昔、田舎に在住していたときのお話しです。
ある日の夕食はサンマでした。家族全員が揃い頂こうとした瞬間、停電になり食卓は真っ暗になりました。その時です。あっという間に猫が私の分のサンマを口にくわえて逃げていきました。
兄に、ボートしているからだ、と叱られ泣きそうになった私は、今は亡き母の分のサンマを半分分けてもらい食した懐かしい思い出があります。
その後、猫は満足そうな顔でニャンとも言わず、おとなしく座っていた光景が忘れられません。あの頃の大勢の家族に囲まれた賑やかで、楽しく、暖かい食卓風景は私の心の宝物です。
写真の猫は、法華経寺の野良猫です。
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