にこにこ堂「ちえまる本舗!」

編み編み大好きなハマのおばはん。闘病の日々ですが、明るい気持ちで頑張っています!!負けないぞ!!

手毬寿司

2005-06-03 | 介護アイデア
これも、ラップを使った工夫です。
にぎりのお寿司をそのまま一口で食べようと思っても、ちょっとでかくてつらいものがありますよね?
で、当然半分にしたのですが、ちょっと箸でつまんだら崩れてしまいました。
で、もう一度ラップにくるんでぎゅっとむすんだら、あらかわいい
コロンとした手毬寿司みたいになって、しかも落としても崩れませんでした。
箸でつまんだときににぎりが弱いと御飯がバラバラになってしまうので、この方法は正解でした。
きゅうちゃんの健側の手も、利き手ではないのでなかなか力が入らないようです。しかも遠近感がないので、箸を使うこと自体、かなり大変なのだと思います。
退院した頃、訪問してくださった歯科衛生士さんが
「お箸やフォーク、スプーンで食べづらかったら、手で食べちゃえばいいのよ」
いっいくらなんでも・・・
この時も、負けず嫌いのきゅうちゃん、私が買ってきた介護箸で、毎日一所懸命食べる練習を始めたのでした。

麺類を美味しく食べたい!!

2005-06-03 | 介護アイデア
食事で一番の難題はやっぱり麺類でしょう
うまくすすれないので、乾麺の場合は必ず半分の長さに折って茹でています。
いろいろ試してみた結果、(すでに茹でてある)生めんの玉より乾麺の方がなぜか箸に引っかかりやすいので、食べるときに楽
私もきゅうちゃんよりもよく溢したり、つまんだものを箸から落としたりするので乾麺命!!です
ただ、ラーメンの時だけは生麺です。ポイントは、鍋で沸騰させて、麺に芯がなくなったらすぐにザザッ!とざるに開けます。
冷ましてから食べ始めるので、その頃にはちょうどいい硬さになっているというわけですが、ここまで到達するまでは、かなりの失敗がありました。

とにかく熱いと食べることができないので、冷めて丁度いい具合にしてあげたいですよね?
スープも少し冷ました状態で麺を入れると、比較的早く冷めてしかもそれほど伸びたりもしません。
私も同じようにして食べます。麺がふやけて量が増えるので、何だか得をした気分で嬉しくなります(笑)

ざるそば、ざるうどん、スパゲティー、焼きうどんなどは、全てイラストのような盛り方に定着しました。
ちょっとずつひとまとめにして盛っておくと、食べるとき、ちょうどいい具合に、一塊になってお箸にくっついてくれるのです。お年寄りにもいいかもしれないですね。
退院したての頃は、とにかく
「麺類は無理」と、諦めて、麺類を目の敵のように思っていましたが、
「なんとか食べてやろう
「できないと諦めてしまったら何もできない
「きっと何かいい方法があるハズ
時間はかかったけれど、今ではほとんど普通に食べることができるようになりました。
負けず嫌いの性格と、前向きな考え方をするようになったきゅうちゃんの大勝利だね