第25回 東京国際映画が開催されていますが・・・
「コリアン・シネマ・ウィーク2012」は10/20~23の本日まででした。
最後の日、本日 PM3:30~の「ママ」を四谷3丁目にある『駐日韓国大使館 韓国文化院 ハンマダンホール』で
観て来ました。
東京国際映画祭 「コリアン・シネマ・ウィーク2012」 (2012年 10月 アイビー韓国日誌)
監 督 : チェ・イクファン 出 演 : オム・ジョンファ/キム・ヘスクほか
ストーリー
様々な境遇の中で暮らす母と子供たちが織り成す感動ドラマ
筋肉の病を患う11歳の息子との世界旅行を夢見て熱心に働くママ・ドンスク。
有名声楽家の母・ヒギョンと母のマネージャーをする娘。
英語講師の優しい息子を持つオクジュ。3組の母と子が織り成す感動のドラマ。
あらすじ・・・『世の中には,お母さんの数と同じだけのドラマがある。三組のお母さんと子供の感動のドラマ。
ヤクルトを配達して,午後には他の家の清掃までする愛するうちのお母さん。
歩くこともできず,5年しか生きられない病気にかかった私に世界旅行をさせてあげると言って一生懸命です。
そんなお母さんのために私ができることは,一人で歩く練習,そしてルーブル博物館を勉強することくらいです。
お母さんは,具合がとても悪いようです。神様,先生,私の心臓をあげてげていいです。うちの母さんを助けて下さい。
うちの母さん,いやチャン教授は,大韓民国ナンバーワンのソプラノ。
優雅に振る舞うお母さんの後,衣装包みを持って孤軍奮闘する永遠の侍女が,まさに私だ。
学芸会の時に流行歌を歌ったのは浅はかだといって背を向けたお母さん。
頭にきて大学も省略して,浅はかにも同い年の男に嫁入りして子まですぐに産んだ。
ところが夢があったのかだって? もう堪えられない。オーディション番組に出て,高慢な顔に釘を打ってみるか。
乳癌の通知を受けたお母さん。手術を早くしなければならないのに,女として胸の片方を取り除くことはできないと言う。
そのうえに何?死ぬ前に初恋のトクスさんに一度会いたい。
お父さんに殴られながら生きてきたお母さん,おれがどんな事があっても守ってやる。
英語講師と固く信じているお母さんにこっそりと,うちの組織のやつらをやって,そいつの初恋とか,何というかサーチしてみないと。』
タイトルを聞くだけで・・・泣く映画だと確信してましたが・・・笑いもあり・・・
きっと鑑賞された方もこんな違った感動シーンがあったなんて思わなかったのでは??
3組のママのストーリーなんですが・・・
中心のママはオム・ジョンファン演じるママ・・・
息子の短い命に親子で世界1週旅行を目標に必死で働く、また自分の病気になり・・・
息子より命の短さを知り・・・途方にくれながらも明るく振舞うことがママの役目。
どんな時でも子供を思う母の決断・・・
アイビーは最後に「希望」のメッセージを人々から受けるシーンに号泣でした!!
こんな暖かいシーンは初めてです。
また、ママ目線ではなく・・息子や娘に視線で描かれた親子の話。
ヤクザなのにママのために英語の教師と偽り、優しく、頼もしい息子を演じながら・・・・
子分にママの初恋を探させ、脅しで初恋の思い出を壊さないように・・・計画を立てる息子。
わがままで自分勝手のソプラノ歌手で舞台に立つママのマネージャーを務める娘。
自分の夢を捨ててママのために頑張っているのに・・・貶されることに怒りを感じたとき・・・自分の夢にチャレンジして反発すること・・・
どの家族にも大切なものがあることを伝えてくれています。
心から暖かい気持ちになり・・・
自分も大切な家族がいることに感謝しています。
ママ・・・日本語では「お母さん」・・・
韓国語でお母さんは『オモニ』・・・ママは『オンマ』・・
韓国ではほとんどの子供が「オンマ」と呼びます、男の子も!!ビックリしましたが・・・今はそれが自然に思えてきました。