パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

44冊目

2006-09-02 06:51:53 | Weblog
☆44「京都料亭の味わい方」村田吉弘、2004、光文社新書



感想:
久々の☆です。筆者は京都の老舗料亭「菊乃井」の主人ですが、かなり有名な人らしく、
テレビとか雑誌とかNHKの料理番組とかいろいろ出ているようです。

京懐石は何ぞやから始まって、料亭と割烹、東京への進出で終わっています。
語り口が軽妙で、あっという間に読み終えました。
関西弁で書かれているので、最初は読みづらいですが、すぐに慣れます。

京懐石と茶の湯との関係や、出される料理の順番など、
基本のところから書いてあり、素人にもお勧めです。
「菊乃井」での食事の値段は赤坂で20000円程度らしいので、そんなに高くはありません。
京都本店では昼の懐石もやっており、8000円程度~なので、
京都に行ったときには食べてみたいと思います。

「すきやばし次郎」で20000円の鮨を食べるくらいなら、「菊乃井」で京懐石を食べたほうが、
得するような気分になると思いますが、
そもそもそんな発想をすること自体が貧乏臭いなーとふと思うのでした。


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