カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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にページを引越しました。
どうぞよろしく。

蟻の兵隊

2007年09月30日 | クリニック
 9月28日(金)晴れ

 今日は昼から増田先生の推薦による「蟻の兵隊」をスタッフ全員で鑑賞。

 静岡・静岡市清水区で行われた自主上映会に行って参りました。

 ドキュメンタリーで約2時間ほど。

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 主人公は奥村和一さん。

 現在は80歳を過ぎているはずです。

 奥村さんが所属した部隊は、ポツダム宣言後も中国に残留し、中国の内戦を戦いました。

 その数、2600人。

 本来ならば終戦により武装解除をして帰国するところ、日本軍司令官が戦犯として責任追及されることを恐れ、中国の軍閥に合流し4年間共産党軍と戦うことになったそうです。

 捕虜となった元日本兵がやっと帰国して受けた扱いは、「逃亡兵」。

 「自らの意志で残り、勝手に戦争を続けた」とみなされ、未だに国からは戦後補償を受ける事ができないそうです。

 戦後60年、原告団は死亡や病気で減り、控訴人は8人。

 奥村さんは80歳の高齢をおして、裁判の証拠を探しに中国へ渡ります。

 そして日本軍司令官が残した書簡を見つけます。

 しかし、その書簡が証拠として認められることはありませんでした。

「ポツダム宣言を受諾し降伏した日本が、軍の命令として、将兵を前線に残留させ、戦わせたとは、政府として絶対採れない立場なのだ」という奥村さんの言葉はとても印象的でした。

 最高裁への上告は2005年5月に却下されたそうです。

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 戦争の知られざる一面、といった言葉が当てはまる映画でした。

 奥村さんは今もご存命で、活動を続けていらっしゃるそうです。

 内容が濃いので、映画の前に原作を読んでおいた方がよいかも知れません。

 上映場所や内容に興味のある方は、以下のホームページを参照してください。

http://www.arinoheitai.com/

アンドルー・ワイル

2007年09月20日 | 健康法
 アンドルー・ワイル博士(Dr.Andrew Weil)

 アメリカの医学博士ですが、人間に本来備わっている自然治癒力を引き出すヘルスケア・システムである統合医療を提唱しています。

 日本でも、数々の邦訳がされてますから、ご存知の方もいらっしゃると思います。

・ワイル博士のナチュラル・メディスン(Natural Health, Natural Medicine)
・癒す心、治る力(Spontaneous Healing)
・アンドルー・ワイル博士の医食同源(8 Weeks to Optimum Health)

 などなど・・・

 先日、ナチュラル・メディスン・CDブックを聴きました。

 この中には、精神神経免疫学にもとづく病気予防法と瞑想テクニック、呼吸法などが、約1時間にまとめられています。

 精神神経免疫学(Psychoneuroimmunology:PNI)とは、脳、行動、免疫系の相互作用を研究する精神神経医学、心身医学の一分野で、プラシーボ効果や、心身症、精神腫瘍学などがこの分野に含まれます。

 この中で自然治癒力を高めるには、以下のことが重要だとしています。

 1.強い信念を持つこと
 2.意識の深いところ、すなわち無意識のレベル(脳・内臓・免疫系)に働きかけること

 無意識のレベルに働きかけるには、肯定的な言葉(例えば「私の身体には治る力がある」など)を1日2回、朝晩に床の中でまどろんでいる時間(無意識レベルの時)に日々(10秒でもok)繰り返すことが重要としています。

 また呼吸法で通常と異なるのが、息をはくのを重視している点です。
 ヨガの呼吸法を取り入れているとのことですが、

 0.舌を上顎の歯と歯肉の境に位置する

 1.口から息をはく
 2.鼻から息をすう
 3.息をとめる

 息をはく:すう:とめる のテンポの割合は、8:4:7。

 ストレスの強い時などに、1~3を4セットおこなうと良いとしています。
 興味のある方は、一度CDを聴いてみてください。

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 アンドルー・ワイル博士のHPは英語版のみですが、様々な統合医療が紹介されています。
 ご興味のある方は是非、チェックしてみてください。

http://www.drweil.com/drw/ecs/index.html

 また、増田カイロプラクティックで使用しているアクティベータも、その安全性から紹介されるようになったそうです。
 以下のページから、アメリカ国内のドクターが検索できます。

http://www.drweil.com/drw/ecs/activator/

人体通信

2007年09月17日 | NAET
 今日の(私的)大ニュースです。

 「人体通信」って知ってますか?
 決して、オカルトではありません。

 世界最先端のワイヤレス・テクノロジーの1つだそうです。

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 いつもと同様、仕事が終わって家に帰り、ぼーっとテレビを見ておりました。
 そして、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」の特集記事に思わず釘付け・・・

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 人体通信とは、人体を流れる静電気以下の微弱な電流を使った、人体を通信経路にする技術だそうです。

 簡単に言えば、人間を導体として利用できるということでしょうか?

 ん

 どこかで聞いたような・・・

 何かに似ているけど・・・・

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 あ
 これ、NAETの代理治療の原理だ

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 NAETでは、患者自身による検査・治療が困難な場合(小児や高齢者、筋力が強すぎるor弱すぎる、障害者、妊娠後期、発熱時、ぎっくり腰などの急性疼痛時、肩の問題がある場合等)は、確実な検査及び治療の効果を得るために、代理人を介して治療を行います。

 患者と代理人は直接の皮膚を接触させた状態で検査及び治療を行います。

 代理人の身体を通じて行った治療の効果は、皮膚接触をしている患者に伝わります。

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 「人間は導体である。」

 この事実は一生懸命説明しても、なかなか理解していただけなかったような気がします。

 「目に見えない」というのが、一番の要因だと思います。

 患者教育のツールとして、増田先生は「エナジー・ボール」をアメリカで購入してこられました。

 でも、ピンときてた方は少なかったような気がします。

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 この技術が携帯電話とともに広く伝われば・・・

 一般的に代理治療の説明も受け入れてもらえるのではないかしらと、思わず期待を寄せてしまいました。

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 人体通信は無線通信と違い、傍受される心配がない安全性の高さが特徴で、ベンチャー企業のカイザーテクノロジーは、既に人体が帯びた電気を磁気情報として拾えるセンサーを開発し、NTTや松下電工でも商品の実用化に成功しているらしいです。

 期待は高まります。
 少しでも多くの方にNAETを理解していただくための助けになればと思う今日この頃です。

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追伸
9/17は台風の特異日です。
静岡は一時的に大雨が降りました。
秋田新幹線は大雨で明日も運休です。
そして、私の誕生日でした。
何の関係も無いはずです・・・(おそらく。)
でも、なんだか申し訳ない気がしております。



特異日

2007年09月13日 | 雑学
 特異日ってご存知ですか?

 理由は不明なのですが、統計的に毎年その日に特定の天気が現われる日のことです。
 <晴れの特異日>
 ・1月16日
 ・3月14日
 ・6月1日
 ・11月3日
 <雨の特異日>
 ・3月30日
 ・6月28日
 <寒の戻りの特異日>
 ・4月6日
 <猛暑の特異日>
 ・8月18日
 <台風の特異日>
 ・9月17日
 ・9月26日

 先日は台風が上陸し、翌日は交通の便が乱れて大変でした。

 9月は台風の当り月みたいです。

 今年はどうなることか・・・

 皆さん、防災グッズの用意は万全でしょうか?

 とりあえず停電に備えて、ラジオと懐中電灯の電池と置き場所は確認してみました。

 そういえば、地震対策もしなくては・・・

 東海地震は20年前から「もうすぐ来るぞ!!」と言われ続け、未だに来ません。

 「備えあれば憂いなし」とは言うものの、あちこちで起こるニュースを見て「備えがあっても無理」と思わざるを得ません。
 出来れば、来ないでいただきたいものです。

 

第9回カイロプラクティック徒手医学会

2007年09月08日 | カイロプラクティック
 2007年9月8日(土)

「日本カイロプラクティック徒手医学会 第9回浜松学術大会」に参加させていただきました。

 テーマは「歩行と運動 -カイロプラクティックにおける全体性と内在秩序」

 増田先生と斉藤先生、お休みをいただき有り難うございました。

 私は一般講演に参加させていただき、「体性求心性信号に対するカイロプラクティック手技の効果」ということで発表させていただきました。

 しかし準備不足は否めず、直前にかなり緊張。

 感情のマッサージをしてから発表に臨みました。
 時間内に発表を終えるのに手一杯で、質疑応答に頭が白くなったような・・・
「とりあえず終わりました」といった感じです。

 大会は進行もスムーズで、大会長および関係者の方々が1年半前から準備をしていただいたお陰だと思いました。

 私は1日しか参加できませんでしたが、基調講演・特別講演ともに興味深い内容でした。

 内容については、また日を改めてupしていきたいと考えております。
 一般の方にもカイロプラクティックの効果を知っていただき、ヘルスケアに役立てていただければと思います。