ちねんの部屋

劇団鳥獣戯画主宰 知念正文の日記

5月12日

2005年09月29日 | Weblog
場当たりは、稽古場でやってきたことを実際の劇場に移すための作業だ。出来るだけ稽古場で劇場に近い形で作業をしてくるのだが、袖中の状態、舞台や客席の高さ、音の響きなどは、劇場に入らなければ分からない。そして、なによりも重要な位置を占める照明がここにきて初めて参加するので、それへの対応を急に考えなければならない。日本では、劇場を使っての稽古時間は極めて短いので、この膨大な新たな情報に対する演技の練り直しは、ハードワークだ。
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