ソウル3日目
この日は朝から雨、午前中はソウル郊外を観光する予定でしたが、雨なので、午後の予定と入れ替えて、市内観光とショッピングをする事になりました。
はじめに、世界遺産で「宗廟」と言う、朝鮮王朝の歴代の国王と王妃を祀ってある所に行きました。
年に5回、春、夏、秋、冬と師走には、重要無形文化財の宋廟祭礼が行われるとの事でしたので、そのような祭礼を見る事が出来れば、また違った印象を受けるだろうと思いながら宋廟を後にしました。
宋廟の正殿
途中、免税店に立ち寄り、昼食は「プルコギ」という、韓国風すき焼きでくせもなく、美味しくいただきました。
その食堂のサービスで、韓国の民俗衣装、シマチョゴリを貸してくれたので、みんなで記念写真ハイ、キムチ!
午後は陶磁器の有名な利川の青磁の窯元を見学。
花瓶を制作していましたが、二重構造になっていて、外側に細かい幾何学模様を彫っている所を見せてもらいました。
1ヶ所でも間違って切り取ってしまったり、上手く彫る事が出来ても、焼き上がった時にひびなど入ってしまったらダメだそうですので、根気と時間が掛る大変な仕事で、素晴らしい技術だと思って見て来ました。
陶芸一筋30年の張英安先生
粘土が内側に落ちないように
カッターで切り抜くところ
次の観光は世界遺産「水原華城」で、中国の万里の長城のような、周囲5.7キロの城壁が見もので、一個ずつ積み上げて造ったそうで、築城の由来は朝鮮第二十二代国王が亡き父の遺骸を、風水で最も良いとされた、この地に移し、その墓のそばに住みたいという願望からだったそうです。
ソウルタワーから市内を
タワーの下で民族衣装で儀式の練習風景
昼食のサムゲタンは若鶏のおなかに、高麗人参、もち米、ナツメ、栗、松の実、にんにくなどを詰め、2~3時間煮込んだスープのようなもので、肉も中の具も柔らかく、食べたら身体が暖かくなり、元気が出たような気がしました。
コラーゲンもたっぷりですので、これでまた、お肌がプリプリになったかしら?
世界遺産など、いろいろな所を見る事ができ、韓国の生活を垣間見て、美味しいものを食べて、満足の旅でした。
水原華城
市内に戻り、「南大門市場」という、韓国最大の総合市場で日用品や食料品、衣料品などのお店が所狭しと並んだ所を散策し、次に「仁寺洞」という、骨董品の町と言われている所を見て歩きました。
私は骨董品というより、土産物店が多く「南大門市場」と同じような感じを受けました。
夕食は「ミニ韓定食」で韓国のおかずが31種類もテーブルに用意されていました。
後から、韓国風茶わん蒸しが出ましたが、日本のような、なめらかさではなく、「す」があいたような感じ、でも味は良かったです。
夕食の後は、いよいよメンバー待望の「韓国エステ体験」で~す。
汗蒸幕、垢すり、オイルマッサージ、キュウリパック、入浴と1時間30分のコースでした。
初めて体験された方は「まな板の鯉、状態だった」と言って笑っていました。
次の日は、みんな一皮むけて、ピカピカのお肌でしたよ!
因みに、このエステもツアー代金に含まれていたので、とってもお得感がありました。
4日目
午前中は、ソウルタワー、免税店、昼食はサムゲタン(参鶏湯)を食べるという、オプショナルツアーに参加しました。
ソウルタワーは南山という標高265mの頂上にあるタワーで高さは約230mで、両方合わせると約500mの高さとなり、ソウルの街が360度一望できました。
ソウルタワー