光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

磨崖仏の岩谷観音堂・十日参りを見学-富津市

2020年08月25日 | 日記
 
 8/10(月・祝)気温が高く少し歩いても汗まみれになる蒸し暑い日でした。ツレと富津市数馬地区の岩谷観音堂やぐら群(洞窟)を訪問。1年に1度この日に行われる十日参りを見てきました。

 沢山の磨崖仏が彫られたやぐら群は古墳時代の横穴を再利用して彫られています。伝説によると奈良時代の高僧行基上人(奈良の大仏製造の責任者)一夜の作とも伝えられている神秘の洞窟です。



 この岩谷観音堂に着いたのは午後1時頃。この8/10は1年に1度観音堂の扉が開かれ、奥の第1窟に刻まれた阿弥陀如来像や観音菩薩像を見る事が出来ます。観音堂に入り、ロウソクとお線香を購入して参拝。正面の像と縄文時代の石棒を許可を得て撮影しました。初めて拝見した第1窟、神秘的な佇まいに感動しました。





  その後第2窟等他の磨崖仏を見学、撮影しました。この日はやはり普段の日とは違い多くの人が来ています。その為か第2窟は照明が点いていて見やすくなっていました。






  女性の見物人も多く、身近に見える磨崖仏に感心していました。





 今回は少し磨崖仏に接近し、仏の横にある文字も撮影。彫った人の息吹が感じられるようで、親近感が湧きました



 ツレもライトに照らされた磨崖仏を熱心に撮影していました。帰りには観音堂にいた係の人からお菓子と飲み物をいただき感激です。また来年も来ますからと言葉を交わし帰宅しました。