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カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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にページを引越しました。
どうぞよろしく。

肝臓

2008年06月28日 | 雑学
 6月は健康診断を行う会社などがよくあります。

 肝臓は人間ドック受診者の中で「異常あり」と判定されることが多い臓器のようです。

 肝臓は身体の中でとても重要な役割を持っています。

 その主な機能は、「代謝機能・解毒機能・胆汁生成」です。

 ・代謝機能:栄養素を分解・合成します。
       脂肪や糖質は、肝臓に貯蔵されます。

 ・解毒機能:老廃物や有害な物質を解毒・分解・排泄します。

 ・胆汁生成:胆汁を作り、脂肪を分解します。

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 しかし肝臓は「働き者」のため、なかなか症状が現れません。

 このため「沈黙の臓器」とも呼ばれています。

 肝炎・肝硬変・脂肪肝は、肝臓の代表的な疾患です。

 中でも最近はアルコール性肝障害が多く見られるようです。

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 アルコールの吸収スピードは、代謝スピードよりも速いとされています。

 このため、血中のアルコール濃度が急激に上昇します。

 大量に摂取すると、脳の機能を抑制します。

 アルコールは薬物と同様で耐性があるとされており、定期的に摂取することによって、酔いにくくなるようです。

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 量は適切に。

 「酒は飲んでも飲まれるな」ですね。

 休肝日は週2日以上が望ましいようです。



 
 

EX-IC

2008年06月25日 | 雑学
 久々に東京へ。

 はじめて「EX-IC(エクスプレスIC)」のサービスを利用しました。

 手順はいたって簡単。

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 1.パソコンや携帯電話から、乗車予約をする。

 2.「TOICA」と「EX-IC」を重ねて新幹線改札機にタッチ。

 3.改札機で「ご利用票」を受け取る。

 4.「ご利用票」に印字された指定席へ。

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 検札の時は「ご利用票」を提示すればOK。

 なんと、指定席も自由席の値段。

 チケットレスでスピーディ!

 そして「TOICA」は東京圏でも使えました。

 世の中、どんどん便利になります。

 微妙についていけないかも … 。



 

酒精

2008年06月24日 | 雑学
 食品の表示を見ていると、「酒精」の文字が。

 

 酒精って … 何?

 調べてみると、エチルアルコールのことでした。

 ・アルコール
 ・エチルアルコール
 ・エタノール
 ・酒精

 すべて同じだそうです。

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 アルコールは、広義にはアルコール類の総称ですが、一般的にはエチルアルコールをさします。

 エチルアルコールは、国際化学命名法の呼び名。

 エタノールは、慣用名。

 酒精は和名。

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 同様にメチルアルコールは

 ・メタノール
 ・木精
 ・カルビノール

 と呼ばれます。

 メタノールは、第二次大戦後に酒類が不足したため、メタノールで酒類を増量。

 目の網膜を損傷して失明者が出たことから「目散るアルコール」とか「バクダン」と呼ばれたとか。

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 網膜には光を受け取る細胞である視細胞が2種類あります(桿状体と杆状体)。

 通常はレチナール(レチンアルデヒド)がスコトプシン(タンパク質)と結合してロドプシンを形成し、光の認識がされます。

 しかしホルムアルデヒドが存在することでスコトプシンと結合してしまいます。

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 メタノールは体内で「アルコールデヒドロゲナーゼ」という酵素によって、ホルムアルデヒドに分解されます。

 「ホルマリン」は解剖の時に用いられるホルムアルデヒドの水溶液。

 タンパク質を固定して防腐処理します。

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 そうなのです。

 網膜が「ホルマリン漬け」になってしまうわけです。

 ホルムアルデヒド。

 シックハウス症候群の原因物質としても有名ですよね。



 

ゴーヤー

2008年06月22日 | 雑学
 「夏バテには、ゴーヤ」と思っておりましたら … 。

 「ゴーヤー」が正しいそうです。

 または「苦瓜(Bitter melon)」。

 正式な名前は、ツルレイシ(蔓茘枝)。

 ウリ科の植物で、未熟な果実を野菜として利用します。

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 ゴーヤーの効果は …

 ・食欲を増進する
 ・整腸作用がある
 ・紫外線対策に効果的
 ・夏バテを防止する
 ・血糖値を下げる効果がある。
 ・血をきれいにして血圧を下げる

 などがあるそうです。

 旬は6~8月。

 「ゴーヤーは苦くって …。」

 という方は、皮の色が薄いものをチョイスしましょう。

 緑色が薄いものは、苦みが少ないようです。



 

脊椎動物の祖先は・・・

2008年06月19日 | 雑学
 脊椎動物の祖先は、突き詰めていくと「ナメクジウオ」だそうです。

 RMIT大学での後藤仁敏先生の「解剖学(≒発生学)」の授業を思い出してしまいました。

 今まで、ナメクジウオの遺伝子の6割はヒトと同じとされてきましたが、9割が一致するようです。

 でも、1割の違いで「ナメクジウオ」と「ヒト」に分かれる …

 本当に自然の神秘ですね。

 ↓
 脊椎動物の祖先はナメクジウオ 「ホヤ」との論争に決着


唯臓論 (中公文庫 こ 48-1)
後藤 仁敏
中央公論新社

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無添加の日

2008年06月10日 | 雑学
 何気なくカレンダーをみていたら、6月10日は「無添加の日」。

 え?・・・初めて聞いたけど。

 気になって調べてしまいました。

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 無添加の日は株式会社ファンケルが制定。

 長年、無添加化粧品の研究を重ねてきたファンケルが、その良さや大切さをより多くの人に知ってもらうことが目的で、今年が初の「無添加の日」。

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 これは「日本記念日協会」で行っている独自の記念日認定制度を利用したものだそうです。

 興味のある方は、 今日の記念日  を覗いてみてください。

 いろいろな記念日があって、びっくり。

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 一般的には、6月10日は「時の記念日」として知られていますね。


 


新五月病

2008年06月03日 | 雑学
 五月病は、大学の新入生や新入社員などに見られる、新しい環境に適応出来ない事に起因する精神的な症状の総称をいいます。

 4月は新しい環境への期待や緊張感があり、やる気が持続します。

 しかし徐々に環境に適応できなくなり、5月の連休明け位から症状が出てくることが多いので、「五月病」の名前がついたそう。

 英語では "freshmen's syndrome" 直訳で "新人症候群" ・・・でしょうか。

 そして最近では、新入社員が研修を終えて職場に配属された後、6月頃に出る精神的な症状を「新五月病」または「六月病」といいます。

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 五月病・六月病は通称で、医学的には「適応障害」にあたるのだそう。

 環境の変化や人間関係、理想と現実のギャップなどに対して上手く適応が出来ない状態を指します。

 症状も、やる気や食欲が出ないといったものから、頭痛や不眠症などまで様々。

 予防としては、

 1.スポーツや趣味などで気分転換をする。
 2.規則正しい生活をする。
 3.新しい目標を設定する。
 4.学校や会社の健康管理センターなどに相談する。
 5.医療機関を受診する。

 などがあげられます。

 長引くと、うつ病へ移行することもあるので、注意が必要です。





グリーフ・エデュケーション

2008年05月31日 | 雑学
 グリーフ・エデュケーション(悲嘆教育)。

 聞き慣れない言葉です。

 「老いや死」について、日本ではあまり語ることがないからでしょうか。

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 アルフォンス・デーケン氏(上智大学名誉教授)は、より人間らしく生きるために死を正面から見つめることの重要性を説き、日本における「死生学」という学問をライフワークとして確立されたそうです。

 ドイツ生まれで、カトリックの神父でもあります。

 自身の体験から、悲嘆の過程を12段階のモデルに分析しています。

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(1)精神的打撃と麻痺状態
(2)否認
(3)パニック
(4)怒りと不当感
(5)敵意とルサンチマン(嫉妬や羨望と結びついた憤りや怨恨の感情)
(6)罪悪感
(7)空想形成、幻想
(8)孤独感と抑鬱
(9)精神的混乱とアパシー(無関心)
(10)あきらめ、受容
(11)新しい希望(ユーモアと笑いの再生)
(12)立ち直りの段階(新しいアイデンティティの誕生)

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 悲嘆を経験する人すべてが、この過程を体験するわけではありません。

 しかし、悲しみを放置してしまうことは大変危険なことです。

 心身に影響を及ぼすこともあるからです。

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 「愛する者の死」が病気の引き金になることがあります。

 精神・身体症状は、さらにマイナス思考を生みます。

 「なぜ自分だけが、こんな目に・・・」

 意識が外側ではなく、内側(自分)にのみ向かってしまいます。

 悲しみから脱出するには、確かに時間も必要です。

 しかし「悲嘆の過程」を知っていることは、速やかな回復の手助けとなるのではないかと思います。

 海外では「死」に向き合った教育がなされているようです。

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 夫婦間や親子間などでアレルギーがある場合、経絡の流れをストップし、心身の症状を起こすことがあります。

 NAETは、経絡の流れを正常化する手助けをします。






死とどう向き合うか (NHKライブラリー)
アルフォンス デーケン
日本放送出版協会

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「死」って、なに?―かんがえよう、命のたいせつさ
ローリー・クラスニー ブラウン,マーク ブラウン
文溪堂

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死化粧師 2 (2) (Feelコミックス)
三原 ミツカズ
祥伝社

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ドラッグ・ラグ

2008年05月26日 | 雑学
 先日、テレビを見ていたらドラッグ・ラグ(drug lag)の特集を行っていました。

 ドラッグ・ラグは海外で使用されている医薬品を国内で使用するまでにかかる時間差のこと。

 承認には早くても1年以上、長いものでは10年かかる場合もあるそうです。

 このため、最新の治療薬の使用を希望する場合には、個人で並行輸入を行いますが、当然自己負担となります。

 この費用は非常に高額。

 厚生労働省も改善策を検討しているようですが、難治性の疾病患者に必要なのは今。

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 ただし、認可を早くすれば良いという訳ではないのが難点のようです。

 例えば、イレッサという肺がんの抗がん剤。

 イレッサは2002年の7月、申請からわずか5ヶ月という画期的なスピードで承認されたそうです。

 錠剤タイプのため、入院せずに通院で簡単に服用でき、副作用が少なく効果も高いとされていました。

 しかし・・・

 ガン細胞を抑制するのですから、当然、正常な組織にも影響します。

 どんな薬にも副作用は必ずあるのです。

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 患者は治療においてリスクを背負います。

 そのリスクを回避するためには、自らの努力が必要です。

 近年はホームページから簡単に情報を得られる環境が整備されつつあります。

 「独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA:Pharmaceuticals and Medical Devices Agency」は、医薬品・医療機器の健康被害救済や承認審査・安全対策を通じて、国民保健の向上に貢献することを目的とした機構です。

 薬事法に基づく医薬品や医療機器などの承認審査状況などを確認することができます。

 ↓
 医薬品医療機器情報提供ホームページ

 興味のある方はチェックしてみてください。




なぜ人は年をとると物忘れがひどくなるのか?

2008年05月08日 | 雑学
 私の住んでいる三島市では、東京キー局の放送をみることができます。

 先日、TBSの「21世紀エジソン・諸説あり」という番組で、保井志之先生の説が採用されていました。

 保井先生は、増田カイロでも使用している「パチパチ」、アクティベータ・メソッド・インターナショナル(AMI)の公認日本国内ディレクターです。

 なお、放映は2008/04/29 23:55~でした。

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 内容は、「なぜ年をとると物忘れがひどくなるのか?」という説に対して、パネリストが諸説を提示し、参加者がその諸説についてディスカッション後、その説は「有or無」を多数決で決定するというもの。


 そんなの忘れてやるよ説(保井先生説)

 覚えているとつらい事や、ストレスを感じると、その出来事を無意識に押し込めたり、忘れたりする。

 この「忘れる癖」がつくと、覚えていなければならないことも忘れてしまう。


 そんなの覚えられないよ説

 現代の情報量は、江戸時代の情報の1万倍もあり、脳の機能が追いつかない。

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 また、年をとると「物事に対する好奇心が減少するため、海馬に入る刺激が少なくなり、記憶力が低下する」とも言われています。

 何歳になっても、「興味を持つ」という意識が重要のようです。

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 最近、認知症(痴ほう症)の早期発見と治療を目的とした「物忘れ外来」を設置する医療機関が増えているようです。

 物忘れが年相応であれば問題はありません。

 加齢による物忘れは
 ・人の名前や字を忘れるなど
 ・ヒントを与えることにより思い出すことが可能
 ・本人が記憶力の低下を自覚している。

 一方、アルツハイマー病などの前兆として表れる病的な物忘れは
 ・新しいことが覚えられなくなる
 ・同じことを何度も質問する。
 ・捜し物が多くなる。
 ・記憶力が低下したという意識が薄い。
  (作り話をして物忘れをごまかすこともある)

 本人は気がつかないことが多いため、家族が注意深く確認することが早期発見の鍵となるようです。