るなどの刺激も同様です。

 順応を起こしやすく、長時間同じ刺激を受けていると次第に感覚が鈍くなります。

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 「刺激が少ないと、性格が頑固になる」と、ヨガの先生は言います。

 柔軟な身体だけでなく、柔軟な性格を維持するためにも、ヨガは役立つようです。

 ヨガに限らず、いろいろなことに挑戦して、身体や心に刺激を入れることが重要ですね。


 

「恐怖の記憶」消す仕組み解明

2009年11月15日 | 神経学
 「恐怖の記憶」を消す仕組みが解明されたそうです。

 「恐怖の記憶」消す仕組み解明…PTSD治療にも YOMIURI ONLINE

 記憶は海馬で一時的に蓄えられ(短期記憶)、大脳新質に送られることで長期記憶となるそうですが、詳しい仕組みは不明でした。

 海馬では神経細胞を次々に作り出すことで、恐怖などの記憶を消し去っていることを、富山大学の井ノ口馨教授らが発見・発表するそうです。

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 極度の恐怖体験はトラウマ記憶となり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症する場合があります。

 PTSDを発症すると、日常生活にさまざまな支障をきたします。

 しかし記憶のメカニズムがいまだ明らかではないため、PTSDの治療法は確立されていないのです。

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 「忘れたいのに忘れられない…。」

 という場合は、海馬の神経細胞の新生が低下していることになります。

 神経細胞の新生をサポートできれば、PTSDの治療に役立つことでしょう。

 更なる研究が期待されます。


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 記憶を正確に保存する神経細胞の仕組みを解明“シナプスタグ仮説”の実証