北海道生活に憧れを抱く皆様、こんにちわ。
北国の冬は寒さが非常に厳しいです。 真夏なのに、もう冬支度か?なんて思われ
る方も多いのではないでしょうか?
何を隠そう風呂場では・・・ そんなオヤジギャグはさておき、実は私の家の暖房は、
薪ストーブなのです。 その薪の準備です。 冬に備え、薪となる木々を割って夏の
間に乾燥させるのです。 北海道は自然がいっぱいで薪もタダで入手出来ればよい
のですが、そう簡単には手に入りません。
昨年は、1ヶ月毎に80kmの雪道を通って薪屋さんから購入していましたが、今年は、
1年分まとめて購入してみました。 気合を入れ、有休休暇で対応してみました。

本日の旭川の天候は晴れ、最高気温は30℃の予報。 雨が降るよりはマシですが、
かなりの猛暑です。 朝10:00にトラックが自宅前に着きました。 発注は全部で6?
通常、1シーズン、一般家庭では、約8?くらい使用するそうですが、私の場合、会社
から、シラカバを2?程入手したので、今回は6?としました。 多分、この位で足りる
のではないでしょうか? 玄関側に4?降ろして頂きました。 トラックに積んである
状態では、意外と少ないような印象でしたが、降ろして、運んでみてその量の多さの
驚かされました。
家の裏側に運んで頂いた約2?強の薪です。 これだけで、フレーム込みで約2tの
重量がありました。 恐るべし、半乾燥の楢材・・・

こんな風にユニックを使い歩道に降ろして、空けます。 通行人の皆様、ご迷惑をお
かけしました。 道路の1車線もふさいでしまい、車両の通行も妨げましたね。 すみ
ません・・・ しかし荷物の搬入なので仕方ないですが・・・
搬送業者の方へ確認してみたんですが、薪の配達依頼って多いんですか・・・?
回答は、結構多いらしいです。 内地から来た人が憧れ?とか趣味で薪ストーブを
利用されるそうです。
ちなみに私も、内地の人と言うか、南国育ちなんですが・・・
別荘とか、ペンションとかからの受注も多く、富良野をはじめ羊蹄山の麓の方
まで配達しているとの事です。

ここも見ると、以外に少ないように思われますが・・・ 全くそんな事はありません。
午前中になんとか敷地内へ移動と思ったものの、一度に薪を2~4個くらいしか運べず
苦労しました。 半乾燥の楢材の為、重量が重く、気温は高いし、汗ダクでの作業です。
全く、数が減らず、途中で昼食をとり、気合を入れ直し、午後から作業開始です。 約
3時間の作業で裏側の薪は全部敷地内へ運び入れる事ができました。
こりゃ、マジで筋肉痛です。 適度な重さがあり、しかも、繰り返し作業で、正に、夏の
耐久へ向け、筋トレしているような感じです。

本当は、薪棚を作ってやろうと思っていたのですが、その6?の大きさのイメージ
が全く掴めず、今年は、暫定対応で、下に2本の下駄をはかせてみました。 あ、
雨の対応・・・? そんな余裕はありません。 って言うか、ブルーシートです。
まだ、買ってないので、後日買っておきます。
そして、玄関側には、外に一山とお隣さまとの境界側へ薪を積んでみました。
10:00から開始した、薪積み作業、約4.5時間の作業で15:00ジャスト終了!

どうですか? これが北国の生活ですよ・・・
でも、灯油を使って暖を取っている家庭が多いようです。 だって簡単ですよ。
家の外に、500L未満のタンクを装備して、後は配達してもらうだけですから・・・
それと、最近は、オール電化が進んでおり、電気料金が安いドリーム8(深夜電力
が使える)で、蓄熱式のヒーターを使う家庭が増えています。 現在、コストパフォ
ーマンス的にこの仕様が最強ではないでしょうか? 私の家もオール電化で、
床下暖房、(床暖房ではありません)が入っているのですが、これが深夜電力を
使えない為、昨年1ヶ月、約8万円の光熱費を叩き出し、こんなんじゃ、やってけな
い・・・ って事になり、薪ストーブで冬を越す事になったのです。
ちなみに、今回の薪ですが、 半乾燥楢材6?+送料(約1.5万)合計10万円でし
た。 これを高いと見るか、安いと見るかはあなた次第・・・
いや、いや、薪運びで、筋肉痛3日コースとなり、日ごろの運動不足を解消でき
・・・ そんな余計な事はしたくな~い!! 本日、有意義な有休消化でした。