全日本、プレジャーボートファンの皆様こんにちわ。 有意義なマリンライフをお送
りでしょうか? この時期、寒くて外出する気もおきまねよね? 昨年は、北国から
引っ越して忙しかったのか2回しかレンタルボートに乗ってません。 ヤマハのレン
タルクラブ会費を払ってるだけじゃ勿体ない! 折角なので東京湾のボートライフを
楽しむ事にしましょうか? まだまだ操船は未熟だし東京湾のルールも判りません!
ヤマハで開催されている、操船マスターⅡを受講して船長としてのスキルアップだ!
1.申し込み
1月中旬、夜な夜なヤマハシースタイルのマリン塾情報をネットで調べて、ポチッと
申込み! 1月26日資料が郵送されてきました。 受講料振込用紙と操船マスター
の資料などが入っています。 受講料は32800円とかなり高額です。 講習の内容は
航海計画策定、GPS航行、他マリーナへの寄港、荒天時の対処方法等を学びます。
10:00~16:30とほぼ1日の講習会となります。 今回は勝どきマリーナ編です。
受講資格として、2級(5海里限定)以上の小型船舶操縦士免許をお持ちの方。 一
定レベル以上の操船経験者を対象に運営する為、操船マスターⅠの事前受講を
お勧めしています。 と条件があるんですね。 ん~・・・ まっ、Ⅰは受講してません
が、一定レベル以上の操船経験があるから良いか? マジ大丈夫なんかいな?
2.勝どきマリーナ 彩の国~移動 7:45~
本日は、2014年2月3日月曜日です。 当然サラリーマンの生きる希望の有休休暇
です。 移動は荷物も無いし、バス、電車を使います。 のんびり準備して徒歩3分
7:50バス停に到着 電車を乗り継ぎ9:10月島駅に到着。歩くこと約20分で本日の
会場 勝どきマリーナに到着です。 受付を済ませ店内で待機します。 9:32

3.座学 10:00〜10:30
操船マスターⅡの講習は定員が4名です。 ここ勝どきマリーナの人気は高いよう
でフルメンバーでの講習会となりました。 講師のM橋専務、他の受講生の自己紹
介から始まり、航海ルートの確認、注意事項などのミーティングを実施します。
ルートは、マリーナを出てレインボーブリッジを通過し、羽田沖を通過し、多摩川から
京浜運河に入り横浜港の入り口から進路を変えベイブリッジを通過して南本牧の
水路を通り、横浜ベイサイドマリーナで昼食休憩。 その後、中ノ瀬の北西側の航
路を通り、木更津港へ入港。 木更津港から海ほたる方面へ向かい東京中央航
路を北上し東京沖灯浮標の東側を通り、ゲートブリッジを通過して勝どきマリーナ
戻ってきます。 東京湾横断の実践的な操船技術の習得となります。 10:39

ミーティングの中で、航路について簡易地図が配布され進路方位を教えてくれる
のでしっかりメモしておきましょう。 基本は目測とアナログ磁針で航行します。
各港の潮汐データ、満潮、干潮時間、風速、風向き、波の高さなどの情報を事前
に掴み、航海計画書に書き込みます。 木更津でSSW 3m/s 波2~2.5mの予報
4.実践編(午前の部)出航 勝どきマリーナ~横浜港 10:30~
座学が終わり、トイレ休憩をとって船に乗り込みます。 講習で使うボートはヤマハ
のFR-23です。 位置付け的にはクルージングボートとなっています。 参加者の
皆さんは、50歳以上、現役リタイヤ組など高年齢層の方々でした。 当然、操船講
習Ⅰも受講済みです。 講師は私のみ未受講なので心配だったとの事。 10:38

ボートに乗り込み、係留ロープをきれいに束ねます。 講師の方が説明しながら
手本をみせてくれます。 当然、自分でも実際に束ねて練習します。 10:45

操船、見張り、待機2名の役割分担で実践開始です。 桟橋から離岸し水門を出
ていきます。 デッドスローで水門にブチ当たらないよう慎重に出航です。 10:45

5.隅田川 10:45~
水門を出るとそこは隅田川です。 左右を確認し左へ曲がりレインボーブリッジ
方面へ向かいます。 基本は右側通行ですが廻りを確認し中央寄りを滑走します。
係留中の船がある時は引き波を立てないように注意が必要ですね。 10:47

6.レインボーブリッジ 10:50~
あっという間にレインボーブリッジに到着です。 写真では判りませんが右側に
は浜離宮、竹芝桟橋、日の出桟橋があります。 左手は晴海ふ頭です。 10:50

船内の様子です。 右側が操舵席、左側は見張り役です。 ちょうどレインボー
ブリッジを通過する所です。 天気は曇りで少し靄がかかってますね。 10:51

7.東京西航路 10:55~
レインボーブリッジを通過すると東京西航路の浮標が見えてきます。 航路は羽田
沖北側までとなります。 左手には台場の入り口付近に赤浮標が見えます。正面
は品川埠頭のクレーン軍団と緑の左舷標識が確認できます。 今回は航路を避け
て進みます。 本船を優先させる為です。 航路を通ってはいけないと言う事では
ありませんので廻りの状況を確認して航行しましょう。 浮標の右側を通過 10:55

ここは大井ふ頭付近です。 右手には大型クレーンがそびえ立っています。 緑
色の灯標にとうきょう西七と白文字で表記されています。 今回の講習会の目的
でもある航路や灯標の実際の位置を確認していきます。 メモを取って記録して
おかないと直ぐに忘れてしましますね。 高いお金払ってるんですから・・・ 11:02

8.羽田C滑走路 11:11~
城南島の大井信号所を右手に確認し進みます。 東京西航路の緑色の左舷標識
西五、西三を確認するころには右手は羽田C滑走路が見えます。 滑走路から少
し離れた場所を通るので廻りの景色を良く見ていないと気づかないかも知れませ
ん。 正面に見えるのは羽田D滑走路の進入灯ブリッジです。 11:11

9.羽田D滑走路 11:19~
羽田D滑走路の誘導灯から少し離れた場所を通過し東京西航路の西一の灯標を
左手に確認したポイントから面舵(右折)を取ってD滑走路とほぼ平行に航行しま
す。 右手がD滑走路。 漁船や警戒船、海中ポールの様子も見えます。 11:19

10.多摩川河口入口 11:27~
D滑走路を抜けると、多摩川の河口となります。 ここは三角波が立ちやすく風、
波の状況を良く確認しながら航行しなければいけません。 今日は比較的安定し
てました。 多摩川を超えて次は京浜運河へ向かいます。 途中岸壁側に黄色×
の特殊標識が並んでいるポイントがあります。 工事区域などの標識なので間違
って進入しないように注意しましょう。 ここは浮島を通過し川崎航路の赤色灯標
No2を過ぎて川崎航路へ入ったところです。 航路の中を航行中です。 11:27

11.京浜運河入口 11:30~
上の写真の右バウレールの角部大型船の後方に、川崎航路の信号所があります。
I点滅:入港信号 O点滅:出港信号 X点滅:注意信号(航路内船舶は入出港可
航路外船舶は入出港禁止) X点滅:禁止信号 (港長の許可船舶以外は入出港
禁止)となっています。 詳細は、ネット等で事前に確認しておきましょう。
写真は川崎航路から京浜運河に入ったところです。 結構本船の往来があるので
見張り役の人は船の全方向を注意して他船の動きを監視します。 11:30

12.大黒大橋 11:44~
しかし、京浜運河ってのは工場系の薬品臭が気になりますね。運河の幅は、約
600~700mほどあるので本船とすれ違っても全く問題ありません。運河を約3.8
マイル(約7㎞)ほど進むと左手に、鶴見つばさ橋が見えてきます。鶴見航路と重
なるため灯標も設置されているのが確認できます。 更に横浜港方面を目指し
ます。 つばさ橋付近は左側へ微妙に曲がっているため、少しだけ進路を変え
て進みます。 左手が大黒ふ頭、正面に見えているのは大黒大橋です。 11:44

13.横浜ベイブリッジ 11:55~
大黒ふ頭を過ぎて取舵(左折)を切って横浜航路へ針路をとります。 ここでも周
囲の船の動向を確認して進みます。 右側通行で航路内を航行し横浜ベイブリッ
ジを通過します。 ここは両岸に確認しずらい堤防があるので出来るだけ航路の
中央付近を進んだ方が安全ですね。 写真はベイブリッジ通過後です。 11:55

14.鶴見航路 11:57~
左手に大黒埠頭、右手に本牧埠頭を確認し鶴見航路を進みます。 ここも両岸に
見えにくい堤防があるので注意が必要です。 航路内を走っていれば大丈夫です
ね。 航路入口にある緑色の左舷標識No1を通過した付近から面舵(右折)を取り
、方位計で約212度を目安に南本牧の水路へ向かいます。 11:57

15.南本牧水路 11:58~
横浜港へ向かうショートカットコースとして皆さん使われているようです。 YMBの
講習会でも通過しましたね。 1年半位前の講習会でしたね。 結構久しぶりの横
浜ベイサイドマリーナ訪問です。 ここも本船の往来が激しいです。 11:58

右手には本牧釣り公園の釣り堤防が見えます。 今日は月曜日だってのに結構
釣り人の姿がみえますね。 この場所は釣りの好ポイントのようです。 更に進む
と三菱重工本牧工場のクレーンが右手に見えてきます。 その左側が水路の入
り口となります。GPS魚探などの海のナビゲーションシステムか、実際に現場に
来てみないと判りにくかも知れません。 今日はその為の講習会です。 12:03

ここが入口の南本牧大橋?です。 両岸の距離は約100mです。 行き違いする
場合は、波が壁に反射してくるのでお互いに徐行が必要です。 12:04

16.横浜ベイマリーナ入口 12:10~
水路を抜けると、そこは根岸湾となります。 右手が根岸、右斜め前が磯子、正面
に見えるのが目的地のYBMとなります。但し、YBMに入港するには左側の護岸の
切れ目から進入することになります。 水路を出て直進し根岸航路の緑色、左舷
標識ねぎし五を確認したら左に舵を取ります。 YBMへの入港方法は事前に渡さ
れたパンフレットに記載されており、また、講師の方が説明してくれるので初めて
でも安心です。 なりゆきに任せて操船していると後で思い出せなくなるので注意
点などは現場でメモを取っておいた方が良いですね。 私の場合、YBMでレンタル
前の安全レクチャーを受講していたので何となく覚えていました。 定期的に利用
しないと直ぐに忘れてしまいます。入口の黄色い浮標2個が見えますか? 12:10

YBMの入港はちょっと複雑かも知れませんね。 何てたって関東一の規模ですか
らね。 徐行しながら入口の護岸に沿って走り第2の港内入口の目印となる安全
水域標識の赤白浮標の右側を通り港内へ進入します。 あっ、言い忘れてました
が、ホームポート以外の場所へ入港する場合は、必ず入港前に連絡して、何処の
桟橋に係留できるのか確認が必要です。 今回は、シースタイルの講習会なので
事前に講師の方が携帯電話で連絡してました。 至れり尽くせりです。 12:14

17.横浜ベイマリーナ イーストハウス 12:17~
港内は超デッドスローで走行します。 豪華客船ならぬ、億単位の高級ボートが
停泊していますからね。 ここも結構船の出入りが多いので他船の動きを確認し
引き波を絶対立てないように注意が必要です。 今回はレンタルボートの入出桟
橋となる、入ってすぐ右側になるイーストハウスにあるビジターバースに係留し
ます。 バンパーを下して着岸に備えます。 着岸は受講生が行います。 12:17

講師のサポートもあり無事右舷着岸成功です。 係留ロープをクリート結びで止め
ます。 クリート結びは簡単ですが、サンデー船長は結構忘れてますね。 12:20

平日のためかビジターバースもガラガラでした。 着岸するには調子いいです。
こんな感じで係留してます。 さぁ、これからお楽しみのランチタイムです。 12:20

18.ランチタイム YBM イーストハウス 12:25~
そう言えば、ここYBMでも安全講習を受けたのでボートレンタルできるんですが、
全然利用してませんね・・・ 2013年度のボート活動は皆無に等しかったんで
仕方無いか? 桟橋からイーストハウスへ上がり、隣にあるレストランで昼食を
取ります。 講習のパンフレットにもYBMのレストランで昼食が取れると案内され
ていますので弁当など昼食の準備は必要ありません。 受講生は同じ席に座っ
て、人見知りしながら昼食と会話を楽しみました。 ちなみに私が食べたのは日
替わりランチ+コーヒーで880円でした。 安くて美味しかったです。 13:05

19.実践編(午後の部) 横浜港~木更津港 13:05~
YBMに到着する時間がスケジュールに対して約20分くらい遅れていたのですが、
昼食時間を早めに切り上げ、予定通りの13:00から講習会、午後の部へ突入です。
何だか雰囲気は操船マスター講習会って言うより、皆で東京湾横断クルーズを
楽しむ会?みたいな感じです。 高い受講料払ってるんで判らない事は何でも聞
いて自分の物にしましょうね。 ってその判らない事が判らないんですよ!
船長、見張り、待機の役割を順番に変えながらYMBを出ていきます。 13:07

係留ロープもこんな風に束ねて綺麗にしまいます。 足元に乱雑に置いてると
結構引っかかったりして危険なんですよね。 面倒でも整理整頓ですよ。 13:12

係留ロープを外し、廻りの安全確認を行い後進離岸します。 あっ、操船は私では
ありません。 ハンドルを切り過ぎると左舷先端部が桟橋にブチ当たるのでハンド
ルの切り過ぎには要注意です。 講師のサポートもあり無事離岸成功! 港内を
デットスロー(ほぼアイドリング)で走行します。 左右安全確認ヨシ! 13:15

YMBの外側にある護岸を通過し右折禁止の黄色い浮標を無事通過し、磁針方位
で90°に舵を保ち中ノ瀬方面へ向かいます。 午後の講習の始まりです! 13:21

後半へ続く・・・
りでしょうか? この時期、寒くて外出する気もおきまねよね? 昨年は、北国から
引っ越して忙しかったのか2回しかレンタルボートに乗ってません。 ヤマハのレン
タルクラブ会費を払ってるだけじゃ勿体ない! 折角なので東京湾のボートライフを
楽しむ事にしましょうか? まだまだ操船は未熟だし東京湾のルールも判りません!
ヤマハで開催されている、操船マスターⅡを受講して船長としてのスキルアップだ!
1.申し込み
1月中旬、夜な夜なヤマハシースタイルのマリン塾情報をネットで調べて、ポチッと
申込み! 1月26日資料が郵送されてきました。 受講料振込用紙と操船マスター
の資料などが入っています。 受講料は32800円とかなり高額です。 講習の内容は
航海計画策定、GPS航行、他マリーナへの寄港、荒天時の対処方法等を学びます。
10:00~16:30とほぼ1日の講習会となります。 今回は勝どきマリーナ編です。
受講資格として、2級(5海里限定)以上の小型船舶操縦士免許をお持ちの方。 一
定レベル以上の操船経験者を対象に運営する為、操船マスターⅠの事前受講を
お勧めしています。 と条件があるんですね。 ん~・・・ まっ、Ⅰは受講してません
が、一定レベル以上の操船経験があるから良いか? マジ大丈夫なんかいな?
2.勝どきマリーナ 彩の国~移動 7:45~
本日は、2014年2月3日月曜日です。 当然サラリーマンの生きる希望の有休休暇
です。 移動は荷物も無いし、バス、電車を使います。 のんびり準備して徒歩3分
7:50バス停に到着 電車を乗り継ぎ9:10月島駅に到着。歩くこと約20分で本日の
会場 勝どきマリーナに到着です。 受付を済ませ店内で待機します。 9:32

3.座学 10:00〜10:30
操船マスターⅡの講習は定員が4名です。 ここ勝どきマリーナの人気は高いよう
でフルメンバーでの講習会となりました。 講師のM橋専務、他の受講生の自己紹
介から始まり、航海ルートの確認、注意事項などのミーティングを実施します。
ルートは、マリーナを出てレインボーブリッジを通過し、羽田沖を通過し、多摩川から
京浜運河に入り横浜港の入り口から進路を変えベイブリッジを通過して南本牧の
水路を通り、横浜ベイサイドマリーナで昼食休憩。 その後、中ノ瀬の北西側の航
路を通り、木更津港へ入港。 木更津港から海ほたる方面へ向かい東京中央航
路を北上し東京沖灯浮標の東側を通り、ゲートブリッジを通過して勝どきマリーナ
戻ってきます。 東京湾横断の実践的な操船技術の習得となります。 10:39

ミーティングの中で、航路について簡易地図が配布され進路方位を教えてくれる
のでしっかりメモしておきましょう。 基本は目測とアナログ磁針で航行します。
各港の潮汐データ、満潮、干潮時間、風速、風向き、波の高さなどの情報を事前
に掴み、航海計画書に書き込みます。 木更津でSSW 3m/s 波2~2.5mの予報
4.実践編(午前の部)出航 勝どきマリーナ~横浜港 10:30~
座学が終わり、トイレ休憩をとって船に乗り込みます。 講習で使うボートはヤマハ
のFR-23です。 位置付け的にはクルージングボートとなっています。 参加者の
皆さんは、50歳以上、現役リタイヤ組など高年齢層の方々でした。 当然、操船講
習Ⅰも受講済みです。 講師は私のみ未受講なので心配だったとの事。 10:38

ボートに乗り込み、係留ロープをきれいに束ねます。 講師の方が説明しながら
手本をみせてくれます。 当然、自分でも実際に束ねて練習します。 10:45

操船、見張り、待機2名の役割分担で実践開始です。 桟橋から離岸し水門を出
ていきます。 デッドスローで水門にブチ当たらないよう慎重に出航です。 10:45

5.隅田川 10:45~
水門を出るとそこは隅田川です。 左右を確認し左へ曲がりレインボーブリッジ
方面へ向かいます。 基本は右側通行ですが廻りを確認し中央寄りを滑走します。
係留中の船がある時は引き波を立てないように注意が必要ですね。 10:47

6.レインボーブリッジ 10:50~
あっという間にレインボーブリッジに到着です。 写真では判りませんが右側に
は浜離宮、竹芝桟橋、日の出桟橋があります。 左手は晴海ふ頭です。 10:50

船内の様子です。 右側が操舵席、左側は見張り役です。 ちょうどレインボー
ブリッジを通過する所です。 天気は曇りで少し靄がかかってますね。 10:51

7.東京西航路 10:55~
レインボーブリッジを通過すると東京西航路の浮標が見えてきます。 航路は羽田
沖北側までとなります。 左手には台場の入り口付近に赤浮標が見えます。正面
は品川埠頭のクレーン軍団と緑の左舷標識が確認できます。 今回は航路を避け
て進みます。 本船を優先させる為です。 航路を通ってはいけないと言う事では
ありませんので廻りの状況を確認して航行しましょう。 浮標の右側を通過 10:55

ここは大井ふ頭付近です。 右手には大型クレーンがそびえ立っています。 緑
色の灯標にとうきょう西七と白文字で表記されています。 今回の講習会の目的
でもある航路や灯標の実際の位置を確認していきます。 メモを取って記録して
おかないと直ぐに忘れてしましますね。 高いお金払ってるんですから・・・ 11:02

8.羽田C滑走路 11:11~
城南島の大井信号所を右手に確認し進みます。 東京西航路の緑色の左舷標識
西五、西三を確認するころには右手は羽田C滑走路が見えます。 滑走路から少
し離れた場所を通るので廻りの景色を良く見ていないと気づかないかも知れませ
ん。 正面に見えるのは羽田D滑走路の進入灯ブリッジです。 11:11

9.羽田D滑走路 11:19~
羽田D滑走路の誘導灯から少し離れた場所を通過し東京西航路の西一の灯標を
左手に確認したポイントから面舵(右折)を取ってD滑走路とほぼ平行に航行しま
す。 右手がD滑走路。 漁船や警戒船、海中ポールの様子も見えます。 11:19

10.多摩川河口入口 11:27~
D滑走路を抜けると、多摩川の河口となります。 ここは三角波が立ちやすく風、
波の状況を良く確認しながら航行しなければいけません。 今日は比較的安定し
てました。 多摩川を超えて次は京浜運河へ向かいます。 途中岸壁側に黄色×
の特殊標識が並んでいるポイントがあります。 工事区域などの標識なので間違
って進入しないように注意しましょう。 ここは浮島を通過し川崎航路の赤色灯標
No2を過ぎて川崎航路へ入ったところです。 航路の中を航行中です。 11:27

11.京浜運河入口 11:30~
上の写真の右バウレールの角部大型船の後方に、川崎航路の信号所があります。
I点滅:入港信号 O点滅:出港信号 X点滅:注意信号(航路内船舶は入出港可
航路外船舶は入出港禁止) X点滅:禁止信号 (港長の許可船舶以外は入出港
禁止)となっています。 詳細は、ネット等で事前に確認しておきましょう。
写真は川崎航路から京浜運河に入ったところです。 結構本船の往来があるので
見張り役の人は船の全方向を注意して他船の動きを監視します。 11:30

12.大黒大橋 11:44~
しかし、京浜運河ってのは工場系の薬品臭が気になりますね。運河の幅は、約
600~700mほどあるので本船とすれ違っても全く問題ありません。運河を約3.8
マイル(約7㎞)ほど進むと左手に、鶴見つばさ橋が見えてきます。鶴見航路と重
なるため灯標も設置されているのが確認できます。 更に横浜港方面を目指し
ます。 つばさ橋付近は左側へ微妙に曲がっているため、少しだけ進路を変え
て進みます。 左手が大黒ふ頭、正面に見えているのは大黒大橋です。 11:44

13.横浜ベイブリッジ 11:55~
大黒ふ頭を過ぎて取舵(左折)を切って横浜航路へ針路をとります。 ここでも周
囲の船の動向を確認して進みます。 右側通行で航路内を航行し横浜ベイブリッ
ジを通過します。 ここは両岸に確認しずらい堤防があるので出来るだけ航路の
中央付近を進んだ方が安全ですね。 写真はベイブリッジ通過後です。 11:55

14.鶴見航路 11:57~
左手に大黒埠頭、右手に本牧埠頭を確認し鶴見航路を進みます。 ここも両岸に
見えにくい堤防があるので注意が必要です。 航路内を走っていれば大丈夫です
ね。 航路入口にある緑色の左舷標識No1を通過した付近から面舵(右折)を取り
、方位計で約212度を目安に南本牧の水路へ向かいます。 11:57

15.南本牧水路 11:58~
横浜港へ向かうショートカットコースとして皆さん使われているようです。 YMBの
講習会でも通過しましたね。 1年半位前の講習会でしたね。 結構久しぶりの横
浜ベイサイドマリーナ訪問です。 ここも本船の往来が激しいです。 11:58

右手には本牧釣り公園の釣り堤防が見えます。 今日は月曜日だってのに結構
釣り人の姿がみえますね。 この場所は釣りの好ポイントのようです。 更に進む
と三菱重工本牧工場のクレーンが右手に見えてきます。 その左側が水路の入
り口となります。GPS魚探などの海のナビゲーションシステムか、実際に現場に
来てみないと判りにくかも知れません。 今日はその為の講習会です。 12:03

ここが入口の南本牧大橋?です。 両岸の距離は約100mです。 行き違いする
場合は、波が壁に反射してくるのでお互いに徐行が必要です。 12:04

16.横浜ベイマリーナ入口 12:10~
水路を抜けると、そこは根岸湾となります。 右手が根岸、右斜め前が磯子、正面
に見えるのが目的地のYBMとなります。但し、YBMに入港するには左側の護岸の
切れ目から進入することになります。 水路を出て直進し根岸航路の緑色、左舷
標識ねぎし五を確認したら左に舵を取ります。 YBMへの入港方法は事前に渡さ
れたパンフレットに記載されており、また、講師の方が説明してくれるので初めて
でも安心です。 なりゆきに任せて操船していると後で思い出せなくなるので注意
点などは現場でメモを取っておいた方が良いですね。 私の場合、YBMでレンタル
前の安全レクチャーを受講していたので何となく覚えていました。 定期的に利用
しないと直ぐに忘れてしまいます。入口の黄色い浮標2個が見えますか? 12:10

YBMの入港はちょっと複雑かも知れませんね。 何てたって関東一の規模ですか
らね。 徐行しながら入口の護岸に沿って走り第2の港内入口の目印となる安全
水域標識の赤白浮標の右側を通り港内へ進入します。 あっ、言い忘れてました
が、ホームポート以外の場所へ入港する場合は、必ず入港前に連絡して、何処の
桟橋に係留できるのか確認が必要です。 今回は、シースタイルの講習会なので
事前に講師の方が携帯電話で連絡してました。 至れり尽くせりです。 12:14

17.横浜ベイマリーナ イーストハウス 12:17~
港内は超デッドスローで走行します。 豪華客船ならぬ、億単位の高級ボートが
停泊していますからね。 ここも結構船の出入りが多いので他船の動きを確認し
引き波を絶対立てないように注意が必要です。 今回はレンタルボートの入出桟
橋となる、入ってすぐ右側になるイーストハウスにあるビジターバースに係留し
ます。 バンパーを下して着岸に備えます。 着岸は受講生が行います。 12:17

講師のサポートもあり無事右舷着岸成功です。 係留ロープをクリート結びで止め
ます。 クリート結びは簡単ですが、サンデー船長は結構忘れてますね。 12:20

平日のためかビジターバースもガラガラでした。 着岸するには調子いいです。
こんな感じで係留してます。 さぁ、これからお楽しみのランチタイムです。 12:20

18.ランチタイム YBM イーストハウス 12:25~
そう言えば、ここYBMでも安全講習を受けたのでボートレンタルできるんですが、
全然利用してませんね・・・ 2013年度のボート活動は皆無に等しかったんで
仕方無いか? 桟橋からイーストハウスへ上がり、隣にあるレストランで昼食を
取ります。 講習のパンフレットにもYBMのレストランで昼食が取れると案内され
ていますので弁当など昼食の準備は必要ありません。 受講生は同じ席に座っ
て、人見知りしながら昼食と会話を楽しみました。 ちなみに私が食べたのは日
替わりランチ+コーヒーで880円でした。 安くて美味しかったです。 13:05

19.実践編(午後の部) 横浜港~木更津港 13:05~
YBMに到着する時間がスケジュールに対して約20分くらい遅れていたのですが、
昼食時間を早めに切り上げ、予定通りの13:00から講習会、午後の部へ突入です。
何だか雰囲気は操船マスター講習会って言うより、皆で東京湾横断クルーズを
楽しむ会?みたいな感じです。 高い受講料払ってるんで判らない事は何でも聞
いて自分の物にしましょうね。 ってその判らない事が判らないんですよ!
船長、見張り、待機の役割を順番に変えながらYMBを出ていきます。 13:07

係留ロープもこんな風に束ねて綺麗にしまいます。 足元に乱雑に置いてると
結構引っかかったりして危険なんですよね。 面倒でも整理整頓ですよ。 13:12

係留ロープを外し、廻りの安全確認を行い後進離岸します。 あっ、操船は私では
ありません。 ハンドルを切り過ぎると左舷先端部が桟橋にブチ当たるのでハンド
ルの切り過ぎには要注意です。 講師のサポートもあり無事離岸成功! 港内を
デットスロー(ほぼアイドリング)で走行します。 左右安全確認ヨシ! 13:15

YMBの外側にある護岸を通過し右折禁止の黄色い浮標を無事通過し、磁針方位
で90°に舵を保ち中ノ瀬方面へ向かいます。 午後の講習の始まりです! 13:21

後半へ続く・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます