光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

失われゆく木更津の厄除け・ツナハリ②

2022年01月20日 | 日記
 
  ****このブログは本来昨1/19にUPする予定でしたが、手違いによって遅くなり20日に伸びてしまいました。申しわけありません。またオミクロン株が広がっている今日この頃、当ブログも取材や旅行が出来なくなり、当ブログ以降は不定期更新にいたします。コロナ禍が落ちついたらまた戻したいと思います。それまで宜しくお願い致します。管理人****
 
 ツナハリの撮影は2022年1月15日にも行いました。午前8時頃なので人影は殆どありません。私たちが空を見上げて藁製のイカやタコを撮影していると、それは何ですかと逆に付近の住人から聞かれる始末です。住民が入れ替わりツナハリを製作していた人達が亡くなり、他から新住民が移り住むようになったからでしょうね。





 トップの写真は中島地区の吉祥天付近のツナハリと小梵天、次は吉祥天の入り口付近に張られたツナハリです。この付近がツナハリの密集地です。そして下は金田に近い中島地区のツナハリ、周りのツナハリより背が高く時期が来ると整然と張られています。





  三井アウトレット近くの道路上にもツナハリの姿が見られます。一本の電柱に藁人形等が括り付けられています。昨年までは2本の棒にツナハリが付けられていたのですが、今年は一本になってしまいました。下の写真が2本の時の物。2018年1月に撮影しています。





 アウトレット駐車場横の電柱にもツナハリが付けられていました。昨年ツレが見つけたのですが、目立つところではないので気付きませんでした。。しかしもうタコの藁飾りが下に落ちていました。車に引っかけられると、直ぐに取れてしまいます。貴重なものなので大事にしてほしいものです。



 またこの他、牛込地区には2~3年前までツナハリが張られた場所が何か所もありました。その写真も多数撮影してあります。特にこの下のツナハリは牛込漁港近くの方に詳しく説明していただいたものです。他のツナハリもトラックの通行の為に1本の棒に取り付けるようになったものばかり、どれも貴重なツナハリでした。今年もそこに行って見たのですが、もう影も形もなくなっていて残念です。