先日、沼津にあるREFS(レフズ)さん主催の『一杯のスープをつくる時間』に参加させていただきました。
今回はファイナル。
最高のスープを飲むために、器をつくる木を切る過程からスタートした長期体験型イベント。
昨年の12月に伐採された木は、半年をかけて器になりました。
器づくりには参加できませんでしたが、ラッキーな事に器を貸していただきました。
両手にすっぽりと収まる、ホッとする形。
スープの中には、天城軍鶏。
めずらしい猪のローストも一品として並びます。
aiaiのシェフがテーブルを回ってお話してくれました。
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軍鶏は、なかなか骨から肉が離れなかった。
猪もそのままだと肉が硬いから、料理する少し前に、天然の塩麹を使った。
本来、肉は ”固く、噛めば味が出る” もの。
柔らかい肉は1頭のなかでも、ほんのわずかしか取れない。
ということは、その辺で食べられる「安くて柔らかいお肉」というのは、人工的に柔らかくしている可能性が高いということです。
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聞いていて、この言葉を思い出しました。
"You are what you eat."
「あなたの身体は、あなたが食べた物や飲んだ物以外からは、何ひとつ作られません。」
ロジャー・ウィリアムス博士の言葉です。
約2時間ほどの会でしたが、味わうという体験を通して、いろいろな気づきをいただきました。
ありがとうございます。
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