パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

45冊目

2006-09-08 01:35:24 | Weblog
◎45「パワポ使いへの警告」榊原廣、2006、講談社



感想:
タイトルからしてナニ?と思いましたが、
内容は企画立案の方法について実践的に書かれた本です。
企画と企画書の違いから説いています。

筆者は博報堂のプランナーで、何をやっている人なのかよくわかりせんが、
イメージ的には外部顧客がマーケティング戦略の立案を依頼してきて、
それに回答するといった内容のような気がします。

企画に携わる人にとっては、まず最初に読んでおきたい本で、非常にお勧めです。
☆にしようかと思いましたが、ぼくにとっては普段やっている仕事の
再確認的な意味合いにしか感じなかったので、
「なるほどー」というサプライズがあまりなく、「そうそう」程度にしか思わなかったので◎になりました。

しかし良書であることは間違いなく、企画に携わる人の基本となる本でしょう。
発想の段階では絶対にパワポを使わない(要は企画書を書きながら、企画を考えることはできない)。
次に全体の流れをワードでまとめたら、ほとんど企画は完成したと同じで、パワポで企画書を書くという内容です。

ぼくの場合は、
1.これまでの実施事項
2.ターゲットと現状の把握=これが問題にあたり、あるべき姿と現状のギャップを示す
3.問題点と課題の抽出(筆者はこの課題の抽出が一番重要だと説いている)
4.課題から導き出される今後の活動計画
を、一本のストーリーとして成立するように企画を作成しますが、
大体このパターンに当てはめると企画は通ります。
また、発想の段階では、手書きで思いついたことを紙に次々に走り書きします。
パソコンを使うと融通がきかないし(例えば図とか絵)発想の瞬発力がなくなるので、
とにかく思いつくままに書きます。

企画にたずわわる人にとっては必須の本です。



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