9月28日(金)晴れ
今日は昼から増田先生の推薦による「蟻の兵隊」をスタッフ全員で鑑賞。
静岡・静岡市清水区で行われた自主上映会に行って参りました。
ドキュメンタリーで約2時間ほど。
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主人公は奥村和一さん。
現在は80歳を過ぎているはずです。
奥村さんが所属した部隊は、ポツダム宣言後も中国に残留し、中国の内戦を戦いました。
その数、2600人。
本来ならば終戦により武装解除をして帰国するところ、日本軍司令官が戦犯として責任追及されることを恐れ、中国の軍閥に合流し4年間共産党軍と戦うことになったそうです。
捕虜となった元日本兵がやっと帰国して受けた扱いは、「逃亡兵」。
「自らの意志で残り、勝手に戦争を続けた」とみなされ、未だに国からは戦後補償を受ける事ができないそうです。
戦後60年、原告団は死亡や病気で減り、控訴人は8人。
奥村さんは80歳の高齢をおして、裁判の証拠を探しに中国へ渡ります。
そして日本軍司令官が残した書簡を見つけます。
しかし、その書簡が証拠として認められることはありませんでした。
「ポツダム宣言を受諾し降伏した日本が、軍の命令として、将兵を前線に残留させ、戦わせたとは、政府として絶対採れない立場なのだ」という奥村さんの言葉はとても印象的でした。
最高裁への上告は2005年5月に却下されたそうです。
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戦争の知られざる一面、といった言葉が当てはまる映画でした。
奥村さんは今もご存命で、活動を続けていらっしゃるそうです。
内容が濃いので、映画の前に原作を読んでおいた方がよいかも知れません。
上映場所や内容に興味のある方は、以下のホームページを参照してください。
http://www.arinoheitai.com/
今日は昼から増田先生の推薦による「蟻の兵隊」をスタッフ全員で鑑賞。
静岡・静岡市清水区で行われた自主上映会に行って参りました。
ドキュメンタリーで約2時間ほど。
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主人公は奥村和一さん。
現在は80歳を過ぎているはずです。
奥村さんが所属した部隊は、ポツダム宣言後も中国に残留し、中国の内戦を戦いました。
その数、2600人。
本来ならば終戦により武装解除をして帰国するところ、日本軍司令官が戦犯として責任追及されることを恐れ、中国の軍閥に合流し4年間共産党軍と戦うことになったそうです。
捕虜となった元日本兵がやっと帰国して受けた扱いは、「逃亡兵」。
「自らの意志で残り、勝手に戦争を続けた」とみなされ、未だに国からは戦後補償を受ける事ができないそうです。
戦後60年、原告団は死亡や病気で減り、控訴人は8人。
奥村さんは80歳の高齢をおして、裁判の証拠を探しに中国へ渡ります。
そして日本軍司令官が残した書簡を見つけます。
しかし、その書簡が証拠として認められることはありませんでした。
「ポツダム宣言を受諾し降伏した日本が、軍の命令として、将兵を前線に残留させ、戦わせたとは、政府として絶対採れない立場なのだ」という奥村さんの言葉はとても印象的でした。
最高裁への上告は2005年5月に却下されたそうです。
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戦争の知られざる一面、といった言葉が当てはまる映画でした。
奥村さんは今もご存命で、活動を続けていらっしゃるそうです。
内容が濃いので、映画の前に原作を読んでおいた方がよいかも知れません。
上映場所や内容に興味のある方は、以下のホームページを参照してください。
http://www.arinoheitai.com/