ちねんの部屋

劇団鳥獣戯画主宰 知念正文の日記

10月7日

2019年10月08日 | Weblog
稽古場で反応があった場合、この方向でいいかもしれない、という目鼻がたつことがある。だからといって、反応があれば、全てが正解だとは限らない。反応があったものには二通りある。公演でもお客様の心を動かせるもの、そして、稽古場でしか通用しないもの。
後者は、いわゆる「楽屋落ち」と言われるもの。いつもの稽古とは違った面白い表現。多くの場合、同じ演技の繰り返しに飽きたからというだけの、お客様を無視した明らかな間違い。
けれど、後者をそのまま舞台に乗せている公演に出会うことが少なからずある。
ボクは勘違いはしない。
コメント
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