ちねんの部屋

劇団鳥獣戯画主宰 知念正文の日記

4月22日

2009年04月23日 | Weblog
昨日に続いて、マナーの話し。実家にクルマで帰った時の話しだ。路上駐車するわけには行かず、姉の駐車場に入れた。その駐車場は、目一杯クルマを詰めたいためか、ワンボックスカーを入れるとライン一杯になってしまう。ボクは四苦八苦して、ラインの内側にきっちりクルマを入れた。翌朝、クルマを出しに行くと、フロントガラスのところにメモが貼られていた。こんな内容だった。「あなたのクルマのお陰で、乗車しにくかった。あなたは、マナー違反です」。ラインを踏んでもいず、まして越えてもいないのに。
マナーのない日本人の多さは目を覆うものがあるが、自分で勝手に思い込んでいるマナーを振り回す人も少なくない。
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4月21日

2009年04月23日 | Weblog
先日、コンサートを見に行ったウチのメンバーが騒いだら、前の席の御夫人に、「シッ、静かに見て下さい」とたしなめられたそうだ。ロック&ポップス系のコンサートで、ミュージシャンの「イエーイ」に応えて、「イエーイ」と言ったのがお気に召さなかったらしい。
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4月20日

2009年04月23日 | Weblog
ひとりぼっちの良寛様にとっては、月や風は何よりの友だったようで。  

 いざ歌へわれは舞はんぬばたまの 今宵の月にいねるべしや
 
 風は清し月はさやけし いざともに踊りあかさん 老のなごりに
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4月19日

2009年04月23日 | Weblog
良寛さんの歌
  斗升の米を乞わずんば 
  何を以てかこのときを凌(しの)がん
  静かに思うに活計なし、
  詩を書して故人に寄す

ボクの意訳
  人に米を願うほかに 
  どうやって生きていかれる?
  胸に尋ねてみても術はなく
  詩(うた)を書いて友に送る

日々の糧をお願いする他に生きていくことが出来ない。時折、知人に詩を送ってわずかなお礼を頂いている、という意味のようだ。
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4月18日

2009年04月23日 | Weblog
ボクの意訳
 薪を背負って 山道をゆく
 松の根に 腰を下ろせば
 ケーン
 静寂の中に
 キジ 鳴き渡る

良寛さんの歌
 薪を担うて 翠岑(すいしん)を下る 翠岑 道平かならず 時に息(いこ)う 長松の下(もと)
 静かに聞く 春禽(しゅんきん)の声

やっぱり、元の歌の方が良い、といつも思う。
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