光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

新春の船橋②-明治の灯台・灯明台の内部

2020年01月07日 | 日記
 
元旦の午前10時半頃船橋大神宮を参拝。その後境内の高台にある灯明台を訪問しました。毎年見学に行っているのですが、何度行っても明治時代の雰囲気に魅せられてしまいます。





 まず灯明台の周りを一回りし、何時もは見られない角度から灯明台を撮影。この灯明台は明治13年(1880年)に完成し明治28年に廃止されるまで、政府公認の私設灯台として活躍しました。

 木造瓦葺の3階建てで、1階と2階は和風建築。3階は西洋式灯台の建築様式を取り入れた和洋折衷の建築物です。



灯明台は大神宮の境内奥の小高い丘(標高27m)に建てられているので、1階に入ると下の境内が一望できます。また1階隅の四方には太い柱が斜めに設置されています。





そして急な階段を昇ると2階部分です。部屋は角度が付いていて台形のようになっています。ここからの眺めもとても良いです。明治時代は海が良く見えたのでしょうね。





 2階の中心部から3階の灯室が見える様になっています。ただ3階に上がる事はできません。



 明治の頃の光源は石油ランプに錫製の反射鏡を使い、光が11km(6海里)程届いたそうです。石油を3階まで運ぶのも大変だったでしょう。苦労がしのばれます。灯明台の見学を終え境内に出て再度灯明台を撮影、船橋駅に戻りました。




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