カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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ドクターカー

2008年11月27日 | 雑学
 先日、東静岡駅付近で「ドクターカー」を見かけました。

 ドクターカーは2008年6月に施行された改正道路交通法で緊急車両に追加指定されました。

 ドクターヘリと同様、救命率アップのために導入されており、車体の仕様は様々ですが、その設備は「動く病院」とも言われています。

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 医師が同乗しており、無線機やサイレン、拡声機などを搭載。

 簡単な手術用具や薬剤も積み込み、現場での初期治療を担っています。

 事故で患者さんを搬送できない場合に出動要請されるケースが多いでようです。

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 仕様が一般車でもサイレンを鳴らしている場合は、緊急自動車。

 見かけたら道を譲りましょう。


 



鼻水

2008年11月21日 | NAET
 鼻水は、涙腺・鼻腔・副鼻腔からの分泌物が混じりあっています。

 このなかで、副鼻腔の構造は複雑な上に空間も大きいので、「鼻をかんだらスッキリ!」というのは難しいようです。

 花粉症で用いるのが、抗ヒスタミン薬。

 炎症に関係したヒスタミン作用を止めるのが一番手っ取り早い方法です。

 ヒスタミン作用を受ける受容体は、現在のところ4つあるそうです。

 ・H1受容体:炎症やアレルギー反応に関わる

 ・H2受容体:胃酸分泌反応に関わる

 ・H3受容体:神経伝達物質の放出を促進する

 ・H4受容体:胸腺、脾臓、小腸などで確認されたが詳細は不明

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 鼻水や涙を止めるには、H1受容体に対する抗ヒスタミン剤が有効となりますが、同時にH3受容体にも作用するため、副作用として眠気が起こります。

 このため、第二世代抗ヒスタミン薬が開発されました。

 1983年以降に発売されたもので、眠気などの副作用が少ないとされています。

 これに対して、第一世代抗ヒスタミン薬はその副作用を利用して、睡眠薬として利用されています。

 でも、使わずにすむのが一番ですね。


 


腸内フローラ

2008年11月20日 | NAET
 動物のお腹には多種多様な細菌が住んでいます。

 健康な人間の腸内には、なんと400種を越え約100兆個ともいわれる細菌が。

 まるで花畑のように群をなしているため、腸内フローラ(腸内細菌叢)と呼ばれます。

 正常な腸内フローラは、正常な免疫力を発達させ、過剰なアレルギー反応を抑える働きがあります。

 ですから腸内環境を正常化するには、食品添加物や砂糖・イーストなどの過剰摂取を避け、野菜類を充分に食べるのがよいとされています。

 また日本人にあった発酵食品は昔から日本にあるもの、味噌、醤油、みりん、酢などになります。

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 胎児は腸内が無菌です。

 出産とともに、徐々に腸内に菌が増えていきます。

 母乳で育てられた赤ちゃんの腸内は善玉菌が最も多くなります。

 これは免疫機能が未熟な赤ちゃんを母乳のビフィズス菌がサポートするため。

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 離乳食の開始により、腸内の悪玉菌が急に増えます。

 善玉菌と悪玉菌の対立が均衡状態になり、安定した腸内フローラが形成されます。

 赤ちゃんの腸内フローラは、一般的に母親が持っている腸内フローラを引き継ぐようです。

 ですから、子供は母親の体質を受け継ぐことが多いのかもしれません。

 腸内フローラが同じ…。

 なんとも不思議ですね。


 


環境への適応

2008年11月19日 | NAET
 現在、自然には存在しない様々な化学物質が次々と生み出されています。

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 「限られた環境に適応しすぎると、その種は絶滅する。」という考え方があります。

 恐竜が例に挙げられていました。

 ふと考えると…。

 当然人間にも当てはまるわけで…。

 会社に適応しすぎて、定年退職した後に家庭や奥さんに適応できないご主人…。

 逆に家に適応しすぎて、定年退職したご主人に適応できない奥様…。

 「よくあるパターンかも。」というのは置いといて…。

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 「屋内の様々な化学物質環境に適応したために、外の自然環境に適応できない。」

 ということもあるかも知れません。

 建材や塗料・接着剤などの有機溶剤が漂う室内に適応するのに手一杯であれば、季節によって移り変わる自然の環境にまで適応能力がまわらない可能性は十分にあるわけで…。

 ということは、花粉や気圧、天候などの環境の変化にも過敏反応を起こしてしまうとも考えられるわけです。

 花粉症や気圧による頭痛でとどまれば、まだよいのかも知れません。
 
 化学物質や電磁波などの室内環境に対して過敏反応が現れる「化学物質過敏症」や「電磁波過敏症」、ご存じですか?

 これらの症状が大変なのは、通常の生活を送ることが困難になってしまうということです。

 免疫を高めることは重要ですが、普段から「どんなものが使われているのか」をチェックしたり、有害なものを避ける努力も必要のようです。

 
 



果物とアレルギー

2008年11月18日 | NAET
 食べ物の美味しい季節です。

 リンゴやブドウ、梨など、果物も豊富な季節です。

 でも花粉症がある場合は、食べ過ぎには注意しましょう。

 秋~冬の花粉は、春ほど鼻や目に顕著な症状が見られません。

 このため本人の自覚もあまりないのですが、意外にも首や肩・腰などに痛みを訴えて来院されます。

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 果物によるアレルギーは、口腔アレルギー症候群を起こすこともあります。

 秋~冬の花粉にアレルギーがある人は、特に注意が必要です。

 花粉症の人は果物アレルギーを起こし易いのです。

 果物アレルギーは欧米では1980年代から、日本では1990年代頃からみられるようになりました。

 野菜で起こることもあります。

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 卵や牛乳・小麦などの食物アレルギーは、小腸から吸収された後に症状が出ます。

 ですから発症するまで1時間以上かかります

 これに対して口腔アレルギー症候群は約15分という短時間で、口やのどの粘膜が腫れてきます。

 大人では、花粉症から花粉に関連した果物によって口腔アレルギー症候群を起す場合が多いようです。

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 これに対して子供は、乳児期からの果物の多食が原因となっているようです。

 乳児期早期からの生の果汁の摂取は果物アレルギーを引き起こします。

 できるだけ果物を煮てから薄めて与えることで、アレルギーを起こしにくくなるようです。

 お母さんのひと手間が、子供を守ります。

 ぜひお試しください。


 

大人と子供

2008年11月17日 | NAET
 大人にとって身体に良い食べ物が、子供にとっても良いとは限らないようです。

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 ・ポリフェノール(チョコレートなど)

  →大人には生活習慣病・老化の防止に効果ありとされています。
   活性酸素を除去する作用を持っています。
   

  →子どもは食べ過ぎに注意します。
   脳機能に重要な鉄や亜鉛などの腸からの吸収を阻害します。
   

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 ・サリチル酸(カレーなど)

  →大人にはアルツハイマー・心臓血管病・大腸癌の予防効果が期待。

  →子どもにはサリチル酸アレルギーの可能性が。
   アメリカでは、サリチル酸を除いた食品を売っているようです。

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 ・アルカロイド(スパイスなど)

  →ナス科、マメ科、ユリ科、セリ科、コショウ科などに含まれます。
   刺激性が高く、即時型や遅延型アレルギーの原因ともなります。
   花粉に対する交差反応も起こるとされています。


 などなど…。

 言い出すときりがないのですが、現在は共働きの家庭も多いので、食事に気を配るのはなかなか難しいのが実情。

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 個人差はありますが第二次性徴が終わるまでを子供とすると、男性は11~12歳、女性は9~10歳。

 ですから子供の身体ができあがる小学生のうちは、特に食べ物には注意を払うのが望ましいようです。


 



MSDS制度

2008年11月16日 | NAET
 MSDSはMaterial Safety Data Sheetの略。

 1999年に「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」が法制化されました。

 この法律によって導入された制度の2つの柱がPRTR制度とMSDS制度です。

 第一種指定化学物質、第二種指定化学物質及びそれらを含有する製品を他の事業者に譲渡・提供する際、その性状及び取扱いに関する情報(化学物質等安全データシート:MSDS)の提供を義務付けています。

 指定化学物質等を取り扱う事業者のすべてが対象となります。

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 使用する建材や塗料・接着剤などにも、化学物質等安全データシート(MSDS)が存在します。

 指定化学物質等を譲渡し又は提供する相手方から指定化学物質等に関する情報の提供を求められたときは、提供が義務付けられています。

 ということは、一般の消費者でも、MSDSを自由に取り寄せることができるわけです。

 リフォームや新築のときは、どうしても安全面が気になります。

 ぜひ、業者にMSDSを請求してみましょう。

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 MSDSには以下の情報が載っています。

 ・製造者情報及び製品名
 ・化学物質の組成、成分情報
 ・危険有害性の要約
 ・応急措置
 ・火災時の措置
 ・漏出時の措置
 ・取り扱い・保管上の注意
 ・曝露防止措置

 などなど。

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 この中でまず注目しなければいけないのは、化学物質の種類です。

 キシレンやトルエンなどの有機溶剤は、「揮発する油」と考えましょう。

 そして、取り扱い・保管上の注意項目に「引火性」「火気厳禁」などの文字がないかもチェックします。

 揮発性の高いものはシックハウス症候群の原因となるかもしれません。

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 消費者は値段だけではなく、建材の質にも注意をむける必要があります。

 シックハウス症候群や化学物質過敏症は他人事ではありません。

 十分意識して選ぶようにしましょう。


 

PRTR制度

2008年11月15日 | NAET
 PRTRはPollutant Release and Transfer Registerの略。

 PRTR制度は、どのような化学物質が、どこから、どのくらい、環境中へ排出されているか、廃棄物などとして移動しているかを把握し、集計・公表する仕組みです。

 1999年に「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」が法制化されました。

 この法律によって導入された制度の2つの柱がPRTR制度とMSDS制度です。

 現在日本では、政令で指定された物質を年間1t(発がん性のある12物質については0.5t)以上取り扱う事業所をもつ事業者に、排出量・移動量の届出を義務付けています。

 届出は集計され、届出対象外の排出源(非対象業種、小規模事業所、家庭、自動車など)からの排出量を推計、これを公表しています。

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 国内の年間排出量の上位物質は以下のとおり。(H18年度)

 1位:トルエン   (106kt)
 2位:キシレン   (45kt)
 3位:塩化メチレン (22kt)
 4位:エチルベンゼン(15kt)

 トルエンやキシレン等はシックハウス症候群の原因物質とされています。

 毒性が強く塗料や溶剤に用いられ、揮発すると室内に放出されます。

 そして体外に排出されにくいため、長期的に曝露すれば誰でもシックハウス症候群になる可能性が高いのです。

 トルエンは水への溶解度が低く、汗や尿からは排出することができません。

 肝臓の解毒酵素(シトクロムP450)によって分解し、ベンジルアルコールから安息香酸や馬尿酸に酸化したうえで排出されます。

 こんなに苦労して排出しても、細胞に対する深刻な毒性は避けられないのだそうで…。

 しかも、シトクロムP450はステロイドホルモンの生合成や脂肪酸の代謝など、他にも重要な反応に必要な酵素。

 ということは解毒にめいっぱい使われてしまうと、免疫系を低下させ脂肪を蓄積させやすくなるといった影響もでるわけです。

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 PRTR法は従来の公害関連法令とは異なり、規制という手法を含みません。

 対象とする物質は、詳細なリスク評価が未だなされていないからです。

 現状では量の把握とリスク評価を並行して行っている最中。

 ということは…。

 やはり自分の身は自分で守るしかないのかも知れません。

 シックハウスの一番手軽にできる対策は「換気」だそうです。

 リフォームの場合は、価格だけでなく材質にも注意を払うようにしましょう。


 

化学物質2万種監視

2008年11月14日 | NAET
 環境省が化学物質2万種の監視を検討しているようです。

 化学物質審査規制法は1973年に制定。

 きっかけは「カネミ油症事件」。

 この事件は食用油にポリ塩化ビフェニール(PCB)が混入し、多くの人が健康被害を受けたことで知られています。

 ただし化学物質審査規制法自体は「有害性が判明した物質に対する管理・規制」が基本方針のため、未然に防ぐ予防としての視点はないようです。

 EUでは、すでに今年の6月から取扱量が年間1トン以上のすべての化学物質について安全性評価を業者に義務づける規制が始まっています。

 日本も環境面での国際的流れに同調するということは、とてもよいことだと思います。

 化学物質過敏症(CS)は本当に他人事ではありません。
 みんなが身体にやさしい環境を享受できる日がきますように…。


 

 


芝町カフェ (Shibacho caffe)

2008年11月13日 | 三島市
 またもや、ローカルな話題。

 三島駅近くの芝町カフェに行ってきました。

 ん?

 なぜか住所は文教町…???

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 「区画整理する前は、この辺まで芝町だったんですよ。」と奥様。

 路地の奥で、微妙にわかりにくいところも面白い。

 小さな黒板が看板がわりに出ています。

 三島にきたら、ちょっと探してみてください。

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 中はとても落ち着いた空間。

 コーヒー豆は三島近隣の厳選した数店から、少量ずつ取り寄せ。

 ケーキセットのシフォンは絶品。(写真がなくて残念。)

 素材にこだわっていて、ビックリするくらいしっとりしています。

 「ゆかさんのケーキ」、本当におすすめです。

 なんと和菓子のセットもあり、今は「追分羊かん」。

 なぜ?と思っていると、静岡市の出身の奥様の好みだそう。

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 ランチはカレーのみ。

 ご主人が手作りペーストをもとにつくります。

 今度はランチにgo!