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カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

http://chirouno.blog.fc2.com/
にページを引越しました。
どうぞよろしく。

こいち治療院

2011年04月15日 | 治療法
 友人が3月、渋谷区幡ヶ谷で開業されました。

 すでに、ご活躍されているご様子。

 従来の東洋医学とは、一味ちがう鍼治療です。

 こいち治療院

 お近くの方はぜひ。

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 追伸:「杣(そま)の木洩日」

 とっても美味しかったです。

 ご馳走様でした。


 

肺炎

2011年01月31日 | 治療法
 「カラダのキモチ」で、肺炎についての特集をやっていました。

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 日本における肺炎による死者は年間10万人以上で、死亡原因の第4位。

 肺炎の原因の多くは細菌。

 肺炎球菌・インフルエンザ菌・レジオネラ菌・クラミジア・マイコプラズマなどが該当します。

 風邪にかかると、線毛の動きが低下して細菌が肺に入りやすくなります。

 免疫力が低下し、細菌が肺で増殖すると肺炎となるわけです。

 原因菌を特定することで、抗生物質が有効に働きます。

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 最近多く見られる肺炎は

 ・マイコプラズマ肺炎
 ・インフルエンザウイルス肺炎

 インフルエンザウイルスは増殖力が強く、重症化することも。

 これからの季節、特に注意が必要でしょう。

 対策としては、ワクチンの接種。

 ワクチンを接種しておくことで、重症化を回避することができるようです。

 三島市で接種を受けるには、予防接種委託医療機関一覧表が参考になります。

 詳しくは、各医療機関にお問合せください。


 

咳嗽(咳)の専門家

2011年01月30日 | 治療法
 クライアントさんが、年末に肺炎にかかりました。

 「咳が長引いて…」とのこと。

 咳嗽(咳)が長引く場合、風邪とはかぎらないので注意が必要です。

 3週間以上咳が続くのに検査で異常がない場合、呼吸器内科の専門医を受診するという選択肢があります。

 日本咳嗽研究会 咳嗽を専門とする医師 一覧表

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 「三島市は?」と探してみると、該当なし。

 う~ん、なんとも残念です。

 一番近いのは、沼津の「あめみや内科」さん。

 (社)日本呼吸器学会の専門医一覧も検索の参考になるかも知れません。

 なお受診される場合は、事前に必ず医療機関にお問合せください。

 いつも情報が最新とは限りませんので…。


 


「統合医療」がJR福知山線脱線事故のケアに。

2011年01月15日 | 治療法
 JR西日本が、福知山線脱線事故の犠牲者の遺族や負傷者らのケアの一環として、大阪大大学院医学研究科などと共同し、「統合医療」を利用したケアに当たっていくそうです。

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 事故被害者ケアへJR西「統合医療」 阪大と共同、今春にも(産経関西)

 JR脱線事故のケア、阪大に外部相談窓口を設置へ(asahi.com 朝日新聞社)

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 事故発生から5年経過したが、いまだ負傷者や遺族の傷が癒えない方が多いそうです。

 統合医療は、西洋医学に漢方やはり・きゅうなどの東洋医学を組み合わせたもの。

 西洋医学では原因不明の疼痛など、慢性症状の改善に鍼灸の効果が期待されます。

 少しでも多くの方が、痛み・苦しみから開放されますよう。


 



四診

2010年10月12日 | 治療法
四診(ししん)は、 Wikipedia によれば

「東洋医学の主体となる診断法である。望・聞・問・切の四つの四つをもって四診と呼ぶ。 望・聞・問・切とは、望診、聞診、問診、切診のことである。」

とあります。

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・望診:見ることで診断する。
・聞診:聞くことや嗅ぐことで診断する。
・問診:問うことで診断する。
・切診:触れることで診断する。

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 望んでこれを知る者を「神」といい、
 聞いてこれを知る者を「聖」といい、
 問うてこれを知る者を「工」といい、
 脈を切してこれを知る者を「巧」という。

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 望診だけで診断できる者を、神技を発揮する医者として神といいます。

 聞診によって診断できる者を、聡明な医者として、聖といいます。

 問診によって診断できる者を、標準的な医者として、工といいます。

 切診まで用いて診断する者を、医術の技として巧といいます。

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 東洋医学、奥が深いですね。

 カイロプラクティックは触診・手技を主に使いますので、極めれば「巧」ということになるのでしょうか。

 私も切診に限らず、少しでも多くの情報を拾える施術者を目指したいと思います。


 

RICE(ライス)

2010年03月26日 | 治療法
 久々に、派手に転びました。

 スコーン!!と足元から…。

 柱にスネを強打し、あっという間に膝が2つになりました。

 ふたこぶラクダのようです。

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 さてこんな時、ご家庭で簡単にできる打身(打撲)・ねんざなどの対処方法があります。

 頭文字をとって、RICE(ライス)といいます。

 ・Rest(安静)
 ・Icing(冷やす)
 ・Compression(圧迫・固定)
 ・Elevation(挙上)

 一般的に急性期は48~72時間といわれています。

 ここで適切な処置をすると、回復が格段に違います。

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 今回自分でやってみて、特に感じたのが、アイシングの重要性。

 アイシングのポイントをあげておきます。

 ・受傷後、速やかに行うこと。
 ・患部冷却時間は20~40分間が目安。
 ・患者に必ず感覚を確認しながら行う。
 ・アイシングは、冷却によって麻痺していた感覚が回復したら繰り返し行う。
 ・48時間はアイシング適応
 ・コールドスプレーや冷湿布は効果がないので、注意が必要。

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 自宅では、氷やコールドゲルパックなどを利用します。

 凍傷を避けるため、

 ・一度氷を水洗いして、霜を落とす。
 ・ビニール袋や氷嚢に氷を入れ、タオルなどで包む。
 ・アイシングをしたまま睡眠はとらない。

 などに気をつけましょう。

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 まあ、一番はケガをしないことなんですけどね~。


 

TMS治療(経頭蓋磁気刺激治療)

2010年03月21日 | 治療法
 3月14日放送のTBS「夢の扉~NEXT DOOR~」。

 東京慈恵会医科大学附属病院リハビリテーション科の安保雅博先生が紹介されていました。

 現在、慈恵医科大学附属病院では、入院して TMS治療(経頭蓋磁気刺激治療) と並行して集中リハビリテーションを行う「NEURO-6」または「NEURO-15」を実施しているそうです。

 番組内では、脳梗塞後の上肢麻痺や失語症の患者さんに劇的な効果をもたらした症例をみることができました。

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 TMS治療は、Magstim(マグスティム)を頭部に当てるというもの。

 基本的に痛みを伴わない非侵襲性であることも、特筆すべき点でしょう。

 また画期的なのが、「障害側ではなく、機能亢進した健側の大脳に刺激を入れて抑制をかけ、障害側の機能回復を促す」といった考え方。

 もちろん患者さんによって刺激を入力する側は異なりますが、カイロプラクティック神経学に通じるものを感じました。

 「適切な刺激を適切な量、適切な場所に入力する」ことで、神経機能の回復を図るわけです。

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 脳梗塞・クモ膜下出血などの脳血管障害は、後遺症が残ることが多いようです。

 「4ヶ月で症状固定したら、回復は難しい。」というのが定説だそう。

 安保先生は、この定説を打破し、新しい定説をつくりあげようとしています。

 「脳機能は何年経っても、回復が可能なのだ」という信念を持った治療。

 取材でも梗塞から5年経過した方が、「お孫さんを自分の手で抱きたい」という希望をもって治療に望み、物が握れるまでに回復されていたのが印象的でした。

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 現在、TMS治療を併用した「NEURO-15」を行う病院は、2箇所のみ。

 ・東京慈恵会医科大学附属病院リハビリテーション科

 ・鳥取県倉吉市の清水病院

 ただし、治療を受けるには「基準(pdfファイル)」を満たす必要があります。

 そして受診を望む方がすぐに治療を受けられないのが現状です。

 患者さんが受けたいと望む治療法が早く普及し、少しでも患者さんやご家族のQOLがあがることを望みます。


 

HQ(Humanity Quotient:人間性知能)

2009年12月22日 | 治療法
 先日、「ホンマでっか?!TV」を見ていると、衝撃的なキャラクターの方が…。

 脳科学者の澤口俊之氏。

 あまりにも気になったので、ついついネット検索。

 澤口俊之氏の肩書は、「元:北海道大学医学研究科教授、現:人間性脳科学研究所所長」。

 ついでに、人間性脳科学研究所のホームページにもハマってしまいました。

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 発達障害の脳科学的改善

 発達障害(ADHD、LD、自閉症など)をHQの機能障害とし、独自の「HQ改善法」を用いて高い実績をあげているそうです。

 ただし改善法の実施は早ければ早いほどよく、8歳以降では改善が非常に困難に…。

 やはり脳の発達には「適切な時期」に「適切な刺激」を与えることが重要のようです。

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 かなり気になるので、本も読んでみようと思います。

「学力」と「社会力」を伸ばす脳教育 (講談社プラスアルファ新書)
澤口 俊之
講談社

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頭痛とヘルペスウイルス

2009年12月07日 | 治療法
 先日、テレビで片頭痛と帯状疱疹ウイルス(ヘルペスウイルス)の関係について放送されていました。

 ストレスなどで免疫力が低下すると、帯状疱疹ウイルスが活性化。

 これが三叉神経を刺激し、炎症物質が分泌される。

 頭の血管に炎症が起こり、血管が拡張した結果が片頭痛…。

 という仮説。

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 帯状疱疹ウイルスは、水痘(水ぼうそう)ウイルス。

 日本人の9割以上が、10歳以下でかかります。

 私も小学校の低学年でかかった記憶が…。

 「水ぼうそうは一度かかれば二度とかからない」とされていますが、治癒しても水痘ウイルスは神経節の中に潜伏するそうです。

 とすれば、免疫が落ちたときに症状がでるのも納得できる気がします。

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 頭痛について有名なサイトに、頭痛大学 University of Headache があります。

 清水俊彦医師の研究グループによれば、目の奥や周囲、頭皮に違和感・痛みを覚える「前額部アロディニア(知覚過敏)」の場合、抗ウイルス薬が効果的のようです。

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 ん?

 ヘルペスウイルスといえば…と思い、ネット検索をしてみると、ありました。

 豊岡憲治医師が2004年4月30日の記事で、頭痛とヘルペスウイルスの関連を取り上げていらっしゃいました。
 
 医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

 豊岡先生は、画像診断や血液診断ではなく、O-Ringテストでチェックし、漢方薬で治療されるようです。

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 多少の頭痛だと、我慢してしまう場合もあります。

 HIT-6(HIT:Headache Impact Test 頭痛インパクトテスト) でセルフチェックしてみましょう。

 頭痛ダイアリー に記録して、頭痛の傾向を探っておくのもよいでしょう。

 頭痛の原因は不明とされていますが、「免疫が落ちているサイン」と受け取ることができるようです。

 身体からのサインを見逃さないようにしましょう。

 
 


うつ状態の鑑別診断に光トポグラフィー

2009年10月30日 | 治療法
 うつ状態の鑑別診断に光トポグラフィー検査が有効だそうです。

 厚生労働省は2009年3月10日「光トポグラフィー検査による脳機能評価に基づくうつ状態の鑑別診断」を「先進医療」として承認、4月1日告示しています。

 先進医療の各技術の概要について
 (88番)光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助


 光トポグラフィー(NIRS)は、脳の活動状況を調べる医療機器。

 頭皮上から光ファイバーを通して近赤外光を照射し、大脳の表面付近の血液量の変化を測定します。

 近赤外光は安全性が確認されており、装置の装着も簡単で、非侵襲性です。

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 検査も簡単。

 ・装置を装着する。
 ・正面のディスプレイを見ながら指示に答える。
  (a)「あ・い・う・え・お」を繰り返す(基本データの測定)
  (b)画面の文字から始まる言葉を答える(脳活性時の測定)

 約10~15分で検査は終了するようです。

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 現在、精神疾患の鑑別は問診のみ。

 しかし、うつ病・双極性障害(そううつ病)・統合失調症は、問診のみでは鑑別診断できない場合もあります。

 治療は薬物療法が主で、

 ・うつ病  :抗うつ薬
 ・双極性障害:気分安定薬
 ・統合失調症:抗精神病薬

 が第一選択となります。

 しかし診断が正確でなければ、処方薬の効果がないばかりか、症状が悪化することも。

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 双極性障害は明らかな躁状態を伴う双極I型障害と、軽い躁状態を伴う双極II型障害に区分されます。

 躁状態が軽い双極II型障害の場合、患者や家族の認識がないため、問診ではうつ病と診断されることも。

 この場合も光トポグラフィー検査で双極性障害と診断することが可能だそうです。

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 光トポグラフィー検査の精度は、7~8割。

 問診の補助手段として使うことで、正確な鑑別診断が望めるようです。

 検査費用は1万3000円ほど。

 今は全額自己負担となります。

 ただし検査を受けるには、症状が先進医療の対象となること、および診療情報提供書(紹介状)が必要となります。

 希望される場合は、現在の主治医に確認されることをおすすめします。

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 光トポグラフィー検査を受けられる施設は以下の通り。

 群馬大学医学部附属病院 精神科神経科

 東京大学医学部附属病院 精神神経科

 国立精神・神経センター病院 光トポグラフィー(NIRS)専門外来

 近畿大学医学部附属病院 メンタルヘルス科

 全国的な普及には、まだまだ時間がかかるようです。