光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

灯籠坂大師の切通しトンネル-富津市

2023年11月08日 | 日記

 10/18(水)ツレと保田漁港を撮影した後、国道127号内房渚ラインを一路木更津に向けて走行しました。途中JR竹岡駅付近で、この近くにある灯籠坂大師の切通しトンネルのことを思い出し、寄ってみることにしました。

  竹岡駅から4~5分127号線を上総湊方面に走ると城山隧道です。隧道の出口側に赤い鳥居のようなゲートがあり、それを入ると灯籠坂大師の駐車場です。駐車場には乗用車が2台とバイクが3台止まっており、バイクの周りにはライダーが数人いて雑談をしていました。駐車場の先に灯籠坂大師入り口と刻まれた石柱があり、その横のトンネルを進みます。

 このトンネルの下にはJR内房線が通っており、運がよければ列車の通過音と振動が味わえます。

 このトンネルを出るとT字路になっており、右が灯籠坂大師の切通しトンネル。すごい迫力のトンネルで、霊気が風になって押し寄せてくるようです。

 上を見上げると切り通し部分から光が綺麗に差し込んでいます。この切り通し部分とトンネルの部分を合わせると長さが100m位になり、高さは約10mもあるそうです。

 ゆっくり写真を撮りながらトンネル内を進みました。すると後ろから1台のバイクが私たちを抜いていきました。このトンネルは最初バイク仲間の口コミで有名になった場所で、よくバイクとトンネルの写真がUPされているのを見ます。

 トンネルを抜けると左に鳥居があリ、上の灯籠坂大師堂に行く階段が続いています。この大師堂付近で弘法大師空海が行脚中に腰を下ろしたという伝説が有る場所で、切り通しトンネルは大師堂に続く参道となっています。

 バイクの人も鳥居付近で自撮り写真を撮影していました。

 トンネルや太師堂そして周囲の光景を撮影した後、涼風の吹き抜ける灯籠坂の切通しトンネルをくぐり駐車場まで戻りました。不思議なことにトンネルの中を歩くだけで、パワーを頂いたよう感じます。そして気合いを入れてハンドルを握り、木更津の自宅に戻りました。