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18切符で赤穂城へ~

2007年03月30日 | お城(関西)

赤穂城  赤穂市上仮屋
花隈城を見た後、元町駅からまたJRに乗り、1区先の神戸駅で快速に乗り換えて姫路駅へ。そこから播州赤穂駅行きに乗り換えたら普通しかなかった。電車に揺られながらやっと播州赤穂駅に到着。

駅から城跡まで1kmはあるので、出来たらバスに乗りたい!と思って、バス乗り場へ行ったら、ちょうどバスが停まっていた。どのバスが城跡近くに行くかとか、どのバス停で降りたらいいかとかさっぱり分からないので、バスに乗り込んで運転手の所へ直行。城跡の方向へ行くか聞いたら、300m程離れた場所なら停まると言う。駅から歩いて1kmよりは楽できるからそれで十分だ。バス停は「大石神社」ってことで、それならバスに乗る事にした。降りるとき運賃表を見たら100円。激安だ!!

そこから少し歩いたら隅櫓や大手門が見えてきた。久しぶりなので、大喜びで写真撮影。大手門を入って枡形を抜けると、大石邸などの長屋門がある。そこから大石神社の方へ行ったら既に17時過ぎで中に入れなかった。ここの神社は初めて来たときはひっそりしていたのに、大河ドラマ「元禄繚乱」をやってから訪れたら、大石神社の参道に四十七士の石像がピカピカ輝いていて、これはやりすぎ!とかなり苦笑したものだ。でも、あれから歳月が経ったせいか、雨が降ったせいで濡れてたせいか、ピカピカはなくなり随分と場になじんでいた。参道の途中から北を覗いて見たら、こっちには土塁や石垣があった。あちこちに遺構があるんだなぁと初めて認識してびっくりした。この付近は三の丸だったようだ。

以前来た時、本丸の門や天守台が復元されていて随分変わったなぁと思ったのに、更に復元が進んでいた。大石神社から南へ進んで二の丸外堀を過ぎると本丸がある。本丸手前で西側を見ると土塁があり、石垣の積み直し作業をしていた。ここも整備するんだぁ、スゴイ規模の工事だなぁ。ここまで大規模にやれるなんて、予算はどこからおりたんだろう?とふと思ってしまった。大規模復元工事というと熊本城を思い浮かべるが、熊本城も本当に随分とカッコよくなったもんなぁ。名古屋城も頑張って欲しいものだ。

本丸内も既に時間が遅くて入れなかった。ちょっと残念だが、一応天守台は見てるしまぁいいかと慰める。せっかくだから、公園の反対側へ通り抜けながら、他の門を2つ見ることにした。本丸の北東側にあった土塁が見事で、この付近も石垣を積み直すような雰囲気があった。反時計回りで、本丸周囲の水堀や門を見て楽しんだが、ここの水堀には藻が浮いているのか??最初、赤い堀を見た時に、堀を埋めて赤色で舗装してあり、歩けるようになっているのか?と思ったけど、よーく見ると水が入っている。一面に赤色になっているのは、藻か何か浮いているのか?密集していて隙間がないから、気づかないと堀へ下りてみようと思って、水浸しになりそうだ。(写真のような赤い堀が続いていた)

本丸南側の埋門を見てから南へ歩き、水手門を出て、水堀と石垣が道路沿いに続いているのを歩いた。
かなり歩いた気がするけど、まだまだ見ていない場所も沢山あるんだろうな。今日はこれで切り上げと思って、宿に入った。
ホテルの部屋から赤穂城が見えて、ご満悦な一日だった。次は2日目に続く~
http://www.geocities.jp/ikomaihyogo/harima/akou.html